2019年3月5日 更新

学生結婚のメリットとデメリット!医学部で多い理由と学費の実情も

学生結婚についてどのようなイメージを持っているでしょうか。妊娠を機に学生のうちに結婚する人は多いですが、就職などでデメリットがある場合もあります。しかしながら、医学部では子供なしでも学生結婚をしている人もいます。学費免除などの制度もしっかり調べてみましょう。

目次

どう解消する?学生結婚の経済的不安

Bitcoin Cryptocurrency Digital - Free photo on Pixabay (88013)

学生結婚には色々なメリットやデメリットがありますが、その中でもやはり一番気になるのは自分たちの生活費や学費、子供がいれば出産費用や養育費を含めた経済的な不安ではないでしょうか。

学生結婚をしている人は、そうした経済的な不安にどのように対処しているのでしょうか。経済的な不安の解消方法を紹介していきます。

親に金銭的援助や協力をお願いする

Frozen Blossom Bloom - Free photo on Pixabay (88014)

学生結婚の中でも、特に予期せぬ妊娠によって急に結婚を決めた場合には経済的な援助を双方の両親に頼むケースが一般的です。出産費用などの高額なものばかりではなく、就職するまでは両親からお小遣いのように毎月定額の援助を受けている家庭も珍しくはありません。

しかしながら、両親から経済的な援助を受けるには当然ながら両親の同意を得て結婚する必要があります。たとえ同意があったとしても「就職して三年後までには全てのお金を返す」などの約束をしなければ援助が期待できない場合もあります。結婚をするということは、たとえ学生であっても基本的には金銭的な問題も全て自分たちで解決しなければならないと考えておきましょう。

結婚や出産にかかる費用や補助金について調べる

Student Typing Keyboard - Free photo on Pixabay (88015)

入籍自体は書類一枚で行うことができますが、新居を用意したりそこの家具家電を揃えたり、子供がいれば妊婦検診の費用や出産費用、生まれてからのベビーグッズや定期健診の費用などを捻出しなければなりません。

学生結婚をする際には、単に入籍するだけではなくそういった面でどれくらいのお金が必要なのか調べておきましょう。自治体によっては、結婚や出産に補助金が出る場合もあるので、そうした制度があれば利用することで少し楽になる場合もあります。

アルバイトをするなどして収入を得る

Coins Banknotes Money - Free photo on Pixabay (88017)

たとえ両親からの援助や補助金で一時的には金銭面での問題が解消されても、やはり基本的には世帯を持つ以上は自分たちの生活費は自分たちで確保する必要があります。学生結婚をすると決めたのであれば、今までアルバイトをしたことがない場合でもしっかりアルバイトをしてお金を稼ぐようにしましょう。

新規にアルバイトをする場合は、単に時給の良いものを選ぶのではなく社員登用などの制度があるものを選んだ方が生活が安定する場合もあります。どのようなアルバイトなら自力で生活していけるのか考えてみましょう。

学費免除が適用になるか調べる

Library Books Education - Free photo on Pixabay (88023)

大学によっては、学生結婚をした夫婦に対して学費免除という制度を用意している大学もあります。しかしながら、この制度を利用するには親の扶養に入っていないことはもちろん、自分で授業料を払っているなどの色々な条件が必要になります。また当然ながら大学の制度ですので成績が優秀であることも必須条件である場合が多くなります。

学生結婚をして金銭的に厳しいのであれば、大学に学費免除の制度がないか調べてみましょう。もし制度を利用できる条件が整っているのであれば、申請してみるのもおすすめです。

医学部は学生結婚が多い!子供なしでも結婚が早い事情

Computer Business Typing - Free photo on Pixabay (88025)

学生結婚をするケースの中で一番多いのは、妊娠によって結婚の時期が早まったというケースです。しかしながら、医学部に関しては子供がいなくても学生結婚を選択する人が他の学部に比べて多いと言われています。

なぜ医学部は子供がいなくても学生結婚をする人が多いのでしょうか。医学部に学生結婚が多い理由を解説します。

医学部は卒業までに6年かかる

Calendar 2018 Year - Free image on Pixabay (88026)

医学部と薬学部は卒業までにかかる年数が他の学部よりも2年長く6年かかります。そのため、当然ながら学生である期間が長いため早めに結婚を選択する人も増えてきます。

また、医学部や薬学部を出てすぐに就職する場合は大学生活は6年で終わりますが、仮に学部を卒業した後でさらに勉強しようと思って大学院に進学する場合はさらに2年以上学生である年数が延びます。結果、大学を卒業して社会人として働き始めるのが24歳~26歳以上になることも珍しくないため学生結婚をする人が多いと言われています。

就職後は時間的余裕がない

Time Clocks Hourglass - Free photo on Pixabay (88027)

医学部を卒業して医師として働き始めると、一般企業に就職した場合と違って時間的な余裕がほとんどありません。当直勤務などで夜間も仕事をすることもあれば、研修医としての給料だけでは足りていなかったりさらに他の経験を得たいという考えから、空き時間は違う病院でバイトをする人もいます。

研修医として忙しく働いていると、入籍はおろかデートなども難しく恋人と会う時間もそうそう作れません。そういった仕事状況を見越して、既に卒業後に医師として働くことを決めている場合は早めに入籍をする人たちもいます。

将来的に安定した収入が見込める

Graph Growth Finance - Free image on Pixabay (88028)

医師は国家資格ですので、卒業後は基本的に安定した収入が見込めます。仮に就職した病院から転勤になっても、専門医の資格によってはすぐに良い条件で次の勤務先を見つけることができるので収入面で困ることはほとんどないと言っても良いでしょう。

そのため、学生結婚をして最初は双方の両親に金銭的な援助をもらったとしても「卒業から五年以内には全て返済する」などの約束をしやすくなります。そのため、他の学部の学生結婚に比べて両親も金銭的な援助を認めやすいという状況もあります。

結婚式を考える時に就職前の方が面倒事が少ない

Bride Marry Wedding Red - Free photo on Pixabay (88029)

入籍をして結婚式を行いたいと考えた場合、不規則な勤務の医師は結婚式も面倒になってしまう可能性があります。自分の時間がなくほとんど打ち合わせに行けないということはもちろん、職場の人もシフト制で不規則な勤務をしているため結婚式に招待しづらいこともあります。仮に結婚式に招待していても、患者が急変したなどの理由で出席が難しくなってしまうケースもあります。

そのため、就職後に結婚式を開くのは色々な調整が大変面倒になってしまいます。そうした面倒を避けるため、学生時代に入籍と結婚式を済ませたいと考える人も少なくはありません。

3 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪