2019年3月5日 更新

外出しは避妊ではない!外出しでの妊娠の確率と避妊の正しい知識

「避妊=外出し」の人も多いようですがそれは大間違い!排卵日付近でのゴム無しセックスは妊娠する確率が高くなり、タイミング次第では妊娠することも十分可能!またコンドームは病気を防ぐ役割も。正しい知識をしっかり理解しておくことは自分の体を守ることにもなります。

コンドームが破れていた

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コンドームというのは非常に薄いゴムで出来ているので無理に引っ張ったり、爪などで引っ掻けば破れてしまいます。気付かないほどの小さな傷も装着して擦れているうちに大きな穴になってしまうこともあります。

なのでせっかくコンドームをして避妊していても、コンドーム自体が破けていては意味がありません。そこから精液が漏れ出して膣内に射精してしまっていたということもあるのだそう。

中で破れていても気付かないことも多いので装着時に破けていないかチェックしておく方がいいかもしれません。

射精の直前だけコンドームを装着

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「ゴムしてたのに!」と言いながら間違った使い方をしている人が意外と多いようです。中でも多いのが、射精の時だけコンドームを使用するというもの。射精までは生でセックスしているのでガマン汁で妊娠したということになるでしょう。

この場合、射精の時だけ避妊していれば大丈夫という間違った知識によるもので、正しい使い方ではなかったということです。妊娠したくないのであれば射精の時だけでは不十分ということを知っておきましょう。

最初からちゃんと装着していれば避妊制度は非常に高いのがコンドームです。間違った使用方法では意味がありませんので注意しましょう。

望まない妊娠を避けるための避妊方法

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望まない妊娠を避けるには避妊方法をしっかりと勉強しておく必要があります。コンドーム以外にも避妊方法はあります。男性が避妊に消極的な場合は女性自身で避妊することも1つの手段です。

妊娠してからどうこう言っても意味がありません。産むのか堕ろすのか、命の選択をするのはあなた自身です。そうなった時に困らないように自分の身は自分で守る必要があります。

望まない妊娠は誰も幸せになりません。その為にも知識を身に付けることは大切です。自分で出来る避妊方をまずは見つけてみましょう。

コンドーム

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最も手軽で身近にあるのがコンドームです。最近はコンビニでも買えるので一番簡単な避妊方法と言えるでしょう。コンドームは正しく使用すればおよそ98%の避妊効果があるとされています。

ただし間違った使い方をしたり、破損しているなどすればその効果は85%以下に下がります。また男性が拒否して装着してくれないなどの問題もあります。

コンドームは男性も協力してくれないとならないので押し切られて諦めてしまう女性も多いのだそうです。こういう男性は女性を大切にしてくれてるとは言えません。もっとあなたを大切にしてくれる男性はきっといます。

ピル

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ピルは婦人科で診察を受けて処方される薬です。人のよっては多少の副作用が出ることもあるので体質に合ったものを処方してもらう必要があります。またコンビニやドラッグストアでは購入出来ません。

ピルの避妊率はおよそ98%と非常に高く、女性が服用するものなので男性にどうこうしてもらう必要はありません。非常に高い避妊率ではありますが、飲み忘れなどをするとピルの効果はなくなってしまうので注意が必要です。

何となく敷居が高いイメージがあるピルですが、婦人科で相談すればすぐに処方してもらうことが出来ます。一度受診してみるといいでしょう。

IUS

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IUSは子宮内に装着して避妊する器具で「ミレーナ」とも呼ばれています。一度装着しておけば効果は5年間と長期に渡って避妊が可能になります。ピルの場合、服用に伴うさまざまなリスクがありますがIUSの場合はそのリスクが排除されます。

効果は受精卵の着床を防ぐだけでなく、子宮内に精子が侵入するのも防いでくれます。その為ピル以上の避妊率となっていて今注目されている避妊方法になります。

月経過多や月経困難症にも効果があり一部保険適用で利用することも出来るとのこと。避妊目的だけでなく、月経で悩みがあるのであれば一度婦人科で相談してみるといいでしょう。

銅付加IUD

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先ほど紹介したIUSと同様に子宮内に装着して避妊するもので、銅イオンを放出する器具を挿入します。効果はIUSのように受精卵の着床と精子の侵入を防ぎます。

効果は1回の挿入でおよそ2~5年ほどとなっていて、婦人科にて挿入することになります。切手ほどのサイズなので麻酔等を用いません。ピルまたはピル以上の避妊効果があるので人気です。

女性が出来る避妊方法なので男性任せにしたくない人はこういうものを利用してもいいのではないでしょうか。避妊方法が選べるのは女性にとってはとてもメリットのあることです。

妊娠を望んでいな場合は自分の意志をしっかり持つこと

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妊娠して子供を育てるというのは甘いものではありません。肉体的なものだけでなく精神的にも経済的にも大変なことです。妊娠をして辛い思いをするのは自分です。男性はどうしても当事者意識が低いもの。

期待していた結果でなかった、仕事を続けたい、お金がないなどさまざまな理由でどうしても堕ろさざるを得ないとなった時の母体への影響は計り知れません。

「避妊して」と言えない女性も多いのは事実です。同時にちゃんと避妊の意思を伝えても応じてくれない男性がいるのも事実。だからと言って諦めないで。妊娠を望まないのであれば自分の意思をちゃんと貫き通してください。

外出しは避妊ではない!

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今回外出しによる妊娠のリスクや避妊について紹介してきました。今まで間違った解釈をしている人がいるならこの機会に正しい知識を身に付けましょう。これまで根拠のない自信を持っていた人は考えを改めてください。

何度も言います。外出しは避妊ではありません。十分妊娠する可能性があるのです。相手のことを想う気持ちがあるのなら正しい避妊を行いましょう。

女性も相手に流されず、避妊してもらうよう話すことも大切です。お互いが気持ちいいと思えるセックスをしてください。

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