2019年9月2日 更新

シャコパンチの威力は生物最強?!シャコの謎多き生態について

この記事ではシャコの生態について解説していきます。ガラスや水槽を割ると言われているパンチの威力やその仕組みなどに加え、シャコの飼育方法、痛い目に合わないために気をつけることなど、シャコについて様々な角度から紹介していきます。

シャコは遊泳能力も非常に高い生物として認識されています。特に甲殻類の中ではダントツに遊泳能力が高いといえます。シャコの遊泳能力の特徴としては、すばしっこいことや、方向転換が自由自在にできることに加え、腹部に遊泳脚があることが挙げられます。

シャコはその凶暴であり、戦闘能力も極めて高いのですが、臆病な気質も持ち合わせているため、ダイバーが近づいたり、外敵が接近してくると、素早く逃げて穴に入り、いつでも迎撃できるように身構えています。

シャコの弱点は目?!

Eye Iris Pupil - Free photo on Pixabay (600128)

二十二口径の拳銃と同じスピードと150kgのベンチプレスを持ちあげるパワーを兼ね備えたパンチで、魚を気絶させたり貝やカニの殻などを割ったりと、一見弱点が無さそうなシャコにも弱点は存在します。

前のトピックで紹介したとおり、シャコの視力の良さはずば抜けており、生物界随一のものでありますが、実は長所であるこの目が弱点になってしまうのです。

戦闘中に目を負傷してしまうと、すぐに戦意喪失してしまい敵にやられてしまいます。ずば抜けた視力を持っているがゆえの反動とも言えるでしょう。

シャコの天敵

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高い能力に圧倒的な攻撃力を兼ね備えたシャコですが、果たして天敵となるような生物はいるのでしょうか?シャコが生息する巣穴周辺においては、生態系でも上位に位置しているため、天敵となる生物はいないようです。

しかし、高い知能に加え、警戒心が強く補強された巣穴に潜み、必殺のパンチを持ったシャコを捕食する生物も存在します。それは、タコやゴマモンガラなどの大型の魚です。いくらシャコの戦闘力が高くとも圧倒的な体格差の前ではなすすべがないようです。

シャコは飼育できる?

Fish Tank Aquarium - Free photo on Pixabay (600157)

ダイバーがその危険性から絶対に近づかないとされているシャコ。ですが、このシャコの奇抜な体の配色やエイリアンのような外見を可愛いと感じる人もおり、ここまで記事を読み進めて下さった方の中で興味を持ち、ペットとして飼えないかな?と思った人もいらっしゃるかもしれません。

このトピックでは、そんなシャコを飼いたいと考えている人たちの参考になるようにシャコを実際にペットとして飼うにはどうすればいいのかについて解説していきたいと思います。

シャコの金額

Dollar Currency Money - Free photo on Pixabay (600177)

まずは、シャコがいくらくらいするのかについて解説していこうと思います。シャコをいざペット用に購入するとは言っても何処で購入すればいいのでしょうか?シャコは食用としては、その辺に売られていますが、ペット用となってくるとなかなか普通の店舗で見かけることはありません。

シャコをペット用として購入する際は、ネット通販で専門店にて購入される方が多いようです。気になるシャコのお値段ですが、だいたい一匹5,000~8,000円前後で購入できるようです。

シャコの飼育方法

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次にシャコの飼育方法について解説していきます。飼育に必要な機材一式はだいたい2万円から3万円程度で揃えられます。飼育に必要なものは、他の水性生物とほぼ同じで、水槽、ろ過装置、ヒーター、海水と砂、バクテリアなどです。水槽に関してはパンチで割られない為にしっかり選ぶ必要があります。

また飼育方法も難しくなく、餌も綺麗に食べ掃除の手間もあまり掛からないようです。ただし、危険性は付きまといます。シャコパンチ によって爪が割れてしまったり、指の骨折などの怪我や事故も起こりがちなので飼育する際は怪我には十分注意しましょう。

シャコの寿命

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シャコの値段と、飼育方法、必要な機材がわかったところで最後にお伝えするのは、シャコの寿命についてです。どんな生物にも寿命はあり、いつかはお別れしなくてはならない時がきます。また自分の飼育方法が合っていたのかどうかを計る為にも寿命は知っておいた方がいいですよね。

シャコの寿命は、オスとメスでは異なります。オスの方はだいたい3年5ヶ月くらいで、メスの方はおおよそ3年9ヶ月とメスの方が少し長生きするようです。

人と比較してしまうとかなり短いですが、だからこそ大事に育ててあげたいですよね。

シャコを見つけたときは要注意!

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ここまでシャコについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?シャコのパンチ力が150kgのベンチプレスを上げるのと同じ力だということや、世界最速のパンチスピードで、パンチを放つと周囲の海水が沸騰したり一瞬発光したりと驚くことも多かったのではないかなと思います。

また、ペットとして飼育できるというのも、シャコに興味を持たれた人には嬉しいことだったのではないでしょうか。非常に興味深くロマンを感じる生物ではありますが、無闇に近づくと爪を割られてしまったり、指を骨折してしまったりと怪我をしてしまう危険がありますので、シャコと接する際は十分注意しましょう。

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