2019年10月18日 更新

妊婦に中出しは危険?妊娠中のセックスの頻度から注意点まで

妊娠しても、夫婦のコミュニケーションとしてのセックスは大切ですが、妊娠中のセックスは、色々心配なことが多いですよね?もう妊娠したのなら、滅多に出来ないから中出しをしてみたい!という男性もいるでしょう。今回は妊娠中の中出しや、セックスの注意点を紹介します。

お腹に痛みがある場合は、お腹の張りと同様に自然的に子宮収縮している場合や、子宮が大きくなっていることによって、腸などが圧迫されていることから感じることが多いです。しかし、痛い時にセックスしても女性は楽しくありませんので、無理をするのはやめましょう。

少し休んで痛みが治まるようなら、あまり心配することはありませんが、長く続くようであれば、他に原因がある可能性が高いので、悩んでいる暇があるのなら、早めに病院に行くことが一番安心です。

子宮頚管が短くなっている

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子宮頚管とは、膣の奥の方から子宮までの部分のことを指します。通常は3~4cm程度ある部分なのですが、もうすぐ赤ちゃんが生まれますよという臨月の時に、2cm程になるものです。

子宮頚管無力症という、胎児の重みに耐えることが出来ずに短くなってしまう人や、細菌感染などが原因になることもありますが、何らかの原因で臨月でもないのに、短くなってしまう人もいるのです。しかし、自覚症状を感じることがあまり出来るものではないので、定期健診には必ず行きましょう。

そして子宮頚管が短いと言われた場合は、セックスはもちろんしてはいけません。無理をすると流産や早産の可能性が大きくなります。

前置胎盤になっている

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前置胎盤(ぜんちたいばん)とは、本来子宮の上側に出来る胎盤が、膣側の下の方に出来てしまう症状のことです。初期や安定期あたりで、たいていは上の方に胎盤も移動していくのですが、妊娠後期でも下のままであれば前置胎盤と診断されます。

自覚症状はこちらもあまりありませんが、出血することが続くなら、前置胎盤の可能性もあります。もちろん、セックスによって出血をする可能性が高まるので、診断されたなら当然セックスは禁止になります。

ちなみに前置胎盤の場合、出産の際赤ちゃんより先に出てしまうので、赤ちゃんの安全を守る為に、ほとんどが帝王切開となります。

妊婦への中出しはOK?

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すでに妊娠しているからには、もう妊娠した?と怯える必要も無くなるので、せっかくなら中出ししたい!と考える男性は多いでしょう。コンドームがあまり好きではない男性も多く、妊娠前にした生での気持ちよさを知った後では、中出ししたくなる気持ちも分かります。

しかし、女性としてはお腹に赤ちゃんがいると、精子が入って大丈夫?と不安になる人も少なくないですよね?ここでは、妊婦への中出しのことについて説明します。

妊婦への中出しは避けるべき

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現在のところ医学的な信憑性があるわけではないのですが、基本的に中出しは避けた方が安心です。妊娠中の母体は、普段の時と違って、色々な変化があり精神的にも不安定になりやすいのです。

余程安静を言い渡されていない場合、流産や早産になる原因はほとんどが胎児にありますが、不安定になっている時に、中出しやセックスそのものをした後、流産や早産になってしまった場合、女性はそのせいにしてしまう可能性も高いです。

更に膣内は普段よりデリケートになっているので、傷つきやすい状態でもあります。その場合、感染症などの畏れもあるので、コンドームをした方が安心なのです。

37週までは避けた方が良い

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妊娠37週と言えば、妊娠10ヶ月のことです。ここまでくると、後はいつ生まれても大丈夫な状態なので、中だしも多少は問題ありません。

しかし、やはり感染症などのリスクを考えるなら、コンドームをした方が安心です。妊娠後期のセックスは、陣痛を促すこともあるので、巷ではお迎え棒と呼ばれています。ただその話は医学的にはあまり根拠はありません。

予定日を過ぎても、全然お産の兆候が無い場合は、中出しセックスしてみてもいいかもしれません。ただし、何れにせよ激しいセックスは厳禁ですよ。

精液に含まれる物質が危険

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精液に含まれる、プロスタグランジンという成分が子宮収縮を促すと言われていましたが、これも今のところ医学的根拠はありません。しかし不安要素があるのであれば、やはりコンドームをした方が安心です。

色んな情報が出回っている上で、医者によってもセックスに対する価値観の違いがあり、言うことはバラバラです。

医学的根拠が無いなら、そこまで神経質になるようなことでは無いのですが、やはり妊娠中というのは精神的にも不安定なので、何かあった時にセックスや中出しを理由にしない為にも、中出しは避けた方がいいでしょう。

早産を引き起こす可能性

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先程のプロスタグランジンが子宮収縮をさせるということから、早産を引き起こす可能性があると言われてきましたが、こちらもはっきりとした医学的根拠はありません。

しかし、やはり少しでも不安になるなら、コンドームをしてセックスする方が、疑念を抱かずに済みますね。妊娠初期や、安定期を越えた7か月~9ヶ月目辺りは、特に気を付けてセックスしましょう。

重複妊娠の可能性

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100分の1という可能性で、ほとんどありえないことではありますが、重複妊娠の可能性もある人がいます。世界でみても、10件程しか報告の無いので、ある意味当たった人はミラクルな体験ですね。

重複妊娠とは、妊娠している最中に、また妊娠してしまうということです。通常赤ちゃんが出来る時は、一つの卵子に一つの精子が受精して妊娠しますが、重複妊娠の場合は何らかの原因で卵子が二つ出ていて、どちらにも受精しまう事象です。

この場合は双子では無いので、普通の兄弟が同時に出てきたという状態です。ですから顔や血液型、成長具合もそれぞれバラバラなのです。しかし、重複妊娠になる可能性はとても低いでしょう。

性病の可能性

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妊娠中のタイミングは、セックスレスになりやすく、夫によっては浮気や風俗通いの可能性が高まることもあります。その場合中出しセックスで、性病を移されてしまう可能性が多いくなりますね。

クラミジアや淋病、梅毒などは赤ちゃんにも影響が大きいですし、流産や早産の原因にもなってしまいます。また妊娠中は、母体も弱るので性病ではなくとも、カンジタ膣炎になることも多く、その場合は夫も治療が必要です。

それらを防ぐためにもコンドームをした方がいいでしょう。しかし、妻が妊娠中に浮気や風俗なんて最低!と言うのは当然としても、男性の性を蔑ろにし過ぎて浮気などに走られないように、多少は夫をかまってあげて下さいね。

妊婦とのセックスでおすすめの体位

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