2019年2月20日 更新

結婚年齢が法律で引き上げ!結婚年齢の平均とあなたの結婚年齢を診断!

2022年4月から女性の結婚年齢が18歳に引き上げられます。とっくに18歳は過ぎている私はいつ結婚できるの?と焦っている人も多いのではないでしょうか。結婚について知識をつけ、自分に一番合ったタイミングで結婚しましょう!

結婚年齢が変更になります

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結婚年齢とは、法律上婚姻関係が認められる年齢、つまり結婚できる年齢のことです。現在の結婚年齢は戦後直ぐに作られた法律によるもので、結婚年齢は時代の移り変わりに取り残されたまま、70年以上も法律は変わりませんでした。

しかし、年齢に男女差があることから度々議論にあがり、ようやく2022年4月から女性の年齢が2歳引き上げられることとなります。
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晩婚化が進んでいると言われる現在、結婚年齢が引き上げになることにより、これからどんな影響が考えられるのでしょうか。

また、現在の結婚平均年齢は何歳なのか、結婚が「早い」「遅い」ことに対してのメリットデメリットはどんなものがあるかなど、これから結婚を考えている方の疑問を解決していきます。

あなたはいつ結婚できるのか、占いよりも堅実な簡単チェックで診断もできます。ぜひ試してみてください。

法律が変更してから結婚年齢が引き上げになる

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現在の法律で定められている年齢を変更し、男女とも18歳以上に引き上げるという民法改正案が2018年3月に閣議決定され国会に提出されました。

結婚年齢については議論をされてきていましたが、法律改正までの道のりは険しく、ようやく今回の法律改正されることで年齢が引き上げられ、結婚年齢の男女差がなくなることになりました。

現在男性18歳、女性16歳

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2019年現在、日本の法律では男性18歳以上、女性16歳以上になれば結婚することが認められています。

結婚年齢は1898年に男性17歳から、女性15歳からと法律で定められ、現在の男性18歳、女性16歳に引き上げられたのは1947年の戦後すぐ、70年以上前に定められた法律です。

初めて結婚年齢が定められた当初から男女の年齢には差がありました。なぜ男女の年齢に差をつけたのでしょうか
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理由は大きく3つあると言われています。

1つ目は「男性よりも女性のほうが心身ともに発達が早い」と医学的に言われてきたこと。2つ目は、日本の風習で年上の男性と結婚する女性が多く、その差も3歳から5歳だったので、2歳の差への違和感がなかったこと。

3つ目は、男性は外で働き、女性は家庭を守るという考えから、自然と結婚後は男性が女性を支えていく立場になり、それゆえ高校をきちんと卒業し母子をしっかり養える立場になってから結婚をすべき、という理由でした。

法律変更後男性18歳、女性18歳

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結婚年齢を法律で定めてからずっと男女差のあった年齢ですが、2022年4月1日以降は女性が18歳に引き上げられ、初めて男女差がなくなります。

女性の高校進学率が上昇したことを背景に、女性も社会に出て働く人が増え、女性は結婚したら家庭入るという考えは古く、結婚年齢の男女差は男女の不平等を助長するものだという批判がでるようになりました。

さらには国連から2003年に男女の結婚年齢に差があるのは差別的だと勧告を受けたことにより、結婚年齢にある差を引き上げ、見直すこととなりました。法律上の結婚年齢の差が議論に出始めてから数十年。ようやく男女差はなくなります。
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また、同時に成年年齢という「一人前の大人」として認められる年齢も現在の20歳から18歳に引き下げになります。

現在は結婚していても未成年という位置づけで、何をするにも親の承諾を得なければなりませんが、2022年4月の引き下げにより18歳で成人したら結婚ができるということになります。

ただし、高校3年生の時点で誕生日を迎えると18歳になるため、法律改正で高校生でも成年となり、親の許可なく結婚できてしまうリスクがあります。

結婚年齢引き上げになるとどうなる?

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厚生労働省の統計によると、2015年に18歳未満で結婚した女性は1,357人。一定数18歳未満で結婚している女性がいるのは事実ですが、最近は減少傾向とのこと。

これにより法律上女性の年齢を2歳引き上げても影響は大きくないと政府は判断していますが、引き上げに対しての世間の反応は賛否両論です。

賛成派としては、男女の不平等さがなくなること、また女性は早く結婚するべきだという固定概念をなくすきっかけになるという意見があります。
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反対派の意見としては、日本は現在晩婚化とともに少子化も加速しています。結婚年齢の引き上げが、少子化を助長するのではと懸念しているのです。

しかし16歳から18歳で結婚をしている女性の数が多くないこともあり、女性の結婚年齢を引き上げと少子化は直結する問題ではないと言えます。
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もうひとつは未婚の母が増えるのではないかという懸念です。厚生労働省の統計によると、18歳未満で出産している女性は、毎年3,000人ほどいます。

法律の改正により結婚ができなくなると、産まれた子は法律上母親である女性とは同じ戸籍になりますが、父親とは別戸籍になってしまうという問題が生じてしまうのも事実です。

【診断&占い】あなたはいつ結婚できるか

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年齢引き上げの法律改正により、結婚に対して社会で何かしらの変化が起こることになるでしょう。晩婚化が進むのか、あまり影響がないのか、気になるところです。

しかし一番気になるポイントは「自分はいつ結婚するのか」ということ。特に結婚平均年齢を過ぎると気にしないではいれません。診断ができるのであればしたいものです。

あなたは占いを信じますか?占いで恋愛事情から結婚時期まで占い師に占ってもらう人も多いでしょう。インターネット上でも結婚年齢を占い師に占いで診断してもらえるサイトがたくさんあります。
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占いサイトが多いということはそれだけ関心が高いということ。街で見かける占いでも結婚年齢をズバリ診断してくれるところも人気です。

占いにもいろいろありますが、多くの占いは個人の生活情報や性格を考慮せずに診断します。あなたの生活をみて診断してくれるわけではありません。占いで出た診断を信じるのもひとつの方法ではあります。

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