2019年3月26日 更新

女尊男卑の例と男女の本音!日本の女尊男卑に対する海外の反応は?

現代の日本では女性に対する様々なサービスや待遇があり、その過剰な優遇にうざいと思う人々も存在しています。今回は、日本の女尊男卑について、そもそも女尊男卑の読み方や意味に加えて、海外の反応などを具体的な例を挙げてご紹介したいと思います。

女尊男卑に男性はうんざり

Man Sitting Back - Free photo on Pixabay (115403)

日本は昔から男尊女卑の思考が強い国だと思われていましたが、昨今では女尊男卑の考えやその考えに基づいた政策や制度が多く、男性よりも女性が大切に扱われすぎているのではないか?というように感じている人々も少なくないようです。女性は優遇されていることに悪くは思わないと思いますが、なんで女性ばかりと感じている男性は多いようです。

しかし、他の意見では「日本はいつまで経っても男尊女卑だ」なんて言葉も聞こえてきたりするので、日本は完全に女尊男卑の国になってしまったというわけではないのかもしれません。

女尊男卑とは?

Man Woman Ford - Free photo on Pixabay (120131)

女尊男卑とは、漢字の通り女性の方が男性よりも偉く優れているという思考や、制度やサービスのことを言います。現代の世の中には、男性を優遇する制度やサービスよりも、女性を優遇する制度やサービスが多数存在しているように見受けられます。

女尊男卑という言葉よりも男尊女卑の方が聞き慣れているという方もたくさんいると思いますが、そもそも女尊男卑とはどういう意味なのか、正しくはなんと読むのかをご紹介します!

読み方/意味

Thought Idea Innovation - Free photo on Pixabay (121021)

女尊男卑とは“じょそんだんぴ”と読みます。男尊女卑は“だんそんじょひ”と読むため、“じょそんだんひ”と間違われることが多いですが、女尊男卑の場合の“卑”は“ぴ”と読みます。女尊男卑の意味は男尊女卑と真逆の意味で、「男性の地位よりも女性の地位が上だ」とする思考や、その思考に基づいた制度のことをいいます。

かつて、多くの文明国では「男性の地位が上で女性は下」という“男尊女卑”の思考が多く、性差別とのことでその思考が禁じられることになり、その後男女を平等に扱う為に女性を過剰に優遇する制度が多く存在しました。現在でもその名残でそういった制度は多数存在している為、女尊男卑という言葉が今でも使われているのでしょう。

男尊女卑との違い

Poses Female Education - Free photo on Pixabay (121023)

女尊男卑とは真逆の意味の男尊女卑ですが、女尊男卑という言葉が世に広まるずっと前は男尊女卑の思考が一般的でした。日本における男尊女卑の歴史は、江戸時代から始まったものと言われています。

女性は生まれても武士になることができず、女性は男児を産む為だけに存在していて、産まれた子供が女児だった場合は必要とされなくなるなんてこともあったようです。

​日常で感じる女尊男卑の例

Woman Blond Portrait - Free photo on Pixabay (121027)

実際に、男性よりも女性の方が優遇されていると思える場面は多々あります。「女性だけが優遇されていてなぜ男性は優遇されることはないのだろう」と疑問を感じたりする人もたくさんいるのではないでしょうか。

女性だからこそその制度を受けられたり、女性だからこそ被害にあってしまうこともあります。しかし、優遇されることは女性にとっては嬉しいことかもしれませんが、セクハラや痴漢などの被害になってしまうと気持ちよく受け入れられることではないですよね。具体的に日常で見られる男尊女卑の例をあげてみたいと思います。

女性特有のイベント

Alone America American - Free photo on Pixabay (121032)

映画館や温泉施設などでも、“レディースデー”という言葉をよく耳にする方も多いかと思います。レディースデーとは、主に「指定の日は女性は割安になる」という意味が多いと思いますが、“メンズデー”という言葉はレディースデーに比べるとあまり目にしないことが多いかと思います。

このように現代は何故か女性だけが優遇されていると思われてしまうイベントや企画が溢れています。このような企画を見て男性は「女性ばかりなんで優遇されるんだ」という気持ちになってしまうのでしょう。

女性専用車両/女性専用席

Train Railway S Bahn - Free photo on Pixabay (121035)

路線によりますが、電車に女性専用の車両というものが用意されていたりもします。日本での女性専用車両を初めて実施されたのは、1912年頃ととても昔になりますが、その後興廃を繰り返し、2000年頃の痴漢や強姦被害を皮切りに女性専用車両が試験導入され、その後色々な路線へ広がっていき、現在の規模までに発展しました。

女性専用車両とはその名の通り、女性しか乗れない車両のことを指しますが、現在では時間制限を設け朝の通勤ラッシュの時間帯だけ設置される路線が多いようです。車両には女性しか乗っておらず、痴漢のリスクが無くなります。中には女性専用だということを認識しておらずに間違って乗り込んでしまい、肩身の狭い思いをしたことがある男性もいるようです。

ハラスメント

Fiction Design Dream - Free photo on Pixabay (121037)

ハラスメントとは、色々な場面で起きる“いじめ”や“嫌がらせ”のことを言います。代表的なハラスメントとして、セクハラやパワハラなどがあげられますが、そういったハラスメントを訴える人は圧倒的に女性の方が多いと言われています。本人がそういうつもりではなくても、ちょっとした発言で訴えられてしまったりなどはよく聞く話ですよね。

訴える人が女性が多いことの理由は、男性と女性の力の差にもあるでしょう。男性の方が力が強いですし、会社で権力を持っている人は女性よりも男性の方が多いという会社の方が圧倒的に多い為、このような傾向になります。

犯罪の罰則

Handcuffs Trouble Police - Free photo on Pixabay (121039)

元々、犯罪を犯す人は女性よりも男性の方が多いと言われています。現に日本での死刑囚の男女比は20:1程度とまで言われています。売春の罪では売春をした女性よりも買い手の男性ばかり罰せられたり、痴漢の冤罪などで逮捕されてしまうのも男性ばかりです。そもそも、犯罪を犯すという行為には男性ホルモンが影響していると言われています。

“テストステロン”という男性ホルモンの濃度が高くなると、衝動的に行動をしてしまったり喧嘩早くなったりしてしまうようです。犯罪を犯す人が女性よりも男性が多い為に、男性の方が重く罰則を受けているというように捉えられてしまうということもあるのではないでしょうか。

父親の扱い

Father Daughter Beach - Free photo on Pixabay (121042)

古くから父親とは一家の大黒柱であり、家族を守る存在、父親の言うことには絶対に逆らえないなど、家族の中で最も偉い存在として扱われていることが多いと思います。母親が子供に「お父さんはこの家の中で1番偉いのよ」なんて教えをする人も多かったのではないでしょうか。

“父親とはこうあるべき”という古くから言い伝えられてきているイメージが強い為に、女性からしてみるとなぜ父親がそんなに偉いのか?と思ったり、父親が偉いなら母親はどうなんだ!と母親の立場がないと思ってしまったりするのかもしれません。

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