2019年3月13日 更新

一姫二太郎の意味と語源は?一姫二太郎のメリットや育て方も

一姫二太郎の意味を知っていますか?実は多くの人が間違って理解しています。なぜそのように言われるようになったのか語源を詳しく解説します。また、一姫二太郎の育て方、メリットデメリットも!みんなは三人目についてどう考えているのかを調査しました。

目次

一姫二太郎の意味と語源

Brothers Family Siblings - Free photo on Pixabay (100378)

「一姫二太郎」と言う言葉を知っていますか?3割も間違えた意味で理解している、という調査結果もあります。

子供を授かった夫婦に、間違って使ってしまったら大変!正しい意味を知り、周りとのコミュニケーションや育児に是非活かしてみてください。

一姫二太郎の意味

Adorable Boy Children - Free photo on Pixabay (100379)

「一姫二太郎」とは、 一人目に産む子供は女の子、二人目に産む子供は男の子であるのが理想的」という意味の諺です。海外には、『 The lucky man has a daughter for his first born 』(幸運者は第一子に女の子を授かる)という諺もあり、世界でも一姫二太郎が良いと思われていることが伺えます。

なぜこのような言葉が生まれたかと言うと、女の子の方が育てやすいといわれるからです。初めての育児は慣れていないので、育てやすい女の子の方が良いでしょうと言うものです。

さらには、女の子の方がお手伝いをしてくれるので、2人目の子が生まれたときのお手伝いを期待できる、と言う考えもあります。

慰めの意味も

Desperate Sad Depressed - Free photo on Pixabay (100380)

日本では古来より、後継のため長子に男の子を望むことが多くありました。そんな中、女の子が産まれてしまうと、役立たず、と言うことになってしまいかねません。

そこで、一姫二太郎という諺を使い、女の子が長子でも良いことがあるのだよ、とお母さんを慰めるための意味もあるとされています。さらに、女の子の長子で育児に慣れてから、大切な後継の男の子を育てられるとも言われます。

後継のために男の子を!というプレッシャーからお母さんを守るために生まれた言葉なのです。

一姫二太郎の間違えた解釈

Mistake Error Question Mark - Free photo on Pixabay (100384)

ある調査によると、3割の人が間違えて意味を捉えていました。一姫二太郎は、「1人の女の子と2人の男の子の合計3人の子供をもうける」と思っている人がいます。

太郎とは「桃太郎」「浦島太郎」「金太郎」のように男児名として使われます。ですので、二太郎を2人の男の子と考えたのでしょう。

しかし、「太郎」とは長男を指す言葉であります。それを理解できていると「二太郎は第二子が男の子である」という意味で捉えることができます。
Aubergine Bio Diet - Free photo on Pixabay (100386)

また「一姫二太郎三なすび」という言葉を聞いたことがありますか?これは間違っています。

「一富士二鷹三茄子」と混ざって、このような間違った言い回しが生まれました。「一姫二太郎」は第三子までは言及していませんので、混同しないように注意しましょう。

どうやって育てたらいい?一姫二太郎の育て方

Parenthood Children Girl - Free photo on Pixabay (100385)

子供が2人いる場合、特に一姫二太郎だった場合に他の性別の組み合わせよりも、育児で注意すべき点はあるのでしょうか。

二太郎は病気になりやすかったりやんちゃだったりして、手がかかります。そのことで、一姫や二太郎にしわ寄せがいくことになります。

性別の特性に頼りすぎず、同じように扱うよう心がけましょう。

長女を頼りすぎない

Siblings Brother Sister - Free photo on Pixabay (100388)


必ずしもそうとは言えませんが、女の子はお母さんの手伝いをしたがる子が多い傾向があります。また、女の子はしっかりしていることが多いので、指示を的確に守ることができます。

長女の年齢は関係なく、一姫と二太郎とお母さんで日中生活していると、ちょっとしたことで長女を頼りたくなるものです。たとえば、「おむつ取って」「二太郎に教えてあげて」など、長女に母親の仕事をやってもらうことがあります。
Hands Love Hand - Free photo on Pixabay (100389)

長女は最初は楽しんでやってくれますし、二太郎の世話に追われて大変なお母さんを助けたいという気持ちもあり、遊び感覚で積極的に手伝ってくれます。しかし、それが頻繁になると、お母さんも長女にやってもらうことが当たり前になってしまい感謝を忘れ、長女にとって義務となってしまいます。

長女がしっかりしていると言っても、子供です。長女だってお母さんに甘えたいときもあるでしょう。

二人ともが子供であるということを忘れず、長女に頼りすぎることなく、甘えさせてあげることを忘れないようにしましょう。

長男ばかりを可愛がらない

Boy Outdoor Human - Free photo on Pixabay (100392)

二太郎が産まれる頃には、多くの一姫はおしゃべりが上手だったり、年の差があればかなり大きくなっています。そのため、産まれたばかりの二太郎は小さく幼くとってもかわいく見えるものです。

二太郎が大きくなっても一姫よりは幼いため、ずっとかわいく映るでしょう。二人が同じことをやっても、一姫は大きいのでできて当たり前なことも多く、どうしても二太郎ができたことを褒めてしまいがちです。

そして、「息子は母親の小さな恋人」と言われるように、母親にとって二太郎であるに関わらず、男の子はかわいく見える傾向があるようです。しかし、一姫だけをよく見てみてください。
Love Child Family - Free photo on Pixabay (100394)

すごく頑張っていませんか?すごくかわいくないですか?

きっと一姫は周りにもっと見てもらいたいはず。一姫ばかりを優先する必要はありませんが、二太郎の事に取り掛かる前に、一姫の様子を気にかけてあげましょう。

2人を比べない

Kids Parents Husband - Free photo on Pixabay (100396)

子供2人が同性の場合よりは比較することは少ないですが、それでも性別を比較してしまうことがあるでしょう。「女の子だからおとなしい」「男の子だからすぐ病気になる」など、性別に由来することで比較しやすいものです。

しかし、性別による差別は性への感覚が歪んでしまいかねません。この性別の組み合わせに限った話ではないですが、一姫は一姫、二太郎は二太郎、比較してはいけません。

1 / 6

関連する記事 こんな記事も人気です♪