2019年7月11日 更新

学歴ロンダリングは就職で有利になる?メリットとデメリットとは

「学歴ロンダリング」という言葉を聞いたことがありますか?理系は就職活動の際に多くの企業から採用されやすくなるというメリットから話題になりましたが、この学歴ロンダリングにはデメリットもあるようです。ここではそんな学歴ロンダリングについて詳しくご紹介します!

目次

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学歴ロンダリングのメリットとして「人脈が広がる」というものがあります。学歴ロンダリングで、大学から別の大学の大学院に進むことで、そこで新たに出会いがあり、人間関係が生まれます。

コミュニケーション能力の高い人だと、周りの人ともすぐに打ち解け、大学とはまた別の人間関係が大学院でできるため、今までよりも人脈が広がるのです。
人との出会いを大切にしたい人、今いる場所の出会いより、よりレベルの高い人との出会いを求める人にとっては、学歴ロンダリングで大学院に進むのも悪くありません。

周りからの視線が変わる

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学歴ロンダリングのメリットとして「周りからの視線が変わる」というものがあります。大学ロンダリングをすることで、有名な大学の大学院に行くことができるので、今までより周りの目が違ってくるでしょう。

世間一般の人は、通っている高校、大学や企業の名前が大きければ大きいほど「すごいね!」と、一気にそれだけで評価してくれる人や尊敬してくれる人など、良い印象を抱いてくれる人がいます。あくまで学歴だけで見ている人の場合ですが、それでも通っている大学が、よく聞く有名大学だと「あの人は頭がいい」と尊敬されることも多いです。

低学歴という引け目が解消できる

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学歴ロンダリングのメリットとして「低学歴という引け目が解消できる」というものもあります。高校の時に事情があってあまり勉強できなかった人で、通っている大学が誰も知らないような三流大学であっても、この大学ロンダリングで一気に有名大学の大学院に進学してしまえば、一気に周りの見る目は変わります。

そして、これまでの低学歴という引け目が解消されたり、自分の学歴コンプレックスをなくすこともできるので、学歴コンプレックスが解消できるきっかけになるかもしれません。

学歴ロンダリングのデメリット

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ここまで学歴ロンダリングのメリットを詳しくみてきましたがいかがだったでしょう?ここからはこれまでとは反対に、学歴ロンダリングのデメリットについてもご紹介します!

学歴ロンダリングには良い面と悪い面の両方があることを覚えておきましょう。就職活動に有利にはなるかもしれませんが、学歴ロンダリングを実行することで、試験に落ちた場合大学院に何年もまた通うことになるので、大学院を出てから、就職先で周りとの年齢差が広がるおそれもあります。

大学院の試験は簡単とはいえ落ちるリスクもある

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学歴ロンダリングのデメリットとして「大学院の試験は簡単とはいえ落ちるリスクもある」というものがあります。大学から別の大学の大学院へ行くと簡単に言っても、進学するためにはまずは試験にきちんと合格しなければいけません。

それまで通っていた大学と希望している大学院のレベルに大差があればあるほど、大学院の試験は簡単とはいえ、落ちるリスクもしっかり考えておかなければなりません。
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もちろん通常の試験よりも大学院の試験は簡単とはいわれていますが、その難易度は、大学入学の時のセンター試験などとは比べられないほど簡単で、出題範囲も狭いので、受かりやすいです。

また、過去問と似通った問題が毎年頻繁に出題されているので、過去問を暗記するほどやり直すことで、だんだん出題傾向が分かってくるはずです。

大学院に入る前も入った後も孤独との戦いが

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学歴ロンダリングのデメリットとして「大学院に入る前も入った後も孤独との戦いがある」というものがあります。大学でせっかく友達になれた人と別れて、再び新しい人間関係を大学院で1から構築していくのは、非常に面倒に思う人もいるかもしれません。

特にコミュニケーションをとるのが苦手な人、面倒に感じる人は、もはや大学院での何年間かは孤独に過ごすと決めている人もいるかもしれません。しかし、人間関係がうまく行く方が大学院生活も楽しいはずです。

学歴が有利になっても年齢差ができる

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学歴ロンダリングのデメリットとして「学歴が有利になっても年齢差ができる」というものがあります。学歴ロンダリングでたとえ、就職活動に有利になったとしても、普通の大卒の人と同じように新卒で入った会社で、同期と年齢差ができると、少し寂しいような気持ちにもなります。

特に周りがみんな四年制大学を卒業したばかりで、自分だけが学歴ロンダリングで大学院に進学した後、一足遅れて就職した場合などにそう感じるはずです。

入社してから学歴ロンダリングだと批判される

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学歴ロンダリングのデメリットとして「入社してから学歴ロンダリングだと批判される」というケースです。これは大学院も卒業し、無事入社したはいいものの、学歴ロンダリングということが周りにバレてしまう場合などです。

学歴ロンダリングはずるいという誤った認識のせいで、一部の人から「たいして実力もないのにずるい」、「高学歴だけど本当はそんなに優秀じゃないんじゃないか」という偏見を持たれる場合があります。
このように偏見を持たれ、人によっては批判してくる人もいるかもしれませんが、学歴ロンダリングはマネーロンダリングのような不正をしているというものではないので、気にしないでおきましょう。

院試に落ちてしまった時の解決策

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大学院の試験は、高校から大学に進学する入試よりも非常に出題範囲も狭く、簡単にできているので、落ちる心配はあまりありませんが、万が一院試に落ちてしまった場合の解決策をここからはみていきましょう。

万が一、学歴ロンダリングに失敗し、院試に落ちてしまった場合には、人によっては諦めて就職する人、浪人して再度院試を受ける人、後期の試験にチャレンジする人など色々な選択をする場合があります。

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