2019年9月30日 更新

普通の人の定義とは?普通の人かの診断や脱出する方法!

「普通の人」と言われることが嫌だという方はいないでしょうか?「普通の人」は一見すると褒め言葉であるように思えて、「つまらない人」という意味を含んでいます。この記事では普通の人かどうかの定義や診断基準に加えて、そこから抜け出す方法についてご紹介しています。

目次

トレンドや世間で話題になっていることに敏感であるというのも、普通の人かどうかを診断できる項目のひとつとして挙げられるでしょう。普通の人は世間から取り残されることに不安や恐怖を覚えるものですし、それ以上に話題になっていることや流行に関心や好奇心を持つものです。

だからこそ、芸能人や有名人のゴシップをスキャンダラスに報じる週刊誌が存在すると言えるでしょう。また、そもそも流行とは多くの人々に受け入れられ支持されなければ流行にはなりえません。

普通の人は世間一般の人々と同じようなファッションに身を包むことに安心感を覚えるため、流行・トレンドに敏感になり、そこから取り残されまいとするのです。

「一般的に」「普通は」が口癖

Balloon Message Talk - Free vector graphic on Pixabay (658131)

普通の人かどうかを診断する項目のひとつとして、「一般的に」「普通は」というフレーズをよく口にするということも挙げられます。普通の人は、マジョリティ的な行動様式から外れることに対して強い忌避感や嫌悪感を抱いています。

だからこそ、集団の和を乱すような行動を取った人物に対しては「普通はこういうことはしない」「常識がない」と批判することでしょう。

また、自分自身の考えを述べる際にそれを「自らの考え」として他者に堂々とアピールすることができないため、「一般的には」「一般論にもとづくと」というフレーズを用い、自らが述べることが世間での常識であり多数派であることを示そうとするのです。

友達や知人の意見に合わせることが多い

People Women Talking - Free photo on Pixabay (658132)

友達や知人の意見に合わせることが多いならば、普通の人のカテゴリーに含まれると言えるでしょう。普通の人は、たとえ親しい友人や家族であったとしても、相手と真っ向から意見を対立させたり、相手の非を指摘しようとはしません。

というのも、普通の人は他者との調和を尊ぶからです。たとえ友達や知人が自分とは全く異なる意見を持っていたとしても、また反論したくなるようなことを口にしていたとしても、普通の人は「それは違う」と指摘することはあまりないでしょう。

自分の利害に関係しないかぎり、角が立たないように適当に周囲の人々に意見を合わせるはずです。このような行動を普通の人が取るのは、同調圧力の強い日本社会だからこそ顕著だと言えるでしょう。

少数派になると不安を感じる

Sad Depressed Depression - Free photo on Pixabay (658133)

普通の人は、自分が少数派に属していると知ると不安や恐怖を感じるものです。もちろん、少数派に属していることに何のネガティブな感情も抱かず、むしろそれを誇りに思う人々も存在しますが、このような人々は「普通の人」ではなく「個性的な人」のカテゴリーに含まれます。

普通の人は自分が多数派でないという事実にショックを受け、「自分は世間から取り残されている」「周囲の人々に変なやつだと思われるかもしれない」とネガティブな考えにとりつかれてしまうことでしょう。

そして、その不安や恐怖から逃れるために少数派である自分を偽り、自分の個性を押し殺すなど無理をしてまで多数派に属そうとするのです。

大きな目標・夢を持っていない

Lake Sunset Man - Free photo on Pixabay (658134)

「自分の人生を賭してでも絶対に成し遂げたい」と考えている大きな目標や夢を持っていないというのも、普通の人かどうかを診断する項目のひとつに数えられます。

もちろん、普通の人にも「こういう将来を歩みたいな」という漠然とした夢や小さな目標がありますが、「世界一の実業家になる」「オリンピックに出場して金メダルを獲得する」といった、並外れた努力が必要な大きな目標や夢を抱くことはありません。

なぜなら普通の人々は、自分自身が平凡で特筆すべき能力や才能がないことをよく自覚しているため、「自分には大きなことは成し遂げられない」と考えているからです。ビッグドリームを実現することよりも、小市民的なささやかな幸せを実現することを望みます。

行動力がない

Frustration Thinking Worried - Free photo on Pixabay (658135)

行動力に欠けるというのも、普通の人ならではの特徴のひとつとして挙げられるでしょう。ただ表に出さないだけで、「普通の人」というカテゴリーに含まれる人であったとしても内なる情熱を秘めていることはあります。

しかし、その情熱を行動力に移すことができないからこそ、普通の人は「普通」なのです。というのも、自分の考えや夢を行動に移すことにはチャンスと同時にリスクが伴うからです。

たとえば今の仕事を辞めて起業をしたいと考えていても、「経済的に不安定になるかもしれない」「失敗したらどうしよう」と考えてそれを行動に移すことができません。よく言えば思慮深く、悪く言えば夢を実現する大胆さに欠けているとも表現できるでしょう。

目立つ人を見ると不快感を持つ

Man Angry Irritated - Free photo on Pixabay (658136)

自分が普通の人かどうかを診断する項目のひとつとして、目立つ人を見ると不快感を感じるということも挙げられるでしょう。というのも、普通の人は、自分と同質的である他者を好み、自分とは異なる性質を持つ人々を「異質なもの」として受け付けない傾向性が強くあります。

また、普通の人にとって、目立つ人物は「個性的で素晴らしい」というポジティブな存在ではなく、集団から逸脱している異質かつネガティブな存在であるように映るのです。

「目立とうとわざと派手な行動をしている」「逸脱した問題行動を起こしていてけしからん」とネガティブなまなざしを彼ら・彼女らに向け、ともすれば集団で排除しようとしてしまうのが普通の人の特徴だとも言えるでしょう。

物事を深く考える事がない

Grimace Funny Expression - Free photo on Pixabay (658137)

物事を深く考える機会があまりないというのも、普通の人かどうかを知るための診断項目のひとつに含まれます。普通の人は毎日の生活を送る中で違和感を覚えたり疑問に感じることがあったとしても、それを突き詰めて考えることはあまりありません。

深く物事を考え抜くことには精神的にも体力的にもスタミナが必要ですし、掘り下げて考え抜いたところでお金になったり日常生活を好転させられるといったメリットをすぐに得られるわけではないからです。

たとえ不条理なことを目の当たりにしたとしても、それについて考え抜くよりも見て見ぬふりをしたり忘れようとするほうが、普通の人にとっては合理的に思えます。また、結果としてそれが自分の生活や心を守ることにもつながるでしょう。

世間の平均に合わせれば間違いないと考えている

Nature Landscape Mountain - Free photo on Pixabay (658138)

普通の人は、世間一般がイメージするような「平均」に自分を合わせることを好みます。より正確には、世間の平均に合わせて生きていれば失敗することも間違いを犯すこともないと考えているのです。

このような考えは、同調圧力の強い日本社会において特に大切です。世間の平均から逸脱してしまうと集団の中で生きにくくなってしまうからです。すなわち、平均に自分を合わせるというのは普通の人なりの処世術だと言えるでしょう。

しかしその反面、厳しく言えば「平均的であればそれだけでいい」と安易に世間に流され、自分自身の頭で考えて自律的に行動することを放棄しているというのも普通の人の特徴なのです。

普通の人の悩み

Woman Portrait Girl - Free photo on Pixabay (658139)

普通ではないということは多くの日本人にとって「異常」であり、時には迫害や差別・排除の対象となりえるものですので、できれば普通の人でいたいと考えている方も少なくないことでしょう。そして実際に、ほとんどの人は普通の人というカテゴリーに含まれており、そこから逸脱しようとはしません。

普通の人えあることには集団の中で生きやすくなるというメリットがある反面、個性がなく集団に埋没してしまうといったさまざまなデメリットもあるのです。中には、人から「普通だね」と言われることに屈辱を感じている方もおられることでしょう。

そこでここからは、普通の人が人知れず抱えている悩みやコンプレックスについてご紹介していきます。

オリジナルな部分がほしい

Women Sad Alone - Free photo on Pixabay (658140)

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