2019年8月19日 更新

動じない人は魅力的!動じない人の心理や特徴は?動じない人になる方法も

何事にも動じない人がいます。ショッキングなことがあったり、信じられないような出来事に直面しても、全く動揺しないという人です。動じない人にはどんな特徴があるのでしょうか。またどのような心理があるから動じないでいられるのでしょうか。動じない人の魅力に迫ります。

動じない人の心理の1つ目には「何事もなるようにしかならない」という思いがあるようです。例えば、過去をどんなに嘆いたところで、過去を変えることはできません。ひどくショックなことがあると、ついつい人は過去を悔やみ、悲嘆に暮れてしまうものです。しかし今から過去を変えることはできません。

もし事態を改善したいということであれば、過去のことで思いわずらうだけでは何も変化は起きません。そうではなく、これから何をしていくべきかに目を向けてアクションしなければ変化は起こせないのです。

動じない人は、どんなことがあってもすぐに気持ちを一新することができます。なぜなら「何事もなるようにしかならない」という思いがあるからのようです。人によっては「冷たい」と言うでしょうが、動じない人は「未来を変えるには、今からアクションしなければ!」と考えるわけです。

過去の大きな苦労と比べている

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動じない人の心理の2つ目には「過去の大きな苦労と比べている」という側面があるようです。ショッキングなことがあっても動じることがないのは、過去にもっとショッキングな出来事が無かったかを思い出しているわけです。

まったく同じような出来事は無いかもしれません。しかし過去に経験してきた様々な苦労を思えば、今回の事態もなんとかして乗り切れるだろうと考える傾向にあるようです。悲惨な体験や苦労、失敗や挫折の数々を思えば、今回も乗り越えれば良いと考えるわけです。

そう考えれば、ただ悲嘆に暮れているというような暇はありません。思いきり努力をして乗り越えなくてはいけないと考えるのです。過去を振り返ることで「今までに乗り越えられなかった障壁は無かった」ということを、自分の中で確認しているのではないでしょうか。

時間の無駄を省きたい

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動じない人の心理の3つ目には「時間の無駄を省きたい」という思いがあるようです。前述の通り、動じない人は何かが起きても意気消沈するのではなく、改善と改革に視点を移します。気持ちの整理が早いのです。

事態を変えるには、すぐさま着手をしなければいけません。事態の改善に向けて、あらゆる努力を傾注する必要があります。悔やんでいる暇は無いのです。そういう観点から、動じない人は「時間の無駄を省きたい」という思いをもつようです。過去を悔やむのは時間の無駄だと考え、未来に向けて走ろうと動き出すのです。

慌てても良い答えがでない

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動じない人の心理の4つ目には「慌てても良い答えがでない」という思いがあるようです。すでに起きてしまったことは、もう変えることができません。過去を悔やむだけでは事態は改善しないのです。

「過去を悔やむ」と同じくらい無駄なこととして、動じない人は「慌てること」と答える人が少なくありません。その場の思いつきで、あれやこれやと行動しても効率的ではないと考えるわけです。

問題を解決し、未来を変えていくためには、まずは現状の整理が必要です。きちんと現状を把握して、原因をおさえ、その上で「どうすればいいか」を考えていくというプロセスを重視します。何も考えず、ただ感情面だけで慌てた行動をしても意味がないと考える人が多いようです。

何も考えてない

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動じない人の心理の5つ目には「何も考えてない」という思いがあるようです。これは動じない人のネガティブな側面とも言えますが、動じない人が冷静でいられる時、その背景に「何も考えていない」というケースもあると言われています。何も考えていないからこそ、心穏やかでいられるという考え方です。

「何も考えていない」というと無関心なダメ人間のようにも思われがちです。しかし「感情だけで動き回っても、逆に事態を悪化させかねない」というのも一つの考え方ではないでしょうか。まずは何も考えず、ひたすら事態を見つめるというのも事態を悪化させないための方法とも言えます。

まずは余計なことを考えずに現実を見ようとするわけです。じっくりと現実を見て、そこから解決策を見つけ出そうという人もいるのです。

全てがつまらない

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動じない人の心理の6つ目には「全てがつまらない」という思いがあるようです。これもまた、動じない人のネガティブな側面と言うことができます。全てがつまらないと感じているからこそ、放置をしているというケースです。放置をしているからこそ、あわてふためくこともないのです。

動じない人には魅力もありますが欠点もあります。いつも長所が発揮されるとは限りません。短所が出てしまうこともあるはずです。動じない人には素晴らしい点もたくさんありますが、中には「全てがつまらない」と投げ出したくなることもあるのではないでしょうか。

動じない人が動じていない時は、その人がいかなる心理状態であるかを推し量る必要があると言えそうです。

動じない人になるためには

Relaxed Male Man - Free photo on Pixabay (353002)

ここまでは、動じない人の特徴や心理、プラス面とマイナス面を概観してきました。「ぜひ自分も、動じない人になりたい!」と考えている人も少なくないでしょう。動じない人になるためには、どのような努力が必要なのでしょうか。ここでは5つのポイントを解説します。

他人に振り回されない

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動じない人になるために努力すべき1つ目のポイントは「他人に振り回されない」ということです。ショッキングなニュースがあると、もっともらしい噂話にまどわされがちです。また悲嘆に暮れるような経験をした時も、周りの人からの助言や忠告の数々を過度に気にしてしまいがちではないでしょうか。

しかし、もし「動じない人」になりたいのであれば、それらの噂話や助言、忠告の数々は雑音にもなりかねません。まずは自分自身をしっかりもつことです。自分なら今の状況をどう判断するか、自分なら今後どうしていくべきか、自分は何から手を付けていきたいのか、といったことを考えることが大切です。

もちろん他人の意見も大切です。しかし重要なことは「自分の考え」をしっかりもつことです。その上で、周りの声を参考にすれば良いのです。先に周りの声を気にすれば、他人に振り回されてしまいかねません。

何事も客観的に見るようにする

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動じない人になるために努力すべき2つ目のポイントは「何事も客観的に見るようにする」ということです。人が何かであわてた動きをしてしまうのは、主観的な観点だけで判断してしまった結果であることが多いと言われています。一つの観点から「きっとこうに違いない」と決めつけてしまうわけです。

その結果、例えば「あの人の悪意が原因に決まっている」とか「最初から騙そうとしていたに違いない」と考えてしまいます。そういう時は、少しでも客観的に見るように心がけることが大切です。自分の思い込みが原因で、実際はまったく違っていたというケースもあり得ます。

客観的に見るというのは難しいことです。しかし客観的に見るように心がける練習を重ねることで、次第に「動じない人」へと近づいていけるのではないでしょうか。

時間に振り回されない

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動じない人になるために努力すべき3つ目のポイントは「時間に振り回されない」ということです。人は常に何らかの締切に追われているものです。人に会う約束や、指定された場所に到着すべき時間、あるいは仕事でプレゼンが予定されていれば、それに間に合うよう準備が必要です。急を要する緊急事態もあるでしょう。

しかし、常にあくせくしながら「あれもやらなきゃ!これもやらなきゃ!時間がない!」と追われていると、進む作業も進まない事態になりかねません。焦るばかりで、作業も努力も空回りしてしまうからです。大切なことは、締切の時間を把握した上で、現在までの残り時間を逆算することです。

そして、しっかりと計画を立てることで「動じない人」に近づけるのです。大きなタスクであっても小さなタスクに小分けにすれば、順を追って少しずつ達成できている自分に気づくこともできるでしょう。単に時間に追われていては何も進みません。

自分の性格を理解する

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