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正式名称は”空腹期伝播性強収縮(くうふくきでんぱせいきょうしゅうしゅく)”
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お腹が突然”ぎゅるる”と鳴る現象の正式名称”空腹期伝播性強収縮”。食事を摂取した後、胃の中に入った食べ物が十二指腸に送りだされ、胃の中が空になったこと知らせる迷走神経。迷走神経のシグナルを受け取って、胃の収縮活動が始まります。
胃の収縮運動は胃を超え十二指腸、小腸まで連動。大きく波打つように動き、5~10分ほど続くと言われています。これが、空腹期伝播性強収縮です。なぜこのような収縮が起きるかというと、胃や腸をキレイに保つため。
食べ物が残渣(ざんさ)として残って胃や腸に残ってしまうと、ガスの原因になったり消化不良や様々な不調のきっかけになってしまいます。
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お腹を空かせる方法と空腹のメカリズム!お腹がすく運動やツボも - POUCHS(ポーチス)
お腹を空かせるとご飯はより美味しく食べられます。しかしそれ以外にも空腹時に起きる体のメリットは盛りだくさんです。それは美容やダイエットにも効果があります。お腹を今すぐ空かせたい時に効果的な、運動やツボを紹介します。空腹を求めている人は必見です。
お腹が鳴る人・鳴らない人の違い
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お腹が”ぎゅるる”と鳴る現象は、どんな人でも発生する通常の状態。しかし、頻繁に鳴る人と、ほとんど鳴っていないような人もいますよね。両者の違いは、いったい何なのでしょうか。
ここからは、お腹が鳴る人と鳴らない人の違いについて解説していきます。お腹が頻繁になって困るという人は、これから紹介する項目に多く当てはまっていないか確認しながら読み進めてみましょう!
ここからは、お腹が鳴る人と鳴らない人の違いについて解説していきます。お腹が頻繁になって困るという人は、これから紹介する項目に多く当てはまっていないか確認しながら読み進めてみましょう!
空腹時間が長い
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前項の説明から、お腹が鳴りやすいのは食後とわかりましたね。それなら、あまり食事をとらなければ、お腹が鳴らないように感じます。しかし空腹時間が長いと、頻繁にお腹がなってしまいます。その原因は、いつでも食べ物が入ってきても大丈夫なように、胃や腸が活発に収縮運動を行うから。
空腹が続き血中の糖濃度が低下すると、脳が「お腹がすいた」と察知します。すると脳からの指示で、食べ物がいつでも消化できるようにと、消化器官が活発に動き始めるのです。この時、胃や腸が伸びたり縮んだりを繰り返すことにより、体内の空気もあちこちに移動。”グーグー”と空気が動くようなお腹の音は、これらが要因の1つです。
こうした空腹時の強制収縮は、約90分ごとに発生すると言われています。1日3食、定期的に食べていればお腹が鳴る機会は1日3回となりますが、空腹時が長ければ、90分ごとに鳴ることになりますね。1日(1,440分)何も食べなければ、16回程なる計算です。
空腹が続き血中の糖濃度が低下すると、脳が「お腹がすいた」と察知します。すると脳からの指示で、食べ物がいつでも消化できるようにと、消化器官が活発に動き始めるのです。この時、胃や腸が伸びたり縮んだりを繰り返すことにより、体内の空気もあちこちに移動。”グーグー”と空気が動くようなお腹の音は、これらが要因の1つです。
こうした空腹時の強制収縮は、約90分ごとに発生すると言われています。1日3食、定期的に食べていればお腹が鳴る機会は1日3回となりますが、空腹時が長ければ、90分ごとに鳴ることになりますね。1日(1,440分)何も食べなければ、16回程なる計算です。
過敏性腸症候群
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過敏性腸症候群とは、特に炎症や腫瘍がないにも関わらず、腹痛や腹部の膨張感を感じる状態。下痢や便秘など、排泄にも不調をきたす状態です。過敏性腸症候群になると、空腹時や食後でなくても、お腹が頻繁に”ゴロゴロ”と鳴るように…。
ガスが止まらないなどの症状も表れるため、日常生活で大きなストレスとなります。
ガスが止まらないなどの症状も表れるため、日常生活で大きなストレスとなります。
食事に小麦類が多い
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TBSの”この差って何ですか?”でも取り上げられた、お腹が鳴りやすい食べ物。ご飯とパンを比べた時、パン食の方がお腹が鳴ることが分かっています。パン食は、ご飯と比べて腸内のガス量が多くなりやすいんです。
同番組の食後レントゲン写真でも、証明されました。小麦に含まれる”フルクタン”という物質は、小腸でほとんど消化・吸収することができず、大腸まで到達します。そして、腸内細菌のエサとなり、大量のガスを発生させるのです。
そのため小麦製品の食事が多い人は、お腹が頻繁に鳴る可能性が高いと言えます。
同番組の食後レントゲン写真でも、証明されました。小麦に含まれる”フルクタン”という物質は、小腸でほとんど消化・吸収することができず、大腸まで到達します。そして、腸内細菌のエサとなり、大量のガスを発生させるのです。
そのため小麦製品の食事が多い人は、お腹が頻繁に鳴る可能性が高いと言えます。
早食い
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食事スピードが早い人は、お腹が鳴りやすくなります。その理由は、空気を大量に取り込んでしまうから。早食いの人は、食べ物をよく噛まずに飲み込みます。その際、大量の空気も同時に体内に取り込んでしまうため、胃や腸に空気が溜まり”グーグー”と鳴ってしまいやすいのです。
熱い食べ物や麺類も同様。熱い食べ物を食べる時も、空気を大量に取り込みますし、麺類もすする時に大量の空気を吸い込んでしまいます。
熱い食べ物や麺類も同様。熱い食べ物を食べる時も、空気を大量に取り込みますし、麺類もすする時に大量の空気を吸い込んでしまいます。
同じ姿勢でいることが多い
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ガスが腸の一か所に留まることで、お腹が”グー”となってしまうことがあります。腸は自動的に収縮しているのに、なぜ一か所にガスが留まっているのでしょうか。その理由は、長時間同じ姿勢でいるから。
特にデスクワークや授業など、長時間座ったままの姿勢でいると、腹部が圧迫固定されガスも留まりやすくなってしまいます。静かな会議中や授業中にお腹が鳴るのは、こうしたことが要因です。
特にデスクワークや授業など、長時間座ったままの姿勢でいると、腹部が圧迫固定されガスも留まりやすくなってしまいます。静かな会議中や授業中にお腹が鳴るのは、こうしたことが要因です。
お腹が鳴って恥ずかしかったエピソード
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密かに、お腹が鳴ることにコンプレックスを感じていませんか?病院に行くような不調ではないため他人に相談しづらく、自分一人で悩んでいる人も少なくないでしょう。しかし周りには、お腹が鳴って恥ずかしい思いをした人がたくさんいるのです!
ここからは、お腹が鳴って恥ずかしかったエピソードをご紹介します。自分と同じエピソードはないか、探してみましょう!
ここからは、お腹が鳴って恥ずかしかったエピソードをご紹介します。自分と同じエピソードはないか、探してみましょう!
お昼直前の授業中に「ぎゅるる」
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お昼休みの直前、授業中にお腹が鳴って恥ずかしかったというエピソード。朝食を取ったのが朝の7~8時と想定すれば、約4時間経っていることになりますね。胃の中はとっくに空っぽになってしますから、空腹時間が長すぎたために鳴ってしまったのでしょう。
学校の授業中に鳴って恥ずかしい思いをしたというエピソードは、少なくありません。テスト中や全校集会など、特に鳴ってほしくない時に限って鳴ることも多いようです。「特に鳴ってほしくない時」というのが大事なワード。
実は空腹・食後以外でも、お腹は鳴ることがあるんです。それが、緊張感やストレスから。お腹の音を意識すればするほど、鳴りやすくなることもあるんです。
学校の授業中に鳴って恥ずかしい思いをしたというエピソードは、少なくありません。テスト中や全校集会など、特に鳴ってほしくない時に限って鳴ることも多いようです。「特に鳴ってほしくない時」というのが大事なワード。
実は空腹・食後以外でも、お腹は鳴ることがあるんです。それが、緊張感やストレスから。お腹の音を意識すればするほど、鳴りやすくなることもあるんです。
いいムードで「ぎゅるる」
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