2019年3月1日 更新

タトゥーを後悔する理由は?タトゥーを後悔する割合と後悔しない場所

顔や手足にタトゥーが入っている人を見て「バカだな」と感じたことはありませんか?この記事では、タトゥーを入れる割合や、理由についてご紹介していきましょう。入れて後悔しない場所や、タトゥーを後悔している人への対処法についてもご紹介します。

目次

タトゥーを入れて後悔する人は多い?

People Man Woman - Free photo on Pixabay (81450)

海外の有名スポーツ選手やアーティストの中で、タトゥーを全身に施している姿や顔や手足にタトゥーが入っている姿は、それほど珍しくありません。最近では、有名女性アーティストが手のひらに日本語のタトゥーを施したことで話題となりました。

しかし、日本人スポーツ選手や日本人アーティストの中では、タトゥーを施している人はそれほど多くありません。大勢の人が見るであろうメディア映像では、タトゥーを隠すようなファッションをすることも少なくないようです。このように、日本と海外では、タトゥーの価値観は大きく異なります。

日本でタトゥーが敬遠されている理由は、入れ墨が反社会的勢力の象徴であったり、罪人への刑罰として使われていたからです。
Henna Hands Mehendi - Free photo on Pixabay (82158)

現代でも、それらの印象が強く、「みっともない」「怖い」といった印象を持っている人が多く、影響力を考え日本人スポーツ選手や芸能人、アーティストは施さなかったり、施していたとしても公の前では露出を控えるような配慮をします。

しかし近年は、外国人来訪者も増えタトゥーが以前よりも身近な存在になったことから、自身にも入れたいと考える若者は少なくありません。日本でタトゥーの施術が行える場所も増えたことから、実際に入れている人も増加傾向にあると言われています。

この記事では、タトゥーに関する周りの印象や、タトゥーを入れる理由についてご紹介していきましょう。タトゥーを入れた後のリスクについても、お話していきます。タトゥーを入れる際の、参考にしてみてください。

タトゥーとは

Tattoo Artist - Free photo on Pixabay (82159)

タトゥーとは、皮膚を傷つけそこに墨や専用インクを入れ、文字や絵柄を表現する方法です。タトゥーアーティストと呼ばれる彫り師とデザインを考え、下絵を作成してもらいます。デザインが決定後、身体に絵柄を転写し、アウトラインや色付けを行っていくのが一般的な流れです。

大きさやデザインによっては、数時間で完成するものや、数日かかるものもあります。日本では、入れ墨・刺青(しせい)と呼ばれていましたが、現在はタトゥーと呼ばれることが多いでしょう。どちらも、細い針で身体を傷つけると同時に、インクを流し込み、デザインを身体に描いていきます。

針を差し込むのが、肌の真皮層よりも深く、そこにインクを入れるので、新陳代謝や洗体でこすっても落ちることはありません。しかし、手のひらや手の甲は代謝が活発であるため、他の部位へのタトゥーよりも、薄くなったりする可能性があります。

男性に人気のタトゥーは?

Tattoo Hands Young - Free photo on Pixabay (82167)

男性に人気が高いのは、ブラックワークと呼ばれるタトゥーです。ブラックワークとは、黒以外の色を使わないタトゥーのことで、年齢を問わないことからも、人気となっています。

特に、人気なデザインはレタリングと呼ばれるものです。レタリングタトゥーとは、文字を身体に彫り込むタトゥーのことになります。歌詞や自身の思想などを彫り込むことが多いようです。文字のテイストや大きさを自由に変えることができ、身体のどの部分でも掘りやすいことから、人気となっています。

他にも男性に人気なのは「アブストラクト」と呼ばれる抽象絵画のようなデザインや、「ジオメトリック」と呼ばれる幾何学模様のタトゥーです。どちらも、デザイン性が高くアーティスティックであり、オリジナリティを表現しやすいことから、人気となっています。

女性に人気のタトゥーは?

Women People Girl Friends - Free photo on Pixabay (82170)

女性の間でもブラックワークは人気ですが、多くの色を使うカラーワークも非常に人気です。カラフルさや可愛らしさに魅力を感じる女性も多く、男性よりも明るい色味が目立ちます。

女性に人気のデザインは、動物や花柄でしょう。他にも、星やハートにレタリングタトゥーを組み合わせるデザインが人気です。耳の裏や足の甲、足首や胸など、ワンポイントで小さめに入れる女性もいます。

男性のように、大きめに彫り込む女性はそれほど多くなく、簡単に隠せる程度の小さいデザインのタトゥーを掘っていることが多いでしょう。

タトゥーを入れて後悔する人の割合

Eighty Percent Statistics - Free image on Pixabay (82175)

米国では、約14%の人がタトゥーを入れていると言われています。タトゥーを入れているイメージの強い外国人であっても、その数は全体の半数にも満たないのです。日本では約2%の人が、タトゥーを施しています。タトゥーが普及しているといっても、圧倒的に数が少ないことが分かるでしょう。

日本人でタトゥーを施した約80%の人が、タトゥーを入れたことを「後悔している」といったデータがあります。特に後悔している世代は30~40代です。若いころに勢いやノリでタトゥーを施し、生活でのマイナス点を実感した30~40代が、最もタトゥーを入れたことを後悔しています。

そもそも何のため?タトゥーを入れる動機

Traveler Hiker Trip - Free photo on Pixabay (82178)

「温泉やプールなどが利用できない」「保険に入れない」「就職に不利」など、タトゥーを入れていることによって発生するマイナスポイントをよく耳にします。

タトゥー施術にはお金もかかりますし、施術は激痛を伴う場合もあり、そうまでしてタトゥーを入れる意味が「全く理解できない」といった人も少なくないでしょう。それではここから、タトゥーを入れる動機について、ご紹介していきます。

おしゃれのため

People Woman African American - Free photo on Pixabay (82181)

タトゥーを入れる理由の多くは、おしゃれのためです。星形やハートマークなどのタトゥーは、ワンポイントのおしゃれとして女性を中心に人気となっています。ミニマルタトゥーとも呼ばれ、海外セレブの間でも非常に人気です。

また、タトゥーの代表的デザインの一つであるトライバル柄と呼ばれる民族文化を表す柄や、3Dタトゥーといって、身体の一部にタトゥーを彫り、騙し絵やトリックアートのように表現できるタトゥーも、男性を中心に人気であり、おしゃれだと言われています。

タトゥーを入れること自体をかっこいいと感じる

Tattoo Artist Tatoo Drawing Lotus - Free photo on Pixabay (82182)

日本でのタトゥーの歴史や、海外でのタトゥーの歴史を知り、タトゥーを入れること自体がかっこういいと感じ、彫る人たちもいます。

日本でのタトゥーは、古くは神聖なもの、江戸時代では「粋」「罪人の証明」であったり、戦後は反社会勢力の象徴といった歴史をたどりました。タトゥーには暴力的な怖さの他に、強さやおしゃれの象徴といったイメージがあります。
Man Board Drawing - Free photo on Pixabay (83606)

また、施術に激しい痛みを伴うため、長期間その痛みに耐えタトゥーを完成させた人は、「強い」といったイメージをもたれるのです。海外では、各民族の長がタトゥーを施したり、民族の階級によって彫られるタトゥーが異なります。

つまり、日本でも海外でも、「強い」「権力を持っている」などの象徴的イメージがタトゥーにはあるのです。こういった強さの表現や権力の表現に魅せられ、タトゥーを彫ること自体がかっこいいと考え、タトゥーを入れる人たちもいます。

願掛けや決意の証として残したい

Hands Two Palms - Free photo on Pixabay (82184)

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