2019年7月31日 更新

未だ未解決である佐久間奈々さん失踪事件の概要!真相の考察も

世界的には治安のいい事で知られる日本ですが、未だに真相が解明されていない未解決事件はあります。そのうちの1つ佐久間奈々さんの失踪事件を紹介するとともに、私たちにできる事件被害防止のための対策などを合わせて紹介していきたいと思います。

目次

未だに未解決である「佐久間奈々さん失踪事件」

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20年以上前におきたこの失踪事件をいまだに記憶している人はどのくらいいるでしょうか。時効もむかえ、現在この事件が話題にあがることはほとんどありません。しかし、忘れてはいけない事件ということも事実です。

日本では多くの未解決事件があり、やりきれない思いをしてきたご家族が多くいます。この佐久間奈々さんのご家族もそのうちの1組といえるでしょう。ではなぜこの事件は起きてしまい、今なお未解決なのでしょうか?

今回は事件の始まりから深まる謎、また誘拐に対する備えはどうしたらいいのかまでご紹介いたします。いつの時代になっても誘拐や拉致が無くなることはなく、自衛が重要になってきています。

佐久間奈々さん失踪事件の概要

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では事件当日の流れを振り返っていきましょう。どういった状況で彼女は誘拐されてしまったのか、近くに助けを求められるような人はいなかったのか。また犯人の特徴なども合わせて確認していきます。

わかっていることは意外と多いのですが、それではも犯人逮捕まで至らず今もなお事件は未解決のままです。もちろん、現在と比べ科学的な操作などできない部分もありましたが、それだけが原因でしょうか?

事件発生から警察が動き出すまで、なにか変わったことや不審点はなかったのか、より細かい視点で見ていくことで新たな糸口がみつかるかもしれません。また自分なら、と対策を考えながら読み解くこともおすすめです。

1991年10月26日佐久間さん宅でお泊まり会をする

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当時中学生だった佐久間奈々さんの自宅で、友人たち3人を招いてお泊り会をしていたとの事です。年頃の女の子たちが集まっており、佐久間さんの母親は仕事のため、自宅にはいなかったそうです。

勉強をしながらお喋りをしたり、この後自分にふりかかる悲劇を知る由もない彼女はとても楽しい時間を過ごしていたことでしょう。彼女の自宅は千葉県の大宮インター付近のアパートでした。

友人が家を訪ねてきたのは夜7時ころ。そこから話題もつきることなく、話に華はさきつづけたのでしょう。日付が変わるか変わらないかの時間帯で4人は連れだってコンビニへと向かったそうです。

友人3名と共にコンビニエンスストアに向かう

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友人3人と自宅から約4キロ程度離れたコンビニへ向かいだした時間は、確かに中学生の女の子4人が出かけるのには遅すぎる時間でした。この時一番近いコンビニはしまっていた為です。

自転車があるということで多少離れたコンビニにもそこまで不安なく向かったのでしょう。お菓子屋やジュースを買い足して、まだまだ友達と夜更かしを楽しみたかったのかもしれません。

このコンビニの帰り道で奈々さんは誘拐されてしまう事になるのです。コンビニでは缶飲料やスナック菓子、おにぎりなどを購入して自宅へ帰ろうとしていたところで事件は発生してしまいました。

27日0時過ぎ見知らぬ男に声をかけられる

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コンビニからの帰り道、道路に倒れていた木の枝に自転車の車輪をとられ、奈々さんが転倒してしまったそうです。この時、犯人の男が横を歩いて抜き去り、奈々さんへ視線を向けたそうです。

そのまま奈々さんたちのほうへ近づいてくると、男は「補導員だ」と名乗ったそうです。そして「こんな時間に未成年がなにをしているんだ」と話しかけ彼女たちを大通りから穂遅い脇道へと誘導しました。

確かに青少年健全育成条例もあり、彼女たちからみれば男の言っている事は正しく自分たちは従うしかないと思ったことでしょう。補導を受けてしまった、親に連絡さrてしまうと思いながら男の指示に従いました。

「お前が代表でついて来い」と佐久間さんが指名される

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しかしここで男から「お前が4人を代表してついてこい」を奈々さんを名指しで呼び出しました。「本来なら警察に連絡するが、お前が代表でついてくれば話を聞くだけで許してやる」と言われたそうです。

彼女たちもさすがに不安に思ったのか、「残りの3人は早く帰れ」と言われましたが転倒してしまった奈々さんの自転車を引き合いに出しました。しかし男には「それも一緒に送ってやる」と一蹴されてしまいます。

友人3人は仕方なく、奈々さんを残してその場を離れ奈々さんの自宅へと戻ります。ここで奈々さんは友人たちから離されてしまい、これ以降の消息がつかめなくなってしまうのです。

佐久間さんは見知らぬ男に細い道の方へ連れて行かれる

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残された佐久間さんは男に脇道にあたる細い道へと誘導されます。友人とも別行動となってしまい、自分はいわゆる深夜徘徊が見つかり補導されている最中。中学生の彼女が不安になるのは必須でした。

しかし、この男はもちろん補導員などではなく誘拐犯です。元々奈々さんを狙っての犯行だったのか、振り返り際の一瞬でなにかの衝動に駆られての犯行だったのかは今なおわかりません。

その後いくつかの2人の目撃情報があるのもまた事実です。奈々さんは近所でも有名な美少女だったのでより、目につきやすい存在だったのかもしれません。

佐久間さん宅に戻り待つも佐久間さんは戻らず

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さて、別行動を余儀なくされた友人たちは一度、奈々さんの自宅へと帰ります。しかし母親も帰宅しておらず、鍵のかかった彼女の家に入る方法も無いため、立ち往生してしまいます。

いくら待っても奈々さんは戻ってこず、いよいよ3人はなにか事件にまきこまれたのではないかと心配しはじめます。この時すでに、奈々さんの帰宅を待って1時間は経過していました。

10月も終わりかけの深夜のできごとです。気温も低く、彼女たちの不安を煽るには充分な環境だったでしょう。突然男に呼び止められ、自分たちの代表として残った友人が全く返ってこないのです。

偶然通りかかった男子生徒にこれまでの経緯を話す

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その時偶然にも3人の前を男子中学生2人がとりかかりました。3人は慌ててその男子中学生を呼びとめ、今までのいきさつを話します。そして自分たちがどうすべきなのかを相談し始めました。

まずはじめに、男が補導員だったとしたら尚更こんな時間まで帰宅させないことがあるか、また複数名いたとしても女子中学生だけで深夜に帰宅させるのか、落ち着いて整理していくとおかしい事ばかりでした。

そこで焦りや恐怖でうまく考えがまとまらなかった友人3人も冷静さを取り戻しはじめ、それぞれの親に相談してみようという結論に至りました。事件発生から約2時間ほど経過したタイミングです。

それぞれの少年少女が親に連絡をし事件発覚

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