2019年7月12日 更新

ケモナーの意味とは?ケモナーのレベル診断や好むゲームについても

“ケモノ”に魅せられて近年増加傾向にあると言われる「ケモナー」。海外では“ファーリー・ファンダム”と呼ばれている程に世界的にも根強い人気を誇るジャンルです。そこで「そもそも“ケモナー”って何?」という方にも分かる“ケモナー”の生態についてご紹介しましょう。

前述した作品では、この“ケモノ”レベル2〜5に当たる“ケモノ”達がストーリー中に多く登場します。まず、レベル2の特徴は人間的特徴の強かった1と比べて動物的特徴が強く出てきます。第一に体が毛皮になり、顔の特に鼻などが動物のマズルに近くなってきます。

レベル2だと1と間違えられることもありますが、“ケモナー”の多くがここからが“ケモノ”であると定義されていることが多いです。次にレベル3ですが、ここからはかなり動物的特徴が顕著に現れ、毛皮に覆われているのでキャラクターが服を着ていなくても問題無くなります。

またその様に描かれることが多いのがレベル3になります。レベル4では、完全に外見の人間的特徴が無くなり、二足歩行の動物といったビジュアルになっていきます。最後にレベル5ですが、これは完全に動物の姿をしている事が多いです。なのでレベル5が好きな方は“ケモナー”よりも“ズーフィリア”の傾向が強いと考えられます。

動物が好きだ

Fantasy Swan Woman - Free image on Pixabay (472998)

“ケモナー”になりやすい要素の一つに必ず動物が好きである事があります。やはり、動物的な特徴があるという事が“ケモノ”にとって無くてはならない重要な要素になる為、動物が好きでないと“ケモナー”にはなれないと言っても過言ではありません。

“ケモナー”の多くの人が大好きな“ケモノ”の表現に特に目を凝らして見ています。描かれる“ケモノ”の多くが脚や身体そのものの骨格などを実際の動物達を参考に丁寧に描かれているので“ケモナー”の真髄は動物が好きにあります。

動物的特徴をもった人でオナニーができる

Mattress Bed Pillow - Free photo on Pixabay (473006)

“ケモナー”には“ケモノ”がただ好きという人だけでなく、性的興奮を覚える人達も存在します。それは海外の“ファーリー・ファンダム”の人達にも共通していることです。

また“ケモナー”に馴染みが無い、もしくは興味本位で検索しジャンルの概ねは知っているという人達にとっては寧ろ後者で認知されていることもあります。つまり“ケモノ”に対して性的興奮を覚え、自慰行為が出来たのならば貴方はもう完全に“ケモナー”と言えるでしょう。

ケモナーが思わずキュンとしてしまうゲーム

Polar Bear Animals - Free photo on Pixabay (473011)

次はお好みの“ケモノ”を見つける為に“ケモナー”御用達の人気作品をご紹介していきましょう。まずはゲーム作品より、『SHOW BY ROCK!!』『チェインクロニクル』『ワンダークラウン 』『ブレイジングオデッセイ 』の4作品です。

いずれも近年リリースされたスマートフォン向けゲームアプリになります。『チェインクロニクル』の一部と『ワンダークラウン 』と『ブレイジングオデッセイ 』に関してはサービスが終了してしまっておりますが、魅力的な作品なのでご紹介させていただきます。

SHOW BY ROCK!!

Concert Crowd Audience - Free photo on Pixabay (473094)

『SHOW BY ROCK‼︎』はハローキティなどで有名なサンリオが2013年リリースしたスマートフォン向けリズムアクションゲームです。バンドをテーマに作中には“ミューモン”と呼ばれる獣人などのキャラクター達が登場します。

2015年にはテレビアニメ化し、放送もされていました。楽曲だけでなくキャラクターも人気があり、登場するミューモン達は可愛い女性キャラクターからイケメンの男性キャラクターまで数多く、男女共にライトな“ケモナー”層からの支持を得ている作品です。

キャラクターのビジュアルとしては前述の“ケモノ”レベルでいう1〜2に当たるので、“ケモナー”入門として気軽に楽しめるのではないでしょうか。

チェインクロニクル

Fortune Telling Tarot Letters Card - Free photo on Pixabay (473102)

『チェインクロニクル』は2013年にセガゲームスよりリリースされたスマートフォン向けオンラインカードバトルRPGです。3シリーズ構成になっており、2014年には『チェインクロニクルⅤ』としてPS Vita版が発売されました。

800人以上のキャラクターが登場し、キャラクター達のストーリー群によって構成されています。そんな800人以上のキャラクターの中に“ケモノ”のキャラクターも登場する為、“ケモナー”層にも人気の作品となっております。

又、2019年春には「けものフレンズ」とのコラボも行われており“ケモナー”層を増やしているのではないでしょうか。現在、Vita版、PC版は共にサービスが終了しているとのことです。

ワンダークラウンとブレイジングオデッセイ

Water Sky Panoramic - Free photo on Pixabay (473107)

『ワンダークラウン 』はクローバーラボによる2016年リリースのスマートフォン向けRPGです。初期からケモノキャラクターが実装されているなど、“ケモナー”にとって嬉しい作品となっております。“ケモノ”レベルで言うとレベル3程度のスタイリッシュな“ケモノ”キャラが登場します。

『ブレイジングオデッセイ 』も“ケモナー”にとって嬉しい作品の一つです。こちらは株式会社gumiがリリースしたスマートフォン向けRPGになります。作中に登場する“ケモノ”達の多くが筋肉隆々の逞しいキャラクターで“ケモナー”の濃い層には特に人気があるのではないでしょうか。

残念ながらこの2作品に関してはサービスが終了してしっている為、プレイすることが叶いませんが公式イラストやpixivなどに投稿されているファンアートなどから魅力的な“ケモノ”キャラクター達を楽しむことが出来ます。

ケモナーブームを引き起こしたけものフレンズについて

Hand Woman Paw - Free photo on Pixabay (473017)

2017年にアニメが放送され空前のケモナーブームを巻き起こした『けものフレンズ』についてご紹介していきます。コンセプトデザインに「ケロロ軍曹」で有名な吉崎観音氏が起用されており、“アニマルガール”と呼ばれる動物が擬人化されたキャラクター達のデザインがSNSなどで話題になっていた事はご存知の方も多いでしょう。

しかしこの作品は元々“ケモナー”界隈では炎上コンテンツとして認知されていた事はご存知でしたでしょうか。そんな作品がケモナーブームを生み出した理由などについて作品紹介をしつつその魅力をご紹介していきましょう。

けものフレンズとは

Serval Beast African - Free photo on Pixabay (473020)

『けものフレンズ』は2015年にスマートフォン向けゲームアプリとしてリリースされ、後に漫画版、そして2017年にアニメ放送されたメディアミックス作品です。

サファリパーク型の動物園「ジャパリパーク」を舞台に物語が展開され、アニメ版ではストーリーがオリジナルとなっています。作中に登場する動物達は「アニマルガール」と呼ばれ萌え擬人化されています。

実はこの『けものフレンズ』はアニメ版放送以前は炎上コンテンツとして認知されておりました。というのも前半でも触れた通りアニマルガール達は“ケモナー”達の“ケモノ”の定義域に引っかかってしまったのです。

けものフレンズが生んだケモナーブーム

Business Success Curve - Free image on Pixabay (473025)

元々スマホゲームとしてリリースしていた『けものフレンズ』ですが、その紹介記事に「ケモナー向け」と謳ったにも関わらずデザインがライトな“ケモナー”向けであったという事が引き金となり、最終的に公式が謝罪文を発表する騒動にまで発展してしまいました。

そんな根深い定義域問題によって炎上コンテンツとして認知されていた『けものフレンズ』ですが、“ケモノ”レベルで言う1〜2などが好きなライトな“ケモナー”に優しく、また動物の知識を盛り込んだキャラクターデザインの強いこだわりによってマニアックな層からの指示もあり、アニメ版の放送開始以降人気を獲得していきました。

そういった背景もあり『けものフレンズ』から“ケモノ”の魅力に目覚める“ケモナー”が増えていったそうです。

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