2019年5月16日 更新

スメルハラスメントには裁判事例がある?スメハラへの対策と訴える方法

みなさんスメルハラスメントをご存知でしょうか。通称スメハラと呼ばれます。スメハラはワキガや柔軟剤などの臭いにより周囲を不快にさせることです。最悪裁判で訴えることもありえるようです。今回はスメハラに悩んでいる人に対策や事例を紹介していきます。

柔軟剤のスメハラはご近所でも

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スメハラの原因の一つとして柔軟剤があります。

柔軟剤は職場だけでなくご近所でのトラブルも発生させてしまう恐れがあります。

柔軟剤によるご近所でのトラブルをみていきましょう。

悪評高い柔軟剤ダウニー

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ダウニーは柔軟剤でのスメハラ被害の代表と言ってもいいかもしれません。

ダウニーはアメリカで販売された香り付きの柔軟剤のパイオニア的な存在です。

ダウニーは特に臭いが強いです。そのため、スメハラを訴える人が多いです。

特にダウニーは海外製品特有のきつい香りがするため、体調を崩される人もいるほどです。

加熱する香り付け重視の柔軟剤合戦

War Soldiers Warrior - Free photo on Pixabay (274663)

最近では日本企業も香りつきの柔軟剤を多く販売しております。

臭いに日本人が敏感になるあまり、いい香りを発しておかなければならないとみんなが思っているからでしょう。

それの競争がいきすぎることにより、その臭いによっての被害が多くなっております。

アレルギーの人も

Allergy Medical Allergic - Free photo on Pixabay (274665)

柔軟剤の臭いによってアレルギー反応を起こしてしまう人もいるようです。

これは柔軟剤の人工的に作られた化学物質により、めまいや吐き気などの体調不良を発生させます。

このアレルギー反応は化学物質過敏症の原因の一つとも言われています。化学物質過敏症はよく花粉症と間違えられるようです。

もし化学物質過敏症が疑われる場合は必ず専門医を受診することがいいでしょう。症状からはわかりにくいアレルギーのため専門医の受診がおすすめです。

外で干す洗濯物の臭いで苦情

Laundry Dry - Free photo on Pixabay (274668)

柔軟剤でのスメハラ被害は人が着ている衣服からの臭いだけではありません。

外に干している洗濯物から発生する臭いに対してのスメハラ被害もあるようです。

いい香りのする柔軟剤が多くありますが、用量は必ず守って洗濯をするほうがよさそうです。

最近はマンションに住んでいる世帯が多いので隣の住人や上下階の人からの苦情が多いようです。

スメハラでの悩み体験談

Cloud Insecurity Negativity - Free image on Pixabay (274669)

では最後に実際にあったスメハラに関する体験談を紹介します。

スメハラは加害者にも被害者にも誰もがなる可能性があります。

体験談を知っておくことでスメハラをしないために必要なことを理解することが大切です。

では実際にあったスメハラ被害についてみていきましょう。

臭いが原因で不登校に

Girl Sitting Jetty - Free photo on Pixabay (274672)

まず始めに紹介するのは自分が加害者となり、結果としてスメハラに自分自身が苦しんだ体験談です。

これはある女子中学生の体験談です。中学に上がる頃に自分自身の汗臭さをなんとなく実感はしていたようです。

そんなときあるクラスメイトから臭すぎで教室に入れないと言われたそうです。

その女性に向けられた言葉ではなかったが、すぐに自分のことだとわかったようです。

その結果周りから避けられるようになり、いじめのような状況が続き結果不登校になってしまいました。

被害者側が結託し、最終的には加害者をその、コミュニティから追い出そうとするのはハラスメントの特徴と言えるでしょう。

香水の匂いがきつすぎる

Pink Magazine Gloss - Free photo on Pixabay (274674)

香水でのスメハラ被害はやはり職場に多いようです。

それが上司となると余計に厄介です。ある課長の香水がキツすぎて、会議室に入るとその人が自分の前に使っていたことがわかるほどです。

そして、最近の企業ではクールビズを推奨しているのでエアコンがあまり効いていないオフィスも多いです。

そのためオフィスはその人の香水の臭いが蔓延して、仕事にならなかったようです。

とくに中年男性の香水の臭いは加齢臭と相まってかなりキツくなることも多いです。

お風呂に入っていないのでは?

Girl Bath Roses - Free photo on Pixabay (274676)

ある会社の絶対に風呂に入っていないだろうという営業マンがいたそうです。

その人は、スーツもヨレヨレで明らかにクリーニングに何ヶ月も出していない様子で、かなりの臭いであったようです。

毎日お風呂に入っている人は想像もつかないかもしれませんが、お風呂に入らなくても平気な人がいるようです。

そもそもお風呂に毎日入らないことは社会人のマナーとしていただけないことです。

自分だけを見るのではなく周りの影響もしっかりと考えることが大切なようです。

臭いは誰にでもある!自分でも気を付けて神経質になるのも止めよう

Children Road Distant - Free photo on Pixabay (274677)

いかがでしたか。最近注目されているスメルハラスメントについて紹介しました。

臭いというのは人間誰しも持っています。無臭の人間なんていません。それをまず理解することが大切です。

最近では自分の都合の悪いことはなんでもハラスメントになってしまうような風潮があります。

この風潮はいいこともあれば弊害もあります。みんなが排他的な思考になってしまうこともあります。

しかしながら人間は1人では生きてはいけません。周りの人たちと共存する必要があります。

共存するためには自分と違う人間を認め、受け入れることが大切です。

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