2019年7月31日 更新

未だ未解決である佐久間奈々さん失踪事件の概要!真相の考察も

世界的には治安のいい事で知られる日本ですが、未だに真相が解明されていない未解決事件はあります。そのうちの1つ佐久間奈々さんの失踪事件を紹介するとともに、私たちにできる事件被害防止のための対策などを合わせて紹介していきたいと思います。

目次

2人の男子中学生と3人の女子中学生がそれぞれの親に今までの経緯を相談し、やっと事件が大人の知るところとなりました。まずは親たちもふくめ、近くを捜索し始めたそうです。

すでに深夜未明といわれる時間帯になっても奈々さんは発見されませんでした。奈々さんがコンビニで購入した飲料などが入ったレジ袋も発見されませんでした。大人の足でも見つからないことでより緊迫感が増していきました。

10月27日の早朝4時20分、いくら探しても見つからず深夜の出来事にただならぬ不安をおぼえた彼女たちは千葉県警察東署に届け出を提出。ここからは警察も含めての捜査が始まります。

犯人の特徴

 (524804)

事件の概要がわかったところで、犯人の風貌に関してもわかっている範囲で整理していきましょう。直接接触していた友人3人や、目撃情報などからある程度の様相は判明しています。

そこまでわかっているならば、犯人逮捕もできそうなものですがそこがこの事件の不可解な点といっても過言ではありません。まるで消えてしまったように2人の痕跡がつかめないのです。

事件当時は奈々さんの顔写真とあわせて犯人の風貌が描かれた情報提供を求めるチラシも配られました。目撃情報もでる程度には目につく外見だったにも関わらず、犯人が捕まる事はありませんでした。

50歳前後である

 (524809)

まず年齢は40代後半~50代前半ではないか、とういことです。こちらはおそらく直接接触した友人3人の証言でしょう。やや年齢は高めのため逃走方法などはある程度限られてくるのではないでしょうか。

しかしこの年齢だからこそ「補導員である」という嘘が見破られずに済んだのかもしれません。また公開された似顔絵から女子中学生が抵抗したら、と怯える可能性はおおいにうかがえます。

また家族構成などは不明ですが、このような反抗に至ったという点から独身だったのではないかと推測されます。約40歳も年の離れた少女に対して、いったいどのような意図があったのでしょうか。

身長は約155cm

 (524824)

こちらも友人3人の証言だと思われます。男性にしてはやや小柄な背丈と言えます。当時の奈々さんの慎重が152センチとのことなので、背丈はほとんと変わらないというこよになります。

ただ体格は中肉中背で全体的にずんぐりとした印象だったということです。ただでさえ深夜での出来事だったため、遭遇した彼女たちにはより体格差を感じる要因になったかもしれません。

しかし、背丈があるわけでもない中肉中背で40~50代の男性がどのように中学生にもなる少女1人を連れて警察の捜査を潜り抜け逃亡を続けているのか、謎は深まるばかりです。

ニット帽を着用

 (524830)

冬の始まりも控え肌寒さに加え、深夜ということも考えれば、ニット帽をかぶっていること自体は違和感を感じることはありません。ただ、本当に偶然かぶっていたのか、というのが気になる点です。

たまたま寒さ対策でニット帽をかぶっていた所、彼女たちと遭遇し発作的に犯行に及んだのか、元々誰かを誘拐するつもりで顔かくしなどを目的にニット帽を被っていたのかでは大きな差があります。

しかし未だに逮捕されていない事を考えれば、前者の推測はかなり可能性が低いでしょう。少しでも顔を隠すつもりでニット帽をかぶり誘拐する相手を探していたのかもしれません。

黒いパンツにボーダーの長袖シャツ

 (524846)

指名手配の似顔絵では明記されていませんが、事件当日の犯人はボーダーの長袖に黒のパンツという服装だったそうです。前述のとおり、犯行目的であれば、目立たない服装を選んだのでしょう。

また夜間での犯行も考え黒に統一したと考えるのも自然です。より目につきにくい服装などになるでしょうし、手荷物などの目撃情報がないところを考えればより身動きのとりやすい服装をしていたと考えられます。

ではなぜ、ここまで目撃情報が不足しているわけではないのに未だ奈々さんはおろか犯人さえ見つからないのでしょうか。次は被害者である奈々さんの情報を詳しく見ていきましょう。

佐久間奈々さん・家族について

 (524851)

事件当日の流れや犯人の詳細につづき、今回の被害者である佐久間奈々さんの詳細を紐解いていきましょう。なぜ彼女が誘拐されてしまったのかの理由がわかるかもしれません。

年齢などは前述にも出てきた通りですが、近所や学校での評判、また彼女自身の見た目に特徴はあったのか。家族構成なども知られているところです。

なぜ事件発生時に家に保護者がいなかったのかも重要になってくるでしょう。もしあの時に誰か保護者がいれば事件の収束に繋がっていたのかもしれません。

佐久間奈々さんは当時13歳

 (524855)

彼女は当時、中学1年生でした。中間試験も終わり部活も休みの土曜日に誘拐されてしまったのです。まだまだ遊びたい年頃で、その日も友人達とのお泊まり会を楽しんでいたはずです。

千葉市立大宮中学校に通っており、大かな問題を起こすような生徒ではありませんでした。そんな彼女が忽然と姿を消してしまい、学校もかなり慌てたことでしょう。

実際の年齢より少し年上に見られることもあったと言います。それでも思春期の女の子ですから、将来の夢や希望、恋愛などたくさんの未来が彼女を待っていたに違いありません。

母子家庭の一人っ子

 (524865)

ではなぜ、そんな彼女が拐われてしまった当時、自宅には保護者がいなかったのでしょうか。それは彼女の家庭が母子家庭であり母と奈々さんの二人暮しだったからです。

事件当日、奈々さん母親は千葉市内にあるスナックへ夕方から深夜まで出勤しておりちょうど友人3人が奈々さんの自宅へ戻ってきた時には家を空けている時間帯だったそうです。

そのため自宅に頼れる大人はおらず、友人達の前を同級生が偶然通りかかるまで大人による判断が遅れてしまったと言えます。とはいえ、自分の娘が深夜に誘拐されるとは誰が予測できたでしょうか。

綺麗な少女と評判だった

 (524869)

近所でも奈々さんは顔立ちの整った美少女として有名でした。捜索願のビラが配られた時も、「実際はもっと綺麗な顔立ちをしている。」と言われていたほどだそうです。

肌は白く、ぱっちりとした目元。まつ毛は長く大人びて見られる要因の1つとして左目に泣きぼくろがありました。髪の毛も光に当たると自然な茶色に見えることがありました。

そんな彼女の評判を聞きつけて狙いを定めていたのか、偶然遭遇した4人の中で1番容姿の整っていた彼女に白羽の矢が立ってしまったのか。普段は自慢であったはずの自分の容姿が凶と出てしまったのです。

佐久間奈々さんの目撃情報

 (524876)

2 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪