2019年11月2日 更新

エメトフィリアとは?変わった異常性癖を持つ原因や心理とは

エメトフィリアとは吐しゃ物が性的嗜好となっている人のことを指します。これはいわゆる異常性癖の1つであり、他人に理解されないことも少なくありません。では、エメトフィリアは何が原因でなり、どのような心理が働いているのでしょうか。また、その診断方法も紹介します。

ウロラグニアとは、ウロフィリアとも言い、尿に関して性的興奮を覚える人のことを指します。相手の尿を嗅ぎたい、飲みたいという尿そのものへの執着がある人だけでなく、相手の排尿行為を見たいという人も含まれます。

SMプレイの一環として取り入れられることも多く、失禁させる行為はこれに当たります。また、尿を見られることで羞恥心をくすぐられ、興奮するというパターンもあります。相手に尿をかけられたい、全身で浴びたいという願望がある場合もあります。

一部には尿を飲むことで健康になると信じられているようです。

異常性癖を持っていた有名人

Tower Bridge London - Free photo on Pixabay (733441)

歴史的に有名な人でも、私生活では異常性癖を持っていたとされる人は少なくありません。公表している人もいれば、伝説のように語り継がれている人もいます。

では、どのような人がどのような異常性癖を持っていたのでしょうか。

マルキ・ド・サド

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マルキ・ド・サドはフランス革命期に活躍した小説家です。彼の作品は暴力的な描写が多く、哲学者の究極の自由と肉体的快楽を追求するものが多いという特徴があります。また、これによってパリの刑務所や精神病院に入れられ、ほとんどの作品を獄中で書きました。

私生活でも性犯罪を犯していたと言われています。また、SMのサディストの名前の元となっているのは彼のことであり、ドSとして知られていました。しかし実際の性癖はMであり、自分がされたい暴力的なことを作品に反映していたとも言われています。

ちなみにMのマゾヒストはオーストリアの小説家であったレーオポルト・フォン・ザッハー=マーゾッホが由来であるとされ、彼は精神的、肉体的な苦痛で快楽を得ることが作品の特徴となっていました。

ナポレオン

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ナポレオンは、現在でも知らない人はいないフランスの栄光の象徴と言われる人物です。軍事や内政の統制は天才的であり、今でも世界で採用されているシステムを構築した人物でもあります。

そんなナポレオンは極度の匂いフェチであったと言われています。寝ている際にチーズを鼻に近づけられ、「もう勘弁してくれ...」と言い、女性器の匂いであると勘違いしたというエピソードは有名です。また、妻にはお風呂に入らないでくれと頼む手紙を送ったこともあります。

愛人を多く抱えていたため、彼の性癖を知る女性は多かったのではないでしょうか。

チャイコフスキー

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ロシアの作曲家として知られるピョートル・イリイチ・チャイコフスキーは、「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」など多くの有名な楽曲を世に送り出し、亡くなった今でも知らない人はいないほど有名です。

そんな彼は生前、同性愛者であったと言われています。これは多くの音楽仲間や彼の弟子たちが暴露しており、真実であると言われています。しかしチャイコフスキーが生きた時代、同性愛者は軽蔑の対象であり、人々には受け入れられませんでした。

そのため、偽装するために女性と結婚し、彼女とのセックスでは自殺未遂するまで追いつめられていたようです。

異常性癖にはたくさんの種類がある

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今回は、異常性癖の1つであるエメトフィリアについて紹介しました。これ以外にも異常性癖は多くの種類があり、皆何かしらの性癖は持っています。

性的興奮を得られるものが異なるというだけで、それ自体が異常とは言い切れません。また、育ってきた環境や過去のトラウマが関係している場合もあります。

どのようなセックスをするのかはカップルの自由ですが、危険な方法はとらないように注意しながら、お互いを興奮させる方法で楽しみましょう。

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