2019年9月2日 更新

謎の巨大生物グロブスターの正体は?さまざまな説と過去の事例

謎の巨大生物といわれているグロブスターについてご存知でしょうか?世界各地をはじめ、日本にもグロブスターは漂着し話題となっています。今回は、そんなグロブスターの正体についてのさまざまな説や、事例についてご紹介していきます。

Flower Woman Smelling - Free photo on Pixabay (602159)

千葉県で発見されたこのグロブスターの大きな特徴だったのはその異臭です。もちろん他のグロブスターにも異臭はありましたが、千葉県に漂着したグロブスターからも異臭が酷く、周囲1m四方を腐敗臭のような強烈なにおいが囲みました。

そのため近隣の住人の方はその異臭にパニックになったといわれています。ニュースでもこのグロブスターが漂着した際の映像が取り上げられていましたが、異臭に困惑する声が挙げられていました。

グロブスターの正体は?

Mistake Error Question Mark - Free photo on Pixabay (602174)

千葉県に漂着したグロブスターも他の国で発見されたグロブスターと同様に正体については未だに謎が多いです。しかし、地元の人の中には、このグロブスターの正体はダイオウイカないかと推測する人もいました。

また、このグロブスターが漂着する以前に東京湾にクジラが迷い込んでいるとの報告もあり、詳しく調べている途中でした。なのでその東京湾に迷い込んでしまったクジラの死骸が腐敗したものではないかという推測もありました。

しかし、その正体は明らかになっていません。

巨大地震の前兆か?

Ocean Blue Whale Sea - Free photo on Pixabay (602203)

先ほどの項目でも千葉県に漂着したグロブスターの正体はクジラではないかと推測されていることをご紹介しましたが、クジラだったとすると、海底でプレートが動いた際に高周波が発生し、クジラが方向感覚を見失ってしまって漂着してしまったのではないかという可能性が推測されています。

そのため、ツイッターなどでは「グロブスターが表れたのは地震の前兆ではないのか」といった意見も相次いで投稿されていました。

しかし、専門家によると東京湾でクジラが目撃されることは珍しいことなので、地震と結び付けたい気持ちも理解できなくはないが、科学的には根拠がないといわれています。

グロブスターの正体

Detective Searching Man - Free vector graphic on Pixabay (602215)

世界各地に漂着していて、日本の千葉県にも2016年に漂着したことで話題となったグロブスターですが、いまだにその正体については解明されていません。

しかし、一ヶ所ではなく世界各地で目撃されていて、また、一度ではないことからグロブスターの正体については、さまざまな推測がなされています。

ここでは、そんなグロブスターの正体の様々な推測についてご紹介していきます。グロブスターの正体が気になるという方は、ぜひ参考にして頂けたら嬉しいです。それでは早速ご紹介していきます。

クジラやジュゴンの死骸説

Manatee Mammal Underwater - Free photo on Pixabay (602226)

グロブスターの正体として1つ目に推測されているのが「クジラやジュゴンの死骸説」という推測です。この説は真っ先に挙げられた説でグロブスターはグロブスターの特徴でもご紹介したように、全長がとても大きく10m近くもの体長があります。

そのため、海に住む生き物の中でも特に大きいクジラやジュゴンの死骸なのではないかという説があります。死因は船との衝突ではないかと考えられていて、全身を覆う毛は白く腐敗したクジラやジュゴンの筋繊維と言われています。

しかし、通常腐敗したクジラには肉が破壊して中には露出した骨格が認められます。しかし、グロブスターのほとんどに骨などは見つからなかったため、本当にクジラなのか?という意見もあり、いまだに説のままです。

タコやイカの死骸

Octopus Creatures Animal - Free vector graphic on Pixabay (602243)

グロブスターの正体として2つ目に挙げられている推測が「タコやイカの死骸」ではないかという推測です。先ほどもご紹介したようにグロブスターの多くに骨が見当たりませんでした。

また、漂着したグロブスターの中にはたこやイカの足のようなものが何本か残っていたグロブスターもいました。そのため骨が無く、同じような形の足をもつたこやイカがグロブスターの正体ではないかと推測されていました。

しかし、漂着したグロブスターの体長が大きすぎることもあり、本当にグロブスターの正体はタコやイカなのかといまだに、正体については謎のままです。

未発見の無脊椎動物

Question Mark Knowledge - Free photo on Pixabay (602252)

グロブスターの正体として3つ目にご紹介する推測は「未発見の無脊椎動物」という推測です。無脊髄動物とは背骨、あるいは脊髄をもたない動物のことでタコやイカなどお無脊髄動物に当てはまります。

先ほどご紹介したようにグロブスターのほとんどに骨が発見されていません。なので無脊髄動物だと言われているのですが、タコやイカだと小さすぎます。

そのため、いまだに発見されていない未知の巨大な無脊髄動物ではないかと推測されています。

水棲UMA説

Sea Ocean Nature - Free image on Pixabay (602266)

グロブスターの正体として4つ目にご紹介する推測は「水棲UMA説」という推測です。水棲UMAとは、水の中に生息していると言われているUMAで、水棲UMAには様々な種類の水棲UMAがいると推測されています。

その中には、体長が大きいものや毛が生えているものもいます。そのため、それらの水棲UMAが何らかの原因で死んでしまって、その死骸が漂着したのではないかと言われています。

しかし、実際にUMAが生息しているかも分かっておらず、この説もいまだに正しいのか分かっていません。

恐竜の生き残りの死骸

Landscape Mountain Sky - Free photo on Pixabay (602276)

グロブスターの正体として5つ目に挙げられている推測は「恐竜の生き残りの死骸」ではないかという推測です。というのも、殆どのグロブスターには骨が残っていませんが、一部骨が残っているグロブスターも報告されています。

その姿は、まるできょうりゅうの死骸の様だといった意見もあります。そのため「恐竜の生き残りの死骸」ではないかという推測も上がっているのですが、その可能性は残念ながら科学的にみても低いといわれています。

グロブスターはあの人気ゲームにも登場

Hiding Boy Girl - Free photo on Pixabay (602283)

謎が多く、正体も解明されていないグロブスターですが、実はグロブスターがある人気ゲームにも登場していたことをご存知でしょうか?ある人気ゲームとは「バイオハザード」というゲームです。有名なゲームのため聞いたことがあるという方も多いと思います。

このバイオハザードの中でグロブスターはt-Abyss感染者が大量の水分を吸収した結果、巨大な肉塊のような姿に異変してしまったものとして登場します。

手足がないため這いずり回りながらゆっくりと移動しますが、水中では素早く泳ぎ回ることができると言われています。水中で襲われた場合は、人間の歯に近い歯をはやした巨大な口で食べられて即死してしまう、バイオハザードの中では恐ろしい生き物です。

世界で目撃されている水棲UMA

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