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指名手配犯が逮捕されない理由として、既に被疑者が死亡していることも考えられます。日本全国で発見される身元不明遺体は、年間2万体。解剖など技術を持ち合わせても、身元を特定できない遺体は120~130体にもなります。
この中に、指名手配犯が含まれていたとしても不思議ではありません。被疑者が死亡するのは、自殺や事故なども考えられますが、加齢等による病死も考えられるでしょう。指名手配犯であることから当然病院に通うことはできないため、病気が悪化し亡くなっているケースも十分に考えられるのです。
この中に、指名手配犯が含まれていたとしても不思議ではありません。被疑者が死亡するのは、自殺や事故なども考えられますが、加齢等による病死も考えられるでしょう。指名手配犯であることから当然病院に通うことはできないため、病気が悪化し亡くなっているケースも十分に考えられるのです。
理由4:国外に逃げている
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指名手配犯が国外に逃亡しているため、逮捕に至らないケースもあります。指名手配されれば、空港内で身分照会され逮捕されるでしょう。しかし指名手配までに時間を有した場合、逮捕されずに国外に逃げられる可能性もあるのです。
実際に、暴力・殺人事件に関与した半グレと呼ばれる集団の1人も、指名手配前に国外に逃亡したと考えられています。また2003年に殺人を犯し17年間逃亡した指名手配犯は、潜伏先の南アフリカで出頭しその後日本で逮捕されました。
国外に出てしまうと、日本の指名手配はそれほど強力ではありません。潜伏先の人々が、日本の指名手配など知る由もないからです。
実際に、暴力・殺人事件に関与した半グレと呼ばれる集団の1人も、指名手配前に国外に逃亡したと考えられています。また2003年に殺人を犯し17年間逃亡した指名手配犯は、潜伏先の南アフリカで出頭しその後日本で逮捕されました。
国外に出てしまうと、日本の指名手配はそれほど強力ではありません。潜伏先の人々が、日本の指名手配など知る由もないからです。
理由5:人の顔を見ない
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指名手配犯が捕まらない要因は、私たち一般人にも関係しています。通勤や通学、買い物などの移動中、皆さんはどのように過ごしていますか?恐らく、携帯電話の画面に噛付いているのではないでしょうか。
つまり、ほとんど周囲を見ていないのです。隣に誰が座っていても、目の前にたとえ指名手配犯が立っていても、気づかず素通りしている可能性があります。またトラブルを避けるため、他人とあまり目を合わせませんよね。
他人の顔をマジマジと見る機会がないため、指名手配犯の情報提供が乏しく、逮捕に結びつかないのです。
つまり、ほとんど周囲を見ていないのです。隣に誰が座っていても、目の前にたとえ指名手配犯が立っていても、気づかず素通りしている可能性があります。またトラブルを避けるため、他人とあまり目を合わせませんよね。
他人の顔をマジマジと見る機会がないため、指名手配犯の情報提供が乏しく、逮捕に結びつかないのです。
理由6:手配書を見る機会がない
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一般的な生活をおくっていて、指名手配写真を見る機会はどれほどあるでしょうか。指名手配写真は警察署や交番、警察関連HPなどに掲載されていますが、日常生活でこうした場所に自ら出向くことはほとんどありません。
つまり私たちは、指名手配犯の写真を見る機会が少ないのです。そのため、どんな人物が指名手配されているのか、把握できていません。事件関係者であれば忘れたくても忘れられない顔ですが、一般人はそもそも見る機会がないので、通報・逮捕に結びつきにくいのです。
つまり私たちは、指名手配犯の写真を見る機会が少ないのです。そのため、どんな人物が指名手配されているのか、把握できていません。事件関係者であれば忘れたくても忘れられない顔ですが、一般人はそもそも見る機会がないので、通報・逮捕に結びつきにくいのです。
理由7:警察の人手不足
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指名手配犯に関する情報は、少なからず警察に届いています。しかしこうした情報全てを、丁寧に調査するには、あまりにも警察官が少なすぎます。遠方での目撃情報があったとしても、報告を受けた警察官がすぐに向かうことなどできません。
情報の信ぴょう性や遠方警察との連携、捜査手続きなど多くの手順をふまなければならないため、人員も時間も足りないのです。
情報の信ぴょう性や遠方警察との連携、捜査手続きなど多くの手順をふまなければならないため、人員も時間も足りないのです。
理由8:強化月間
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明確に示されているわけではありませんが、指名手配犯に関する捜査には、強化月間というものが存在します。主に毎年11月に、指名手配強化月間が設けられているのです。そのため、準備期の10月から対象月の11月は、指名手配犯の逮捕率が上昇します。
しかし言い換えれば、1年に1~2カ月程度しか指名手配捜査が強化されないということですね。毎月懸命に捜査を続けられればいいのですが、日々発生する事件の捜査や事件発生から月日が立ちすぎているなどの様々な理由で、現状が精一杯なのです。
しかし言い換えれば、1年に1~2カ月程度しか指名手配捜査が強化されないということですね。毎月懸命に捜査を続けられればいいのですが、日々発生する事件の捜査や事件発生から月日が立ちすぎているなどの様々な理由で、現状が精一杯なのです。
理由9:支援者の存在
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指名手配犯が捕まらない理由としてわずかな要因ではありますが、支援者の存在が考えられます。犯罪者と知りながら、逃亡生活を補助する人々も存在するのです。住む場所も食べ物や衣服も支援者が用意するので、指名手配犯の外出が減り捕まる可能性も減少します。
実際に、弁護士との接見中に留置場から逃げ出した被疑者を、複数の友人が手助けした事件がありました。また、逃亡犯とは知らずに支援している一般人もいるのです。逃走中偽名を使っている被疑者も多く、一般人と親密な関係になることもあります。
情から逃走を手助けしたり、全く気付かないうちに逃走犯をかくまっていた事案もあるのです。
実際に、弁護士との接見中に留置場から逃げ出した被疑者を、複数の友人が手助けした事件がありました。また、逃亡犯とは知らずに支援している一般人もいるのです。逃走中偽名を使っている被疑者も多く、一般人と親密な関係になることもあります。
情から逃走を手助けしたり、全く気付かないうちに逃走犯をかくまっていた事案もあるのです。
指名手配犯を捕まえるために一般市民ができること
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指名手配犯は、軽犯罪もしくは重罪を犯した可能性を持つ被疑者です。そのため、安全で安心した生活をおくるためにも、私たち一般人も意識を変えていかなければなりません。移動中の携帯電話操作を休憩し周囲に意識を向けてみたり、他人とのコミュニケーションを活発化させるなどです。
こうした小さな努力が逮捕に結びつき、被害者関係者へのサポートにも繋がります。自分たちが巻き込まれた事件や置かれた現状だけではなく、世間で発生する様々な事象に興味を持つことも非常に大切です。
こうした小さな努力が逮捕に結びつき、被害者関係者へのサポートにも繋がります。自分たちが巻き込まれた事件や置かれた現状だけではなく、世間で発生する様々な事象に興味を持つことも非常に大切です。
指名手配犯らしき人物を見かけたら直ぐに最寄りの警察署へ!
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指名手配犯を見かけた可能性を感じても「どう対応していいかわからない」と感じている人が少なくありません。「間違っていたらどうしよう」「どこに連絡したらいいのだろう」と躊躇し、何の対応もできない人が多々存在するのです。
確かに間違っている可能性があるかもしれませんが、それは警察側で確認すること。少しでも怪しさを感じたらすぐに行動しなければなりません。最寄りの警察署や交番に出向いてもいいですし、電話やHPからアクセスしてもいいんです。
見て見ぬふりを続けると、被害者の苦痛を長引かせるばかりか、新たな犯罪を引き起こすきっかけになることも…。勇気をもって、行動していきましょう!
確かに間違っている可能性があるかもしれませんが、それは警察側で確認すること。少しでも怪しさを感じたらすぐに行動しなければなりません。最寄りの警察署や交番に出向いてもいいですし、電話やHPからアクセスしてもいいんです。
見て見ぬふりを続けると、被害者の苦痛を長引かせるばかりか、新たな犯罪を引き起こすきっかけになることも…。勇気をもって、行動していきましょう!
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