2019年7月20日 更新

インターセクシュアルとは?要因や世間の誤解についても

インターセクシュアルをご存知ですか。男性でも女性でもない、体からは分からないとても特殊な性を持っている人を指していますが、生理や出産といったものはどうしているのでしょうか?インターセクシュアルについて告白をした有名時や芸能人を紹介しながら詳しく解説します。

目次

インターセクシュアルは、とても複雑な意味を含んでいます。さまざまな性に対する考え方や捉え方、そして様々な性の形がありますが、中でもインターセクシュアルはかなり複雑な部類に入るでしょう。

しかし、どうしてもLGBTとの区別が難しく感じるはずです。インターセクシュアルもLGBTに分類されるのではないかという疑問はぬぐい切れないかもしれません。

LGBTについて詳しく解説していきますので、インターセクシュアルとの明確な違いを見極めてみてください。

Lesbian

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まず、Lesbianとは性の感覚が女性であることが特徴です。さらに女性同士の同性愛者であることも特徴です。

レズビアンという言葉は一般的に広く知られており、女性同性愛者であることも一般的に広く知られているでしょう。レズビアンとしての性を持っている人は、とても多いとされています。

レズビアンの特徴は、自分は女性であるという認識がしっかりとあるということです。それでも同性である女性を愛してしまうというのが最大の特徴でしょう。

Gay

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Gayも性の分類としてはとても有名です。ゲイは、先程のレズビアンと同じような意味を持っており、女性同士ではなく、男性同士であることが大きな違いです。

男性同士が恋愛感情に至るのがゲイですが、ゲイはよくホモなどと勘違いされる面があります。ゲイの最大の特徴は、自分の性別をはっきりと認識していることです。

さらに、ゲイの場合には自分は男性であるとはっきりと認識した上で、男性を好きになってしまっているのです。男性もしての認識がありながら、男性を好きになる人こそがゲイなのです。

Bisexual

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Bisexualとは、つまり両性愛者のことを指しています。バイセクシャルとは、その名の通り、男性としての性を持っていても、相手は男性でも女声でも両方を愛することができる人なのです。

これは、男性に限らず女性でも同じです。どちらの感情も持っており、インターセクシュアルと混同されやすいですが、インターセクシュアルの人との明確な違いは、自分の性ははっきりと認識していることです。  

どちらの性を自分は持っているのかははっきりとしていますので、こうした部分は明確な違いです。

Transgender

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Transgenderとは、つまり体と心が一致しない人を指しています。トランスジェンダーという言葉自体は、まだまだ知られていないことが多いですが、自分の心では男なのに、体は女性の体になってしまっている人を指しています。

トランスジェンダーの悩みもインターセクシュアルの人と同じくらい大きな悩みになっていることが多いです。トランスジェンダーは、体と心が繋がらないという深い悩みに悩まされているのです。

実際になった人しか分からない悩みでしょう。

性は4つの要素から考えられる

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インターセクシュアルは、とても特殊な性を持っている人です。どちらの要素もあり、どちらの要素もないのですから、混乱するのは仕方がないかもしれません。

では、性は実際はどういった部分から判断されるのでしょうか。こうした考えを持つ人は少ないかもしれません。

もし、インターセクシュアルに悩んでいるのであれば、性の要素について考えてみてください。

身体の性

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まず、一番分かりやすい性の分類としては、身体があります。身体の性は、周りの人が見てもすぐに判断ができる要素であることは間違いありません。

男性か女性かの判断は、まずはこの外見、つまりは身体の見た目によって判断をしているはずです。だれが見ても男性、誰が見ても女性だと判断ができれば良いのですが、中には見た目でも判断ができないような人もいます。

こうした人は、インターセクシュアルである可能性が高いです。見た目とは違う、男女どちらなのか判断がつかないという人もいるのです。  

心の性

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また、身体の性だけではなく、心の性もあります。心の性は、身体の性よりもよりデリケートだと言えます。

心の性は、その人と話をすれば理解できることが多いでしょう。見た目ではなく、その人と話をすれば男性か女性かの判断はできます。

例えば電話をしたときに、相手の声や話し方で男性か女性かが区別できるはずです。しかし、ごちらか判断ができない場合も中にはあるのです。

そうした人がインターセクシュアルだということは明確には言えませんが、インターセクシュアルである可能性もあります。

社会的な性

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最近では社会的な性の区別が付きにくくなっていますが、社会的な性とは男性は仕事をして、昔で言えば狩りをして食べ物を得てくる、女性は家事や洗濯をして家を守るということです。

こうした社会的な性は、時代が変わったとしても基本的な概念は変わりません。これは人間の体に組み込まれたことなのです。こうした部分が明確に男性と女性との考え方の違いかもしれません。

はっきりとした違いは最近では見えにくくなっていますが、こうした違いが男女ではあるのです。

性的対象

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また、性的対象は誰なのかも性の分類としてはとても大切な要素になります。男性と女性、どちらを好きになるのかによって、自分自身の性が判断できるのです。

もし、自分が男性を好きになるなら、自分は女性としての性を持っているということになります。しかし、これは完璧な判断とは言えない場合もあります。

インターセクシュアルは、まさにこうした判断ができない人であり、どちらかという結論は出ない人達なのです。性的対象で判断させることは完璧ではありません。

インターセクシュアルの要因

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