2019年7月13日 更新

ハラミ会が一番安心?ハラミ会の内容と開催するメリット

最近巷で話題の「ハラミ会」についてご存知でしょうか?ハラスメントを未然に防ぐ会、通称「ハラミ会」はセクハラやアルハラなどを防止するために女性を参加させない男性だけの飲み会のことです。この記事ではハラミ会について徹底解説しているので、ぜひご覧ください。

まず注意したいのが、ハラミ会を行うことは女性には伝えないようにするということです。というのも、職場の男性陣だけでハラミ会を行う場合、女性社員にそれを知られると「どうして女性を排除するのか」「性差別ではないのか」と批判を受けてしまう可能性があるからです。

このようなリスクを避け、女性の反感を買ってしまわないように、ハラミ会を開催する時にはくれぐれも女性に気取られないようにこっそりと行うようにしましょう。

会社のお金で行わないこと

Coins Banknotes Money - Free photo on Pixabay (477301)

会社のお金でハラミ会を行わないというのも、ハラミ会を開催する際に注意すべきポイントのひとつに数えられるでしょう。

たとえ職場の飲み会に会社のお金を使ってよいことになっていたとしても、女性社員の参加しないハラミ会にそのようなお金を使ってしまうのは公平性の観点からしてよくありません。

なぜなら、ハラミ会は会社の一員である女性社員を性別が違うだけで最初から排除しているからです。余計な揉め事を起こさないためにも、ハラミ会はプライベートマネーで行うようにしましょう。

同性にセクハラをしないこと

Fight Controversial Conflict - Free image on Pixabay (477302)

ハラミ会だと女性参加者がいないためセクハラが起きないと思われがちですが、決してそうではありません。セクハラは、同性間であっても十分に起こり得るのです。

女性がいないからと言って性的な話題を楽しむのは問題ありませんが、男性参加者が嫌がっているにも関わらず性的な経験について尋ねたり、からかったりすればセクハラになり得ます。

また、男性参加者の意志を尊重せずに、二次会・三次会の一環として風俗店に無理やり連れて行くのもセクハラに該当するので要注意です。

ハラミ会は外国では主流になってきている飲み会!

Beer Mug Sat Glass - Free photo on Pixabay (477303)

ハラミ会という言葉はごく最近生まれ、日本人男性の中でじわじわと流行りつつあるものです。ですが、海外に目を向けてみると、ハラミ会と同様の男性だけの飲み会は多く存在することをご存知でしたでしょうか。

つまり、ハラミ会は海外ではすでに主流になっている飲み会のあり方のひとつなのです。日本は他の先進国と比べるとまだまだセクハラや女性差別に対して意識が弱いですが、アメリカなどではセクハラ防止策の一環として、すでにハラミ会が浸透しています。

アメリカでは

New York City Brooklyn Bridge - Free photo on Pixabay (477339)

アメリカでも、日本社会と同様に仕事上の食事や飲み会で女性にセクハラを行う男性も少なくなく、それが問題視されるようになっています。

そのため、アメリカではセクハラなどのハラスメントを未然に防ぐべく、ハラスメントが起こりやすいとされる忘年会など、職場の飲み会をなくす動きが一部では出てきています。

また、「仕事上の付き合いのある女性とは個人的に食事や飲みに行かない」と決めているビジネスマンも少なくありません。


ハラミ会は女子会と同じくくりの飲み会!

Teacup Cup Of Tea Peppermint - Free photo on Pixabay (477305)

今回は最近巷で話題のハラミ会について特集してきましたが、いかがでしたでしょうか。ハラスメントを防ぐために女性を飲み会に参加させないというハラミ会は、結局は女性を不当に遠ざけているだけでハラスメント対策として機能しないと批判する人も少なくありません。

ですが、日本社会ではすでに男性を参加させない「女子会」なるものが立派な市民権を得ています。職場の女性陣だけで女子会をするというケースも多いことでしょう。

このような視点から見ると、ハラミ会は女性にとっての女子会と同じ存在なのです。時には、男性だけでワイワイと騒ぎながらお酒を楽しく飲みたくなる時もあります。

ハラミ会についてきちんと知れば、そのメリットや男性にとっての大切さを理解することができるでしょう。

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