おっことぬしとは?名前の由来やもののけ姫の都市伝説も!

スタジオジブリ作品の「もののけ姫」をご覧になったことはありますか?「おっことぬし」という4本の牙を持った巨大な白い猪神は、人間たちとの争いによって祟り神になりかけてしまいます。おっことぬしとは一体何者なのか、もののけ姫の都市伝説もご紹介していきます。

もののけ姫に登場した「おっことぬし」について

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日本人であれば宮崎駿監督のスタジオジブリ制作、長編アニメーション映画である「もののけ姫」を一度は目にしたことがあるでしょう。この作品に登場した「おっことぬし」とは、巨大な白い身体に四本の牙を持つ猪神達の王のことです。

「おっことぬし」は、500歳の最長老でありながら嗅覚と洞察力が鋭く、一族を引き連れてシシ神の森へやってきます。人間達との戦いで重傷を負い、祟り神へとなってしまう途中でシシ神に魂を吸い取られます。もののけ姫の映画の中では、いなくてはならない存在ですが、この「おっことぬし」とは、一体何なのか詳しく解説していきます。

まずは「もののけ姫」を見たことがない人やどんな内容だったか忘れてしまった人のために、簡単にあらすじをご紹介していきます。

映画・もののけ姫のあらすじ

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映画「もののけ姫」は1997年7月12日に公開された、宮崎駿監督・スタジオジブリの作品です。宮崎駿監督が構想16年し、制作に3年をかけた大作と言われていて、興行収入193億円を記録し当時の日本映画の興行記録を塗り替えた有名な作品です。

この作品は中世の日本が舞台となっており、エミシの村に住む少年アシタカが、村を襲ったタタリ神と呼ばれる化け物を退治した際、右腕に死の呪いを受けてしまうところから始まります。その呪いを絶つためにも、タタリ神が来た西の地へと旅立ち、エボシという女が治めるタタラ場という村にたどり着きます。

そこで作られた鉄砲でエボシがイノシシの神を殺したことによって、アシタカに呪いを与えたタタリ神を生み出してしまっていたのです。そのエボシの命を狙っているのが、"もののけ姫"という山犬に育てられた人間の娘、サンです。エボシとの戦いの最中にサンを助けたアシタカは重傷を負い、サンはアシタカを、生と死を司る神”シシ神”の前に連れて行きます。

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なんとシシ神はアシタカの傷を癒し、それを見たサンはアシタカを生かすと決め、次第に彼に心を開いていきます。そのころタタラ場には、エボシにシシ神殺しをさせようとジコ坊が森へ向かっていました。ジコ坊は、不老不死の力があると噂されるシシ神の首を狙い、人間のせいでタタリ神となってしまった仲間の仇を取ろうとするイノシシの大群と大戦争をはじめます。

遂にシシ神の首を落とすと、不気味な液体が大量に飛び散り、それに触れた者たちは死に、木は枯れてしまいます。やがて液体は津波のような勢いで山を埋め尽くし、森は枯れ果てて、タタラ場も壊滅してしまいますが、アシタカとサンはなんとか協力して首をシシ神に返します。

しかし、首を取り戻したシシ神は元に戻ることはなく、代わりに風が吹き抜けると、枯れ果てた山には緑が戻り、アシタカの腕の呪いも消えていました。サンは人間が好きにはなれないものの、アシタカと互いの世界で共に生きようと約束し、エボシも新たに良い村を作りなおそうと決心するのでありました。

おっことぬしのプロフィール

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「おっことぬし」はもののけ姫の映画の中で、仲間がタタリ神になってしまったことを悔やみ、シシ神の森を守る為、人間との最終決戦をしにエボシのいるタタラ場へとやってきました。しかし、戦いの末自らも重傷を負ってしまいタタリ神になってしまうところをサンに助けられますが、結局はシシ神に命を吸い取れらてしまうのです。

映画の中ではかなり重要な役でありますが、「おっことぬし」という変わった名前の理由や一体どんなイノシシなのか、詳しく解説していきましょう。

「乙事主」と書く

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まず「おっことぬし」とは漢字で「乙事主」と書きます。名前の由来は、宮崎駿監督の別荘があった長野県富士見町の乙事からきているようです。

シシ神の森を守るため九州から一族を率いてやってきたとされる「おっことぬし」ですが、実際に九州ではイノシシを猪神や神使としての信仰する文化が存在します。

他のジブリ作品でもそうですが、宮崎駿監督の作品はどれもひとつ一つに理由があってそう言った裏の設定も非常に面白いです。「もののけ姫」にまつわる都市伝説は後ほど触れていきますので、気になる人はチェックしてみてください。

4本の牙を持った巨大な白い猪神

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「おっことぬし」といえば、その大きな体と大きな4本の牙が特徴的な白い猪神です。映画「もののけ姫」で登場するシーンは、ただならぬ存在感があります。「おっことぬし」はかなりの巨体で、毛並みも白く、いかにも猪神のような佇まいですが、一緒に連れてきたイノシシたちは、私たちがよく目にするような茶色い毛並みに黒い模様が描かれています。

作中でおっことぬしがイノシシの一族が弱体化している事に焦燥感を募らせる場面があるので、本来はおっことぬしのような姿になっていくはずが、時代の変化によって自分のように大きく、長く生きれるイノシシがいないということを示しているのでしょう。

500歳の最長老

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「おっことぬし」は500歳の最長老という猪神です。かなりの高齢なので目が見えませんが、500年生きているだけあって嗅覚が長けており、洞察力に優れています。目が見えなくてもその嗅覚で猪の皮を被って潜んでいた人間達に気付き、仲間達に異変を知らせていました。

また嗅覚さえも失った状態でも仲間の毛皮の気配を感じ、シシ神のもとまで共に歩こうとします。しかしそれはジコ坊の策略で、イノシシの皮を被った人間でした。さすがに重傷を負いタタリ神になる寸前のおっことぬしでは、それを見抜くことができなかったのです。

視覚を失っている

Boar Metallizer Art - Free image on Pixabay (592566)

先ほどもご紹介したように500年という長い月日を過ごしてきた「おっことぬし」は、高齢なため視覚を失っています。目は灰色にかすみ、光を失っているように見えます。しかし視力がなくとも、嗅覚・洞察力が長けているため問題はありません。

視力がなくても敵の存在に気づいたり、高齢ながらも九州から長距離を移動してシシ神の森へとやってきています。巨大な岩も楽々と粉砕し、ほとんど垂直の断崖を高速走行が可能と、やはり人知を超えた部分があります。

嗅覚・洞察力が長けている

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「おっことぬし」は視力を失っていても嗅覚・洞察力が長けています。目が見えなくても鼻はとても優れているので、離れたところで熊の皮を被って森に潜んでいたジゴ坊の仲間にいち早く気づいています。目が見えない分、嗅覚の感覚が研ぎ澄まされているのかもしれません。

洞察力にも優れているので、アシタカの腕の呪いを感じ取り、自分たちの仲間がタタリ神になってしまったことを悟ります。すぐに食い殺そうとする山犬達とは少し違い、アシタカの話をよく聞くという姿勢も、高齢者ならではの余裕が感じられます。

シシ神の森を守る為にやってきた

Forest Trees Sunbeam - Free photo on Pixabay (592605)

「おっことぬし」はシシ神の森を守るためにわざわざ九州から海を渡ってやってきました。エボシがシシ神の森を破壊しようとしていることを知り、一族を引き連れて人間と戦いに来たのです。

「おっことぬし」は誇高く、他のイノシシ達に比べても器が大きく、他者や人間であるアシタカの意見もちゃんと聞くことも出来ます。一族の統率者でありながら最高齢の威厳もあり、周りの意見を尊重する姿勢は「おっことぬし」のとても優しい性格が垣間見れます。

これだけ多くの一族を統率し、500年もの長い間生きてきたのですから、年の功ということでしょうか?

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