2019年8月20日 更新

アデノイド顔の特徴とは?アデノイド顔のイケメン・美人芸能人も!

アデノイド顔という特徴的な顔つきがあるのをご存知ですか?コンプレックスに思っている人もいるかもしれません。イケメンと呼ばれる人や芸能人の中にもアデノイド顔の人がいます。今回はアデノイド顔の特徴や治し方、整形の効果などを解説していきます。

アデノイド顔ってどんな顔?

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アデノイド顔とは、アデノイド顔貌またはロングフェイス症候群とも呼ばれる顔つきのことです。アデノイドとは鼻の奥の方にあるリンパ組織のことで、日本語では咽頭扁桃と呼ばれます。

小児期には空気中の細菌やウイルスが喉に入り込まないように、アデノイドが肥大化しています。ピークは2~5歳で、この時期は個人差はあるものの多くの人がアデノイドが肥大している状態です。その後7歳くらいをめどにアデノイドは縮小していくのが一般的です。

小児期に肥大しているアデノイドとアデノイド顔はどんな関係にあるのか、治し方はあるのか、説明していきます。もしかして自分はアデノイド顔かも?と思っている人は参考にしてみてください。

アデノイド顔の特徴

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一言でアデノイド顔と言っても、様々な特徴があります。小さいころはなかった特徴が思春期以降に気になるようになったら、それはアデノイド顔かもしれません。

なぜならアデノイド顔は先天性のものではないからです。小児期には特に問題がなかったのにも関わらず、大人になるにつれてさまざまな原因により後天的に特有の顔立ちになっていきます。

ではアデノイド顔の特徴とはどのようなものがあるのでしょうか。ひとつずつチェックしていきましょう。当てはまるものが多ければ、アデノイド顔の可能性があります。

面長の顔

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アデノイド顔の特徴の一つ目は、面長であることです。アデノイド肥大のために鼻呼吸がしづらいため、口呼吸になってしまうことにより顔の筋肉が衰えます。

顔の筋肉が衰えると、元々顔を支えていた位置でそれぞれのパーツをキープできなくなります。重力によって衰えた筋肉は下に下がっていくのが自然です。

その顔の筋肉がキープできない結果として、顔が長くなります。親や兄弟が面長ではないのに、自分だけ面長である場合は、口呼吸による顔の筋肉の衰えが原因かもしれません。

口元がもっこり

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前歯が出ていたり歯並びが悪いと、きちんと口を閉じることができません。たとえ閉じることができても、自然にではなく無理に閉じている印象になります。また顔の歪みにより、口を閉じにくい骨格になった場合も同じような現象が起きます。

この口が閉じにくい状態で口元がもっこりしていることは、一部で「ゴボ口」と呼ばれています。ゴボ口はアデノイド顔の代表的な特徴と言えるでしょう。

気になるのは見た目の特徴かもしれませんが、年齢を重ねるにつれて見た目だけではなく歯列やかみ合わせの問題などが出てくるケースもあるようです。

上顎下顎が横に狭い

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アデノイド肥大により常時口呼吸の状態が長く続くと、顎の発達が阻害されます。下顎は後退しますし、上顎は常に口を小さく開けて呼吸することにより、筋肉を緩めた状態になるので鍛えらることが少なくなります。

そのためアデノイド顔は顎が小さく、V字型の顔つきをしていることが多いのです。小さい顎は小顔の条件のように感じる人もいるかもしれませんが、顔の筋力が弱く、発達していないことが原因の場合は弊害も多くあります。

顎が小さいことで歯並びやかみ合わせの問題、ひいては姿勢や成人病の問題まで、影響は全身に及びます。小顔であることは一見良いことばかりのようですが、アデノイド顔の人からすれば悩ましい問題なのです。

睡眠時無呼吸症候群の人もいる

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睡眠時無呼吸症候群とは文字通り睡眠中に呼吸が止まってしまう病気で、重症の場合は心血管障害や成人病のリスクが上昇すると言われているものです。小児の場合は、成長発達にも大きな影響を与えます。

顔の筋肉が緩んでいることによって、睡眠中に舌の根元が気道をふさいでしまうため一時的に呼吸ができなくなるのです。呼吸が止まることで直接死ぬことはありませんが、無呼吸であることで身体が十分休息できない状態になり、昼間に病的に眠たくなる、または眠ってしまうなどの危険があります。

自分の意思と関係ない時間帯に、病的に睡魔が襲ってくるというのは想像よりもずっと危険なことです。例えば車の運転中や、高所の仕事中など少しのミスで命にかかわる事態になり得るでしょう。重症の場合は早期の治療が必要です。

歯並びが悪い

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顎が正常に発達せず小さい顎になってしまうと、本来しっかりと収まる予定だった歯が綺麗に並ぶことができません。口を閉じても骨格的に上下の前歯が閉じない状態になったり、歯が前後左右にずれて生えている状態になりやすいでしょう。

歯並びが悪いと、歯磨きの難易度が格段に上がりますので虫歯になりやすくなります。また歯肉炎や歯周病、歯槽膿漏にもかかりやすくなりますので、歯の健康が維持しにくくなってしまうでしょう。

特に歯周病や歯槽膿漏は、虫歯よりも歯を失う危険性の高い病気です。長期間放置しておくと、将来的に自分の歯をなくしてしまう可能性があります。

口周りの筋肉が弱い

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筋肉を鍛えるためには、緩めることと締めることを繰り返し行う必要があります。しかし口呼吸をしていると、口周りの筋肉を常時緩めている状態です。鼻呼吸をしている普通の人に比べて、口呼吸をしている人が口周りの筋肉は弱くなってしまうのは必然と言えるでしょう。

口周りの筋肉が弱いことにより舌の筋肉も弱くなり、寝ている間に舌の根元が気道を塞ぐことで睡眠時無呼吸症候群を発症してしまうことも考えられます。

また表情を作るのも筋肉ですので、無表情になりやすく、無気力な印象を人に与えてしまうこともあります。これもアデノイド顔のと特徴と言えます。

ほっぺたがぷっくりしている

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ほっぺたがぷっくりしているのは、お肉がついているか、お肉がたるんでいるかのどちらかです。アデノイド顔のひとは、後者のお肉がたるんでいるタイプで、いわゆる「しもぶくれ」といわれる顔の形をしています。

たるみが進むと、二重顎になったり首と顎の境が曖昧になることもあります。ぷっくりしたほっぺを作っているたるみの原因も、口呼吸によるものです。顔の筋肉が衰えてほっぺがたるんでいると、無気力そうな締まりのない印象を与えることもあるでしょう。

下唇が厚い

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