目次
- カウパー液とは?
- 尿道球腺液
- カウパー液の役割
- 精子の流れをスムーズにする
- 尿道をアルカリ性に変化させる
- カウパー液と精子の違い
- 成分の違い
- 見た目の違い
- 作られる場所
- カウパー液の出し方
- エッチな気分を高める工夫をする
- 前戯に時間をかける
- 焦らす
- 手でゆっくり時間をかけて刺激
- フェラ
- カウパー液が多い人と少ない人の違い
- 体質によるもの
- 興奮度
- カウパー液で妊娠する可能性はある?確率は?
- カウパー液が付着した手でコンドームを装着すると
- 2回目のセックスで精液が混ざる危険性
- カウパー液に精子が混ざる危険性
- 外だしで妊娠する確率は?妊娠を避ける方法
- 外だしで妊娠する確率
- カウパー液に精子が混ざらないようにする方法
- 排卵日の2~3日前は避ける
- 妊娠しやすい女性は避ける
- タバコやアルコールで精子の力を弱める
- 入浴後は避ける
- カウパー液でもHIVに感染する可能性はある
- HIVとは?
- HIVの感染経路
- カウパー液にもHIVが含まれる
- 妊娠やHIV感染を避けるためのコンドームの正しい使い方
- 最初から終わりまで装着する
- 爪で傷つけないようにする
- フェラをする際もコンドームを着用する
- 二重に使用するのは避ける
- ゼリーや潤滑油を使用する際は水溶性のものを使う
- 性質を理解して安全なセックスを楽しもう
via pixabay.com
避妊のためには、コンドームを使うことが一般的です。しかし、その肝心のコンドームの外側に精子が付着していれば、挿入した時膣内に精子が入ってしまうことになります。
射精自体はコンドームを着けてしたとしても、外側に精子が付いてしまう可能性があります。コンドームの外側を触る手に精子が付いていれば、当然コンドームにもその精子が付いてしまいます。
カウパー液には、精子が含まれる可能性があります。つまり、カウパー液が付いた手でコンドームの外側を触ってしまうと、妊娠してしまう可能性があるということです。カウパー液が付いた手でコンドームを触るのは危険だということです。
射精自体はコンドームを着けてしたとしても、外側に精子が付いてしまう可能性があります。コンドームの外側を触る手に精子が付いていれば、当然コンドームにもその精子が付いてしまいます。
カウパー液には、精子が含まれる可能性があります。つまり、カウパー液が付いた手でコンドームの外側を触ってしまうと、妊娠してしまう可能性があるということです。カウパー液が付いた手でコンドームを触るのは危険だということです。
2回目のセックスで精液が混ざる危険性
via pixabay.com
コンドームを使用せず、生でセックスをしても、膣の中に射精をしなければ膣内に入る精子はカウパー液に混ざった精子だけですので、妊娠する可能性は決してゼロではありませんが非常に低いとは言えます。
しかし、一度射精をした後もう一度セックスをするときには注意が必要です。一度目のセックスで射精した精液の残りが、尿道にとどまっているからです。その状態でカウパー液が出ると、そのカウパー液には精液が混ざっていることになります。
カウパー液だけなら漏れ出ている精子の量もわずかですが、精液が混ざると含まれる精子の数も格段に多くなります。そうすると、膣内にカウパー液が出ただけで妊娠してしまう可能性も高くなってしまいます。
しかし、一度射精をした後もう一度セックスをするときには注意が必要です。一度目のセックスで射精した精液の残りが、尿道にとどまっているからです。その状態でカウパー液が出ると、そのカウパー液には精液が混ざっていることになります。
カウパー液だけなら漏れ出ている精子の量もわずかですが、精液が混ざると含まれる精子の数も格段に多くなります。そうすると、膣内にカウパー液が出ただけで妊娠してしまう可能性も高くなってしまいます。
カウパー液に精子が混ざる危険性
via pixabay.com
カウパー液自体には精子は含まれていません。しかしカウパー液が出ている時は、射精の準備段階と言えます。射精の時には、もちろん精子の混ざった精液が出ますが、射精をする前でも精子は尿道に出るごく近くに溜められています。
そのため精子が尿道に漏れ出てカウパー液に混ざってしまう可能性があるのです。精子の量が少量であれば、膣内に入っても妊娠する可能性は低くなります。
しかし、どんなに少量であっても膣内に精子が入ってしまえば、子宮に到達して卵子と受精する可能性は、ゼロではありません。カウパー液しか出ていない状態だからといっても、避妊をしたいならば生での挿入は危険です。
そのため精子が尿道に漏れ出てカウパー液に混ざってしまう可能性があるのです。精子の量が少量であれば、膣内に入っても妊娠する可能性は低くなります。
しかし、どんなに少量であっても膣内に精子が入ってしまえば、子宮に到達して卵子と受精する可能性は、ゼロではありません。カウパー液しか出ていない状態だからといっても、避妊をしたいならば生での挿入は危険です。
外だしで妊娠する確率は?妊娠を避ける方法
via pixabay.com
カウパー液で妊娠する危険がある以上、外出しをしたからといって避妊の安全性は100%ではありません。実際にどれくらいの確率で妊娠してしまうのでしょうか。また妊娠をできるだけ避けるにはどうしたらいいのでしょうか。
外だしで妊娠する確率
via pixabay.com
セックスの時、生で挿入をして射精だけ外にする「膣外射精」のことを、通称で「外だし」といいます。外だしをするのは、もちろん膣内に射精をするよりも妊娠する可能性は低くなります。しかしもちろんゼロではありません。
一括りに「外だし」といっても、途中まではコンドームを付けていたのか、または最初から生で挿入をしていたのかなどによっていろいろ変わりますが、一説によると「外だし」で妊娠する確率は4~18%と言われているそうです。
1回ごとの可能性はさほど高くない方法で「外だし」をしていたとしても、毎回「外だし」でセックスをするなど、回数が多くなれば妊娠する可能性は高くなっていきます。「外だし」で妊娠してしまう危険性を十分考えましょう。
一括りに「外だし」といっても、途中まではコンドームを付けていたのか、または最初から生で挿入をしていたのかなどによっていろいろ変わりますが、一説によると「外だし」で妊娠する確率は4~18%と言われているそうです。
1回ごとの可能性はさほど高くない方法で「外だし」をしていたとしても、毎回「外だし」でセックスをするなど、回数が多くなれば妊娠する可能性は高くなっていきます。「外だし」で妊娠してしまう危険性を十分考えましょう。
カウパー液に精子が混ざらないようにする方法
via pixabay.com
カウパー液に精子が全く混ざっていなければ、妊娠することはありません。つまり、カウパー液に精子が漏れ出ないようにすることができれば、カウパー液が出ているだけの状態では生でセックスをしても妊娠しないということになります。
カウパー液に精子が混ざる可能性としては、射精前に精子が尿道に漏れ出てしまう場合と、尿道内に活きた精子が残った状態でカウパー液と一緒に外に出される場合があります。このうち、射精前に精子が漏れ出るのは防ぐことができません。
その場合の妊娠の確率はかなり低いのは確かですが、ゼロではありません。尿道に残った精子をカウパー液に混ざらせないようにするには、一度射精した後に生でセックスをしないようにすることでそれが膣内に入ることは防げます。
カウパー液に精子が混ざる可能性としては、射精前に精子が尿道に漏れ出てしまう場合と、尿道内に活きた精子が残った状態でカウパー液と一緒に外に出される場合があります。このうち、射精前に精子が漏れ出るのは防ぐことができません。
その場合の妊娠の確率はかなり低いのは確かですが、ゼロではありません。尿道に残った精子をカウパー液に混ざらせないようにするには、一度射精した後に生でセックスをしないようにすることでそれが膣内に入ることは防げます。
排卵日の2~3日前は避ける
via pixabay.com
膣内に精子が入ってしまったとしても、精子が生きている間に卵子に到達しなければ妊娠はしません。女性の排卵は、周期がありますから、排卵日の近くで膣内に精子が入らないようにすることで妊娠は防ぐことができます。
卵子は排卵後6~24時間で死んでしまいますが、精子の寿命は2~3日です。ですから、排卵日の2~3日は妊娠の可能性が高くなる「危険日」となります。しかし、排卵日を避けて「外だし」セックスをしても、妊娠を必ず防げるわけではありません。
排卵日は、周期の安定した女性であっても、日常生活のストレスやちょっとした体調の変化で狂うことがあります。あくまで妊娠の可能性を下げることができる、というつもりでいましょう。
卵子は排卵後6~24時間で死んでしまいますが、精子の寿命は2~3日です。ですから、排卵日の2~3日は妊娠の可能性が高くなる「危険日」となります。しかし、排卵日を避けて「外だし」セックスをしても、妊娠を必ず防げるわけではありません。
排卵日は、周期の安定した女性であっても、日常生活のストレスやちょっとした体調の変化で狂うことがあります。あくまで妊娠の可能性を下げることができる、というつもりでいましょう。
妊娠しやすい女性は避ける
via pixabay.com
女性も、人によって妊娠しやすい人と、妊娠しにくい人がいます。普通にセックスをしているだけで、子どもが何人もいる女性もいますし、子どもが欲しくて「妊活」や「不妊治療」をしても妊娠できない女性もいます。
これは、もともとのホルモンのバランスなどの体質の影響や、子宮筋腫などの影響、また妊娠中絶手術をしたことの有無などによっても変わります。
妊娠しやすい女性は、同じ方法でセックスをしても他の女性よりも妊娠する可能性は高くなります。そういった女性は、「外だし」セックスでも妊娠する可能性は高いので、避妊をするなら確実な方法をとることをお勧めします。
これは、もともとのホルモンのバランスなどの体質の影響や、子宮筋腫などの影響、また妊娠中絶手術をしたことの有無などによっても変わります。
妊娠しやすい女性は、同じ方法でセックスをしても他の女性よりも妊娠する可能性は高くなります。そういった女性は、「外だし」セックスでも妊娠する可能性は高いので、避妊をするなら確実な方法をとることをお勧めします。
タバコやアルコールで精子の力を弱める
via pixabay.com
タバコやアルコールに含まれる成分は、精子の力を弱める働きがあります。妊娠をしたい女性や男性は、タバコやアルコールは辞めたほうがいいといえます。しかし逆に、タバコやアルコールは妊娠の可能性を下げる働きがあるとも言えます。
しかし、精子の力を弱めるといっても精子を全滅させるような影響があるわけではもちろんありません。また、妊娠の可能性を下げるためだけに、タバコを吸い始めたり、アルコールをたくさん飲むのはよくありません。
タバコやアルコールは、妊娠の可能性を下げる以外に、体にとって悪い影響を与える可能性があります。不確実な効果のためにタバコやアルコールに頼るのはやめた方がいいと言えます。
しかし、精子の力を弱めるといっても精子を全滅させるような影響があるわけではもちろんありません。また、妊娠の可能性を下げるためだけに、タバコを吸い始めたり、アルコールをたくさん飲むのはよくありません。
タバコやアルコールは、妊娠の可能性を下げる以外に、体にとって悪い影響を与える可能性があります。不確実な効果のためにタバコやアルコールに頼るのはやめた方がいいと言えます。
入浴後は避ける
via pixabay.com
女性は、体温が0.2℃から0.3℃上昇すると、妊娠する確率が上がると言われています。妊娠するための取り組みである「妊活」をしている女性は、体を冷やさないようにゆったりお風呂に入ることがすすめられています。
つまり、妊娠を望まない女性の場合、体温がわずかに上昇した状態の時にセックスをするのは避けなければならないということになります。避妊の効果が確実でない「外だし」セックスは特にお風呂上りには避けなければなりません。
もちろん、お風呂上りの時間を避ければ妊娠しないというわけではありません。あくまでも、それ以外の時と比べて妊娠しやすいのがお風呂上りくらいの体温のときというだけですので、逆に体温が低い時でも妊娠する可能性はあります。
つまり、妊娠を望まない女性の場合、体温がわずかに上昇した状態の時にセックスをするのは避けなければならないということになります。避妊の効果が確実でない「外だし」セックスは特にお風呂上りには避けなければなりません。
もちろん、お風呂上りの時間を避ければ妊娠しないというわけではありません。あくまでも、それ以外の時と比べて妊娠しやすいのがお風呂上りくらいの体温のときというだけですので、逆に体温が低い時でも妊娠する可能性はあります。
カウパー液でもHIVに感染する可能性はある
3 / 5