2019年7月27日 更新

サヴァン症候群とはどんな症状?サヴァン症候群と噂の芸能人や偉人も

芸能人にもいるサヴァン症候群をご存知ですか。天才的な能力を持っている人ということで知られていますが、診断方法で確認することもできます。アスペルガーと誤解されやすい特徴もあります。そして、この症状は後天的なことでも起こる可能性もあるのです。

サヴァン症候群は、アニメの中にも登場します。サヴァン症候群は、特定の障害という扱われ方ではなく、むしろ優れた能力を持っている人という扱いの方が強いと言えます。

サヴァン症候群のような能力を持っているアニメのキャラクターをご紹介しますので、実際にそのアニメを見て確認してみてください。

佐倉双葉/ペルソナ5

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ゲームペルソナ5の佐倉双葉は、サヴァン症候群的なキャラクターとして描かれています。佐倉双葉は、人間とは思えないほどの計算能力に優れています。

こうした能力を発揮することとなったのは、過去に受けた悲惨な出来事が原因ではないかとされています。母親の死別などの影響で引きこもりになった佐倉双葉は、自分のこうした優れた能力に目覚めてくるのです。

計算能力だけではなく、ハッキングという能力にも目指してしまう佐倉双葉は、ゲームをしている側から見れば、こうした人間になりたいとまで思ってしまうでしょう。

春曲純/ハイスクール!奇面組

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ハイスクール!奇面組の春曲純も、サヴァン症候群のような特徴を持っているキャラクターとして知られています。かなり変わったような性格をアピールするキャラクターであり、さらには運動も音痴という特徴あります。

運動に関しては、全てにおいてワンテンポ遅れて動いてしまうというスポーツには完全に不向きな運動能力がありますが、サッカーにおいては全くの別人のようになってしまいます。どう見ても子供ではないような運動神経を発揮する春曲純は、サッカーにおいての能力を発揮できるサヴァン症候群なのです。

そのサッカーのうまさは、尋常ではありません。

遊佐こずえ/アイドルマスターシンデレラガール

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ソーシャルゲームのアイドルマスターシンデレラガールのキャラクター、遊佐こずえもサヴァン症候群のように描かれているキャラクターです。かなり天然で、言葉使いも定まらないようなキャラクターなのですが、キャラクターとしての能力には優れています。

一見すれば、頼りにならないように感じるかもしれませんが、その真逆の能力を持っている遊佐こずえに憧れを抱く人は多いのではないでしょうか。まさに遊佐こずえはサヴァン症候群のようなキャラクターであるということがすぐに分かります。

イライラとしてしまいそうなキャラクターではありますが、遊佐こずえの能力などのギャップを見れば、このキャラクターに間違いなく引き込まれてしまいます。

サヴァン症候群は後天的になる可能性もある!

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サヴァン症候群は、生まれつきの障害、生まれつきの能力とされてきました。しかし、サヴァン症候群は、後天的な発症の仕方もあるのです。

つまり、サヴァン症候群は生まれつきだけでない、一般的な人でもこうした存在になってしまうおそれがあるということです。では、どういったコトが理由となり、サヴァン症候群を発症してしまうのでしょうか。

薬物乱用後

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例えば、薬物の乱用もサヴァン症候群のような症状になってしまうことがあります。薬物を乱用することにより、ある特定の能力が異常に発達してしまう可用性があるのです。

しかしこれはあくまでも一時的なサヴァン症候群の症状です。さらに薬物の乱用によって起こるこうした症状はとても危険です。

なぜなら自分でコントロールができなくなるおそれが高いことや、そもそもどういった能力が目覚めてしまうか分からないということです。さらに、命の危険もありますので、必ず避けるようにしましょう。

重度な病気後

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また、体に重度の病気が起こり完治したときにも、不思議な力が目覚めることがあります。これはとくに脳に大きな影響が及んだときに起こりやすく、交通事故などでもこうしたサヴァン症候群のような症状が現れたという事例がたくさんあります。

しかし、これはあくまでも一つの例です。大抵の場合には、重度な病気の完治後には後遺症しか残りません。

そのため、そもそもこうした重大な病気にならないようにしておかなければなりません。サヴァン症候群になりたいために、自分を病気に追い込むようなことはないかもしれませんが、必ず日々の体調管理には気を付けておく必要があります。

事故後に

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先ほども説明した通り、事故後にサヴァン症候群になってしまうことはとても多いです。とくに頭を強くぶつけるような事故を起こした場合には、目覚めたときいはサヴァン症候群になっていたということは比較的多いです。

中でも交通事故からサヴァン症候群になるケースは多く、他の後遺症も現れることもありますが、同時にサヴァン症候群が現れることがあるのです。これは、頭を強くぶつけてしまうことで、脳への影響が及んだことが予想されます。

こうしたことで受けたサヴァン症候群は、決して良い能力ばかりではありません。もちろん中には記憶能力が異常に向上してしまうこともありますが、必要のないような後遺症のサヴァン症候群の発症もあるのです。

サヴァン症候群は、あくまでも脳の障害から引き起こされることです。プラスに考えるか、マイナスに考えるかという捉え方もありますが、望まなく生まれたサヴァン症候群もあるということを理解しておきましょう。

サヴァン症候群の人は天才脳で人類の宝

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サヴァン症候群は、間違いなく天才的な能力を持っています。サヴァン症候群にもさまざまな症状がありますが、中には数学に強くなったり、記憶能力のレベルが高かったり、さらには芸術面においても優れた能力を引き出してくれることがあるのです。

その反面、サヴァン症候群は人とのコミュニケーション能力が低かったり、会話が成立しない場合があるなどの障害もあります。しかし、サヴァン症候群は人類の宝です。

こうした能力を持っている人から生まれた、世界に残るようなことはとてもたくさんあるのです。それは、今までのサヴァン症候群の偉人を見ても理解できるでしょう。

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