2019年9月30日 更新

普通の人の定義とは?普通の人かの診断や脱出する方法!

「普通の人」と言われることが嫌だという方はいないでしょうか?「普通の人」は一見すると褒め言葉であるように思えて、「つまらない人」という意味を含んでいます。この記事では普通の人かどうかの定義や診断基準に加えて、そこから抜け出す方法についてご紹介しています。

目次

普通の人が抱きがちな悩みとしてまず挙げられるのが、「オリジナルな部分が欲しい」ということです。特に思春期から20代前半にかけて、多くの普通の人々は自らのアイデンティティを探し、それを確立するプロセスの中で自分にオリジナルな部分がないことに強いコンプレックスを抱きます。

「他人と比べて個性がない自分には存在価値がない」と考えてしまうのです。また、量産系男子・女子と呼ばれることを強く嫌うことでしょう、

自分は平凡で没個性的であることを重々承知しているからこそ、わざと人とは違う突飛な行動を取ったり逸脱した派手なファッションに身を包むことで、自分は個性的でオリジナルであると思い込もうとするのも、人知れず悩める普通の人にありがちです。

人に注目または認められたい

Girl Sad Film - Free photo on Pixabay (658141)

「もっと注目されたい」「認められたい」というのも、普通の人がよく直面する悩みのひとつとして挙げられるでしょう。普通であるということは平凡であり集団に埋没しているということでもありますので、周囲の人々から評価をされたり「すごいね」「素晴らしいよ」と認められ称賛されることもほとんどありません。

しかし、普通の人にもそれなりに自己顕示欲はあります。個性的な人が時に世間から心無い言葉を投げつけられながらも、その独特の個性を認められ評価されているのを見ると、「自分もあのように人に認められたい」と感じることでしょう。

このような願望を持っているものの、それを実現するために思い切った行動を取ることができず、現状に甘んじてしまう自分に嫌気がさしてしまうのも普通の人ならではです。

人生が単調でつまらない

Window View Sitting Indoors - Free photo on Pixabay (658142)

普通の人の悩みのひとつとして、人生が単調でつまらなく感じるということも挙げられます。普通の人は世間一般で言うところの「平均的」な人生を送っているため、よく言えば波風がなく平穏な人生を歩んでいますが、悪く言えば毎日同じことばかりの繰り返しで、刺激が全くありません。

「もっとエキサイティングな日々を過ごしたい」「日常生活に刺激が欲しい」と心のどこかで現状に物足りなさを感じている普通の人も、きっと多いことでしょう。

しかし、普通の人は刺激的な日々にはリスクが伴うことをよく理解しているため、願望を抱くだけで刺激的な生活に身を投じようとはしません。

チャレンジしてみたいが失敗したくない

Sad Girl Crying Sorrow - Free photo on Pixabay (658143)

普通の人と称される多くの人々は、平凡な日常にどことなく物足りなさを感じ、現状を変えるためにチャレンジをしてみたいと考えているものの「失敗したらどうしよう」と不安や恐怖を抱いてしまいます。

成功よりも失敗した時のことばかりをイメージしてしまい、「やっぱりチャレンジをするのをやめよう」とせっかくの勇気に自分で蓋をしてしまうのです。

また、「もう少し用意ができてからチャレンジしよう」と自分自身に言い訳をしては、チャレンジを遠ざけてしまう自分に嫌気がさしてしまうのも普通の人が直面する悩みだと言えるでしょう。

運命の出会い・チャンスに巡り合いたい

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普通の人は、映画や小説の中で描かれるようなロマンチックで激しい恋愛をすることはありません。

日常生活圏内で出会った、自分と同じく普通の人となんとなく付き合い、「そろそろ結婚適齢期だから」「結婚しないと世間から白い目で見られるから」という理由で心から好きというわけではない相手と結婚することも多いでしょう。

しかし、そんな普通の人であっても運命の出会いに巡りあいたいという願望を抱いています。もっと胸をときめかせられるような出会いやチャンスが巡ってきた場合のことを頭の中で妄想しては、日々の生活の退屈さを紛らわしているという人も少なくないはずです。

普通の人から脱出できない理由

Question Mark Pile Questions - Free image on Pixabay (658145)

読者の皆さんの多くは、おそらく「普通の人」にカテゴライズされるのではないでしょうか。そして普通であることに安心感を覚えつつも、個性的な人やオリジナリティのある人に憧れを抱き、「自分もあんな風になれたらいいのに」と感じることも少なくないはずです。

しかし普通の人にとって、今自分がいる「普通」の状態から抜け出すことはそう簡単ではありません。なぜ「普通の人」から脱皮することができないのでしょうか?

ここからはその主な理由について解説していきます。

大多数の人々と同じ行動をとっている

Pedestrians People Busy - Free photo on Pixabay (658146)

普通の人から抜け出すことができない最大の理由は、大多数の人と同じような行動を取ってしまっているという点にあると言っても過言ではありません。

「人から変に思われたくない」「集団の中に溶け込んで生きていきたい」と考えている限り、たとえ自分の心と反することであったとしても大多数の人が選択する行動を自分も取ってしまうことでしょう。

「普通」から抜け出すためにあえて変わった行動を取る必要はありませんが、周囲の人々の目を恐れて自分らしさを押し殺してしまう必要もありません。自分の心に従い、それがたとえ少数派であったとしても、堂々と自分らしい行動を取れるようになりたいものです。

オリジナルな考えを否定している

Hand Left No War - Free vector graphic on Pixabay (658147)

オリジナルな考えを否定的に見ているというのも、普通の人から抜け出せない主な理由のひとつとして考えられるでしょう。普通の人から脱皮できない人々は、総じてオリジナルなものに対して拒否反応を示します。

このような人々にとって、オリジナルであることは他人と異なるということであり、すなわち世間一般の平均から逸脱した眉をひそめるようなものであるように思えるのです。

「普通」であることに嫌気がさしてそこから抜け出したいと考えているのならば、自分の中の常識や「普通」と異なるオリジナルな考えを受け入れ、それを積極的に内面化していく必要があるでしょう。

安定した生活を失いたくない

Architecture Family House Front - Free photo on Pixabay (658148)

普通の人から抜け出せない理由のひとつとして忘れてはならないのが、安定した生活を失いたくないからということです。普通から抜け出すということは多数派の集団から外れることを意味し、ともすれば周囲の人々から白い目で見られたり排除されたりと、孤独な状態に陥ってしまいます。

「人と同じであること」を強く求める日本社会においては、なおさらです。ひとたび「変わった人」「普通でない人」というレッテルを貼られてしまえば、それは時に社会的な死を意味するでしょう。

このように、「普通」を脱却することには人間関係においても経済面においてもさまざまなリスクを伴うため、多くの人々は安定さを失うことへの恐怖や不安感から、現状に甘んじる選択肢を選びます。

継続する力がない

Beanie Guy Man - Free photo on Pixabay (658149)

継続力がないというのも、普通の人から抜け出せない理由のひとつに数えられるでしょう。普通の状態から抜け出すということは、今までの生活習慣や価値観を含めて人生そのものを大きく変化させることにほかなりません。

そのような大変な作業は一朝一夕で成し遂げられることではなく、周囲の圧力や批判を受けたり「普通」の状態に戻りそうになる自分にめげることなく、強い気持ちを持って継続的に取り組まねならないものです。

普通の人にこのような大変な苦労を継続することができず、途中で挫折してしまうことが多いと言えるでしょう。しかし、裏を返せば継続をすることで普通の人から脱却することは可能です。まさに「継続は力なり」なのです。

普通の人から脱出する方法

Morning Sunrise Woman - Free photo on Pixabay (658150)

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