2019年8月17日 更新

エスニックジョークとは?クスっと笑えるエスニックジョーク8選!

日本は島国なので、人種や民族のことについてのトークするという習慣もなく慣れていません。自分の気持ちより評判を気にするので、海外の反応は気になります。海外では、人種や民族について話すのが大好きな人が多く、これをジョークにしてトークするのがエスニックジョークです。

目次

エスニックジョークとは?

Lol Acronym Laugh Out Loud - Free vector graphic on Pixabay (556835)

先進国で、日本ほど『日本』に興味のない人種はいません。こんなに豊かな文化を持ち何でもすぐに手に入り、夜中に女性が外を歩いても安全な国なのに、特にアメリカなど、他の国のことに詳しい人を尊敬するというような、不思議な人種だと思われています。

海外では、どこの国に住んでいても「どこの民族&どこの民族の家系」という話になりがちで、そのことについて興味深い人が多く、自分の家の民族を知らないと言うと「!?」という顔をされることも多いです。そこで、お酒の席などでワイワイ話されるのが『エスニックジョーク (ethnic joke)』です。

ある民族の民族性、ある国の国民性を端的に表したり、大げさに皮肉ったりような話によって笑いを誘うジョークのことで、悪口にしてしまうと「頭が悪いやつだ」と思われてしまうという、ちょっとトンチの効いたものでなければなりません。

エスニックジョークとは何か?

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占い師や友達に「あなたってこんな人よね」と言われて「そーそー!なんでわかるの!?」と想うような経験をしたことがありませんか?エスニックジョークは、個人に対してではなく民族や国民に対して「そーそー!」と思わせるようなジョークです。

真剣に語り合うようなものではなく、聞いたあとで一秒後に「そーそー!」とクスッと笑ってしまったりするようなトンチの効いたものでなければ、ただの悪口になってしまうというような際どいPoshな大人のジョークです。

ある民族や国民の典型的な性格や行動様式などの『ステレオタイプ』に着目し、その特徴を端的に表現したり、揶揄するようなエピソードを紹介して笑いを誘うもので、国民性と民族性をよく表しているジョークです。

エスニックの意味

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日本で『エスニック』と聞いてイメージする地域は、東南アジア・南アジア・西アジア・アフリカなどの文化に対して表現されるイメージがありますが、本来の使われ方は、自分たちの文化圏に対して、異なる文化・異民族の習慣について「民族的な」「「異国風」という意味で使われている言葉です。

エスニック『ethnic』の語源は『ethn(民族)』+『ic(性質)』=『ethn(民族)』の形容詞形の形です。『ethn(民族)』の語源はとても歴史が古く、ギリシャ語の『ethnos(エスノス)』が由来され、古代ギリシャでギリシャ民族から見た異民族という意味で『ethnic』が使用されていました。

要するに、自分たちの信仰するキリスト教や、そこから枝分かれしたユダヤ教以外の思考や暮らし方をする人たちに向けて使われる言葉でした。ヨーロッパは、とにかくどんなことにもいつの時代も宗教が絡みます。

エスニックジョークが成立する条件

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エスニックジョークは、例えば「日本人は集団主義者である」「ドイツ人は合理的である」というように、思わず「そーそー!」とうなずいてしまうような、民族的なステレオタイプの特徴が共通理解となっていて初めて成立するジョークです。

なので、ただ単に「ディスる」「悪口として使う」というようなものとは似ていますが全く違います。言う人も言われる人も、思わずクスッと笑ってしまうものでなければエスニックジョークとは言えません。

エスニックジョークには偏見も?

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民族文化への『風刺』という性質上、社会的なタブーや民族差別に抵触してしまう部分がある場合もあり『ブラックジョーク』の一種に分類される事も多いです。思わず聞いた方が「はあ!?」ではなく「そのとおり!」と笑ってしまうものでなければNGです。

何を食べるのが普通、こんな場合はこうするのが普通など、個人的にも『普通』は違ったものになることはありますが、もっと大まかに分けて民族ごとの「これは普通」がそれぞれ違うことを「おもしろい!」と説明して行くジョークです。

エスニックジョークにはどのような意図がある?

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例えば、日本の有名なテレビ番組で「秘密のケンミンSHOW」という、都道府県ごとに分けてご当地出身の有名人が「ご当地あるある」を説明していくものがありましたが、エスニックジョークはまさにこのような意図で作られているものです。

「良い」「悪い」などとジャッジするために使われるものではなく「これが普通」を「変わってる!」「おもしろい!」とみんなで興味を持って、さらにここから繋がるトークを展開していくために使われるジョークです。

自国を自虐する

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日本の『お笑い』には「ボケとツッコミ」と言われる役割と「オチ」が必要とされ、この部分が「おいしい(いちばんおもしろい)部分」とされますが、エスニックジョークでも自国を自虐しますが、特に一番最後にドン!と自虐される部分が、いわゆる「おいしい部分」です。

一つ一つの国の笑える自虐ネタでつくられるエスニックジョークもありますが、自分の国のところでは思わず納得してしまったり笑ってしまったりしてしまいます。クレバーでスマートなジョークだからです。

隣国と自国の違いを比較する

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日本にとって『海外』と言えばアメリカという人が多いでしょう。なので、日本のテレビや雑誌で「〇〇という国では」という説明がない場合「海外ではこうです」というものは、ほとんどアメリカのものと言っても過言ではありません。

ですが、海外はアメリカでなく、もっと深く興味深く広がっています。日本はあらゆる意味でアメリカとは全く似ていませんが、エスニックジョークで隣国と自国の違いを比較されることで、とても興味深く共感できる国や民族があることをほんの少し知ることもできるでしょう。

自国と正反対の国民性を持つ他国との違いを比較する

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「なぜこの国の人はこうなんだろう?」と理解できないことがあっても、エスニックジョークで自国と正反対の国民性を持つ他国との違いを比較されることで「だからこうだったんだ!」と笑いにしてしまえるものが多いです。

物事には何でも『理由』が付き物です。その理由が原因で「ここではこれが普通」というものが生まれるわけです。民族の違いを代々教えられることが普通でとても重要視したがる海外の人は、この違いをトークに盛り上がることが大好きです。

他国に例がないような国民性や民族性を強調する

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