2019年7月18日 更新

大学を全落ちしたときに考えること!親がとる最適な対応とは?

大学受験に失敗して全落ちしてしまった…これからどうしていったらいいのか、何から考えたらいいのか不安になりますよね。この記事では、大学を全落ちしたときに考えるべきことや、浪人するときのメリットとデメリット、親がとるべき最適な方法についてご紹介します。

目次

子供が大学を全落ちしたときの親の心理のひとつは、どう声をかけていいかわからないという本音です。辛い気持ちは痛いほどわかるけれども、頑張ってほしいという思いもあり、だからといって期待をかけすぎるとプレッシャーに感じてしまうかもしれない。

しかし甘やかすのもどうなのか…などと、どのように声をかけていいかわからなくなるのです。子どもにとっても受験に失敗して全落ちするのは初めての経験ですし、親にとっても自分の子が全落ちするのは初体験です。だからこそ、どう声をかけていいのかわからなくなってしまうのです。

子供が大学全落ちしたときに言ってはいけない言葉

Window View Sitting Indoors - Free photo on Pixabay (472459)

心配する気持ちがある一方で、子供が大学全落ちしたときに言ってはいけない言葉もあります。

子供を否定する言葉は、本人が一番よくわかっているわけですから、かけてはいけません。子供は親に否定されることが一番堪えてしまいます。心に傷をつくりかねません。

あとは自己責任論です。正論だからこそ、子供はどんどん追い詰められてしまうのです。期待しているからといってプレッシャーをかける言葉をかけすぎるのもよくありません。

余計な雑念で頭がいっぱいになってしまうからです。ここでは全落ちしたときに言ってはいけない言葉を紹介し、例などをあげてわかりやすく解説していきましょう。

子供を否定する言葉

Emotions Man Happy - Free photo on Pixabay (472458)

子どもを否定することばをかけるというのは、子供が大学を全落ちしたときに言ってはいけない言葉のひとつです。

「お前が頭が悪いから全落ちした」「頑張りが足りなかった」と確かにその通りかもしれませんが、正論をぶつけるだけではなんの解決にもなりません。

子供を否定する言葉は、本人が一番よくわかっているわけですから、かけてはいけないのです。子供は親に否定されることが一番堪えてしまいますし、心に傷をつくりかねませんので注意が必要です。

自己責任論

Sad Depressed Depression - Free photo on Pixabay (472457)

子供が大学全落ちしたときに言ってはいけない言葉は、自己責任論です。「全落ちしたのは全てお前の責任だ」「こんなにお金をかけたのにどう責任をとるんだ」と本人の実力のなさだけを徹底に否定するということです。

本番に弱かったせいかもしれませんし、問題との相性が悪かったり、部活との両立で勉強に集中できない環境だったのかもしれません。全て自己責任で子どもを責めてしまうと、ただ自信を失わさせるだけでなんの解決にもならないのです。

プレッシャーをかける言葉

Girl Drinking Tea Coffee - Free photo on Pixabay (472456)

プレッシャーをかける言葉も、子供が大学全落ちしたときに言ってはいけない言葉です。「浪人して次も全落ちだったらお金を全て返してもらうからな」「もっと志望校をあげた方がいい」「偏差値の高い大学にしか金を出さない」などというプレッシャーは、焦りばかりを生んでしまいます。

期待をすることと、プレッシャーをかけることとは別問題です。子どものことを本当に心配していて、浪人生活を応援したいのであれば、プレッシャーをかけることなく、適度な期待と暖かい見守りが不可欠です。

子供が大学全落ちしたときの最適な対応

Girl Sitting Jetty - Free photo on Pixabay (472455)

では、子供が大学全落ちしたときの最適な対応というのはあるのでしょうか。まずは子供の気持ちを受け止めてあげることが大切です。

そして、子供の成長や頑張りを見守ってあげましょう。感情的にはならずに、冷静に今後の話をすると、子供は素直に受け止めて話を聞くでしょう。

ここでは、子供が大学を全落ちしたときに最適な対応を紹介し、具体的どうしたらいいのかを解説していきます。

気持ちを受け止める

Worried Girl Woman Waiting - Free photo on Pixabay (472454)

子供が大学全落ちしたときの最適な対応は、気持ちを受け止めてあげることです。もちろん親も落ち込むと思いますがそれ以上に本人が一番辛いのです。

子供が今どんな心境なのか、絶望、悲しみ、怒りなど色んな感情を親にぶつけるかもしれませんが、その気持ちを受け止めてあげましょう。

くれぐれも親が感情的になって言い返したり、叱ったり、締め付けるようなことをしてはいけません。子どもを一番理解してあげられるのは子どもにとっては親だけなのです。

見守る

Guy Man People - Free photo on Pixabay (472453)

子供が大学全落ちしたときの最適な対応は、ただ見守るということです。落ちた後、どうするのか、どんな選択をするのか気になって問い詰めてしまうかもしれませんが、子どもに決断させましょう。

そして、決断して勉強を始めたら、子どもの努力を見守りましょう。もっと勉強しろ、また落ちてもいいのか、などとなじってしまうと、子どもは自信ばかり失って勉強に集中できなくなります。子どもは見守ってあげれば期待に応えようと自然と頑張るものなのです。

冷静に今後の話をする

Girl Walking Teddy Bear - Free photo on Pixabay (472452)

子供が大学全落ちしたときの最適な対応は、冷静に今後の話をすることです。今後どうしていくのか、感情的になってしまったら勢いで喧嘩になってまとまるものもまとまらなくなります。

浪人生活は家族で乗り切らなければならないものです。だからこそ、今後どういう進路をとっていくのか、冷静に話していく必要があります。

その際には、子どもの意思をできる限り尊重してあげるようにしましょう。決して感情的にはならず、冷静に今後を考えることが大切です。

失敗もいつかは人生の糧になる!

Girl Sadness Loneliness - Free photo on Pixabay (472450)

いかがでしたか?全落ちしたことは子どもにとっても親にとっても辛い経験ですが、乗り越えればきっといい思い出のひとつになります。

あの時全落ちしたからこそ得られる未来もあり、失敗もいつかは人生の糧になるのです。全落ちしたことを前向きにとらえて、素敵な人生を歩んでいきましょう。

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