2019年10月14日 更新

村崎百郎は死を預言していた?死因や彼が残した名言とは

村崎百郎というライターを知っているでしょうか?90年代に「鬼畜ブーム」を起こし「電波系」「鬼畜系」のジャンルを定着させた人物です。彼の半生は謎が多く、今でも彼のファンは沢山います。村崎百郎という人物を改めて知っていきましょう。

目次

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村崎百郎の直接的な死因に関しては明らかになっていません。出血多量による死が濃厚ですが、48箇所もめった刺しにされてしまえば、その場で息があってもなかなかそのまま息を吹き返すことはありません。

ただ村崎百郎が預言した通り村崎百郎はこの事件により死亡してしまいました。これは彼の預言通りなのか、それとも彼の思い描いてた未来とは違ったものなのか?詳しい死因などに関して預言している情報はありませんでした。

犯人の動機

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犯人の動機に関しては情報がありませんでした。犯人はなぜここまで残虐性の高い殺し方をしたのでしょうか。ただの読者と名乗っていたところを見ると、村崎百郎と面識があったとも考えにくいです。

村崎百郎の著書を読む中で、村崎百郎を殺さなければいけない理由を見つけてしまったのかもしれません。同じように不可解な事件の動機としてジョンレノンの殺害があります。

ジョンレノンを殺害した犯人は「自分がジョンレノンであり偽物を消す」という理由でジョンレノンを殺しました。村崎百郎を殺害した犯人も同じような気持ちになっていたのかもしれません。

犯人は不起訴へ

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村崎百郎を殺害した犯人は精神鑑定の結果、統合失調症と診断され不起訴となりました。練馬警察署の調べによると、当初犯人は根本敬を殺害する予定だったが根本敬が不在だったため、標的を変更して村崎百郎の家へ向かったそうです。

ここまでの冷静な判断ができたのにも関わらず不起訴となったのも不可解な部分でしょう。しかし本来のターゲットが自分でないのに村崎百郎は自分が死ぬと預言していたのです。

これは偶然なのでしょうか、それともそこまで見えていたのでしょうか。

村崎百郎が遺した「名言」

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村崎百郎は名言をいくつも遺しています。その中から特に有名な名言を厳選しました。村崎百郎の名言を通して彼の人物像も明らかになっていくでしょう。

彼はどんな気持ちでその名言を発したのか、言葉の裏側にどんな気持ちがあったのか?表面的な言葉の並びだけではなく、その言葉の裏側にある意味まで考察していきます。

名言の解釈は人それぞれであり、正解はありません。どんな意味があるのか、考えながら一つ一つの名言を見ていきましょう。

東京中のゴミ捨て場が、俺の友達なんだよ

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村崎百郎はたびたび「ゴミ」を題材にしています。東京は確かにゴミが多いです。日本の中心と言われる場所なので、ゴミが多くでるのも仕方ないことでしょう。その一つ一つのゴミを見ていくと、その人の生活までもわかってしまいます。

村崎百郎はゴミからたくさんの情報を得ていました。だからこそ「ゴミ」を「ゴミ」と思わずに「友達」という表現になったのかもしれません。もちろん「ゴミ」と会話することはできませんが、ゴミを通じて何かしらの影響を受けていたことは間違いないでしょう。

ゴミってゴミじゃないんだよ。情報源なんだよ。

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上記でも触れているように村崎百郎はゴミを「情報源」として見ていたことがわかります。数あるゴミ、どこにでもあるゴミを通して村崎百郎が見てきたものは計り知れません。

誰しもがゴミを大事に扱いません。しかしそのゴミがあることによって村崎百郎はライターとして活動できたといっても過言ではないでしょう。ゴミによって知識を得ているのであれば、上記の「友達」という発言も納得できます。

ゴミをただのゴミとして扱わない。こんな風に考えられるのは当時村崎百郎以外にはいなかったでしょう。

死ねばみんな、「燃えるゴミ」だしな。

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村崎百郎がゴミを大事に扱う理由ともとれる名言がこちらです。「死ねばみんな燃えるゴミだしな」。死んだ人間をゴミと呼ぶのは倫理的に反してしまいますが、村崎百郎はハッキリとその言葉を残しています。

確かに人も死んでしまえば焼いてしまうので、村崎百郎の言葉も間違いではありません。ただこのような言葉を言える人は少ないでしょう。死体にも魂があるという考え方が一般的です。

村崎百郎は死に対しての考え方も一般的な人とは違っていたのではないでしょうか。

村崎百郎の作品

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上記で村崎百郎の名言を紹介しましたが、今度は村崎百郎の残した作品を見ていきましょう。村崎百郎の作品を見れば村崎百郎がどんな人間性だったのかはわかりやすいです。

作品なので、もちろんエンターテイメント性を含んでいる部分もあります。しかし村崎百郎の著書は一般的には考え付かない視点から書いてる内容が多いです。

村崎百郎という人物に惹かれてしまった人は村崎百郎の著書を読んでみると良いでしょう。著書を見ていくと、彼がなぜここまで有名になったのかもわかります。

鬼畜のススメ

湯蛆 on Instagram: “#鬼畜のススメ #村崎百郎” (707178)

「鬼畜のススメ」はゴミ漁りのノウハウを詳細に解説している内容です。村崎百郎自身がゴミ集積場から日々持ち帰ったゴミを通して人間の生活や精神構造、思想までも分析しています。

たかがゴミ漁り、されどゴミ漁りと感じられる内容で、警官対策までもしっかり書かれているのです。中でもゴミ漁りによって村崎百郎に狙われた女性のファイルは読みごたえ十分。一言も言葉を交わしたことのない女性達の出身から学歴、勤務先、持病に、生理の周期までを調べ上げているのです。

変態とも思える行動ですが、ゴミからここまでの情報を調べ上げれるということが明らかになります。

電波系

sho sato on Instagram: “こないだ行ったまぼろし博覧会に、村崎百郎館があって、興味が湧きました。 色んな電波を受信する体質で、その電波の指令で他人のゴミ漁りをしてしまうという完全にヤバイ人です。 ただ、そのヤバイ自分を客観的に評価しているし、論理的思考力もあるので、一部の人に支持されたものと思われます。…” (707177)

「電波系」は村崎百郎と根本敬による共著です。電波系にまつわる体系的な考察を行った内容で、聖なる啓示から陰謀告発など、異界からのメッセージを脳で受信する特別な人々「電波系」を題材にしています。

内容は妄想のような内容ばかりで理解できない人には全く理解できないでしょう。読者の中には「村崎百郎が優しすぎて物足りない」という感想を持つ読者も多いです。

電波系や鬼畜系とする村崎百郎の反面、村崎百郎の性格、人の良さも表れている内容なので村崎百郎をもっと知りたい人には特におすすめ。

社会派くんがゆく!

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