2022年7月3日 更新

快活クラブって何?中では何ができるの?

ニュースなどで目にすることもある「快活クラブ」というお店。店名から怪しいお店でエッチなことをしていると誤解する人も多いようですが、そんなことはありません。事件の現場にもなりがちな快活クラブですが、どのようなお店なのか解説していきます。

快活クラブってどういうお店?どこにあるの?

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ドライブ中や散歩中、あるいは電車の車窓から「快活クラブ」と書かれたオレンジ色の看板を目にしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。今までに快活クラブを利用した経験がないという人の中には「快楽クラブ」や「快感クラブ」という看板と勘違いし、ちょっと怪しいお店だと勘違いしてしまう人もいるようです。

では、実際には快活クラブとはどのようなお店なのでしょうか。快活クラブに関する基礎的な知識を紹介していきます。

快活クラブとは

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快活クラブとは、ビジネススーツを取り扱う「AOKI」ホールディングス傘下のコミック・ネットカフェです。スーツ販売の「AOKI」、「ORIHICA」、カラオケ店の「コート・ダジュール」、フィットネスの「FiT24」を始めとする有名企業の仲間だと言っても良いでしょう。

コミック・ネットカフェといいつつも、最近では漫画やPC以外にも色々な設備がある場所も多いように、快活クラブもドリンクバーが無料だったり、カラオケも遊べたりといった、様々な機能を備えています。

快活クラブの特徴は?

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快活クラブでは、単にネットを利用できるわけではなく、テレワークやシェアオフィスを目的として使う人も多いようです。そのため、最大の特徴は鍵付き個室があること。これがあるため「間違えて誰かが入ってくる」という不安を抱くことなく、安心して仕事あるいは趣味に集中することができます。

他にもソフトクリーム食べ放題やモーニング無料食べ放題、ゲーム、映画、アニメ、カラオケ、ダーツ、ビリヤード、VRといった色々なことを楽しめます。もちろん、宿泊者用にシャワーといった設備なども完備されています。

快活クラブは予約もできるの?

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快活クラブは事前に予約ができるため、仕事などで使う際には予約しておくと良いでしょう。店舗によっても備え付けの部屋は異なりますが、普通のチェアルームに加え、長時間休憩に最適なマットルーム、レギュラールームの1.2倍の広さがあるワイドルーム、レギュラールームの約2倍の広さのVIPルーム、さらに居心地の良いソファがついているVIPソファルームがあります。

こういう部屋は、電話はもちろんネットで予約をすることも可能です。人気のある部屋はすぐに予約されてしまうので、こだわりがある人は事前に予約してから店舗に行くと良いでしょう。

快活クラブは何泊まで使えるの?

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快活クラブは連泊にも対応しています。また、連泊中はシャワーを利用することもできますし、モーニングも無料で食べ放題ですので、ちょっとした時に宿泊したい人には非常に便利でしょう。最近では、宿泊費を安くしたい人以外にも、終電を逃した人がカプセルホテルの代わりとして使うこともあるようです。

ただし、もちろん連泊するとその分の利用料金が発生します。先ほど紹介したVIPルームやVIPソファルームなどで連泊すると、料金が高くなるので注意してください。

快活クラブの店舗数はどのくらい?

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快活クラブの店舗数は、2022年6月時点で505店舗あります。北海道から九州・沖縄まで様々な場所に快活クラブがあるので、「出張で知らない土地に来て、よく知らないホテルに泊まるよりは慣れた快活クラブの方が良い」と考える人もいるようです。

さらに、快活クラブはこの全ての店舗がフランチャイズではなく直営店となっているのも大きな特徴の一つです。出店スピードは年々高まっているため、今後もどんどん快活クラブは増えていくでしょう。

快活クラブと他のネカフェとの違いは?

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快活クラブ以外にも色々なネカフェは存在していますが、やはり全店舗が直営店である快活クラブならではの強みがあります。たとえば快活クラブでは、全てのPCを3年に1度入れ替えています。また、ソファやマットなど、居心地の良さに直結する部分も定期的に入れ替えをしているんだとか。フランチャイズ店だとオーナーの意向によって設備投資レベルに大きなばらつきが出がちですが、直営の快活クラブだからこ、高い品質を維持できるようです。

快活クラブは全店舗で「バリ島の高級ホテルをイメージしている」と言われています。高級感があって落ち着いた雰囲気のネカフェが好きな人は、快活クラブがあっているかもしれません。

快活クラブでやっていいこと・ダメなことは?

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インターネットやコミックはもちろん、色々な設備があるのが快活クラブです。なんとなく「暗くて汚くて臭い」なんてイメージを持たれがちなネカフェですが、快活クラブの場合はその正反対の特徴を持っていると言っても良いでしょう。

では、具体的に快活クラブではどのようなことができるのでしょうか。また、どのような行動は禁止されているのでしょうか。快活クラブでやっていいことと悪いことの中で、気になる人が多い4点を紹介していきます。

【良いこと】ネカフェとしての利用

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高級感のある店内ですが、快活クラブは元々インターネット・コミックカフェです。そのため、当然ながらネカフェとして利用することができます。個室にはPCが備え付けられていますが、必ずしもそれを使わなければならないわけではありません。たとえば、無料Wi-Fiが使用できるため、自分のスマホを接続してネットサーフィンを楽しむこともできるでしょう。

また、最近では自宅でのテレワークに飽きた人が、快活クラブでテレワークをすることもあるようです。もちろん、そのような目的での利用も問題ありません。

【良いこと】宿泊所としての利用

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「ネカフェ難民」という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。ネカフェを自宅のように利用し、そこでシャワーや食事、ネットを使いながら派遣や単発のバイトで生計を立てるような人たちのことを意味する言葉です。

もちろん、快活クラブもそのように宿泊施設として利用することができます。一部の店舗を除いてシャワーは基本的に有料ですが、24時間いつでも自由に浴びることができるため、衛生上も問題ないでしょう。また、無料のモーニングだけではなく、食事やコインランドリーなども有料で利用することができます。

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