2019年3月5日 更新

外出しは避妊ではない!外出しでの妊娠の確率と避妊の正しい知識

「避妊=外出し」の人も多いようですがそれは大間違い!排卵日付近でのゴム無しセックスは妊娠する確率が高くなり、タイミング次第では妊娠することも十分可能!またコンドームは病気を防ぐ役割も。正しい知識をしっかり理解しておくことは自分の体を守ることにもなります。

オギノ式

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排卵日の目安を知る際、よく使用されるのが「オギノ式」というものです。オギノ式は生理周期が安定していることが前提なので、普段から生理周期が安定していない人には向いていません。

しかしオギノ式は計算がとても簡単なので覚えておくといいでしょう。生理周期が28日の場合、算出方法は次の生理が始まった日から14日目となります。

これは生理予定日の15日前にあたるので、自分の生理周期を照らし合わせて算出してみてください。その為にも生理周期は手帳などに残しておくようにしましょう。

基礎体温

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生理周期が安定していない人やもう少し性格な排卵日を知りたい人は基礎体温をつけましょう。基礎体温は起床後すぐに体温を測るだけでOK。ただし安静な状態で毎日決まった時間に計測しないと正しい体温は測れません。

また普通の体温計ではなく小数点第2位まで測れる基礎体温計を使います。測った体温はグラフにつけましょう。最近はアプリなどもあるので活用してみてください。

排卵日の目安は基礎体温が最も下がった日になります。ただしこの日が必ず排卵日というわけではありません。前後を目安としてください。

排卵日予測検査薬

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排卵日をより正確に特定したい人は予測検査薬を使用しましょう。基礎体温と合わせて使うことで正確な排卵日が分かります。検査薬はドラッグストアやネットでも購入が可能です。

使い方は妊娠検査薬と同じで尿をかけるだけでOK。尿に含まれるLHサージという黄体ホルモンの数値で排卵の有無を調べます。検査する時間帯は特に決まっていません。

検査薬は排卵予定日の少し前から使用するのがおすすめ。精度が高まるので特定しやすくなります。ただし甲状腺異常がある場合はホルモンへの影響があるので向いていません。

おりものの状態

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排卵時期は体にも変化があらわれます。人によっては生理前のような腹痛やイライラなどが出る人もいるとのこと。中でも注目したいのはおりものです。排卵時期はおりものの状態が変化するのでチェックしてみましょう。

排卵に近づくにつれておりものはサラサラの状態になります。しかし排卵日には粘着性のあるおりものに変化するのが特徴で、指につけると10cmほど伸びます。

排卵が終われば透明なおりものがぺたぺたした乳白色のものに変わります。このように生理周期に合わせておりものの状態は変化します。意識して見てみると自分の排卵時期もある程度分かるようになるでしょう。

妊娠のリスクがあるのにゴム無しセックスをする理由

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これまでゴム無しセックスは妊娠のリスクがあると紹介してきました。それでもゴム無しセックスをする人は非常に多く、妊娠のリスクを軽視しているようにも思えるほど。

ではなぜこれほどまでのリスクがあると分かりつつゴム無しでセックスするのでしょうか。男女それぞれの理由をまとめてみました。

「自分は避妊して欲しいけど彼がしてくれない」という女性も少なくありませんが、自分の体が自分が守る必要があります。いかなる理由があっても妊娠して困るのであれば彼にしっかり避妊の意思を伝えましょう。

生のほうが気持ちがいい

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ゴム無しでセックスをする理由として男性側に非常に多いのがこれ。生でセックスする方が気持ちがいいからというもの。いくら薄いゴムを使用したとしても生の気持ち良さは別格なのだとか。

確かに感度は下がるのかもしれません。ですがこの理由はずいぶんと身勝手なもの。自分が気持ち良ければいいという考えは相手のことを思っていないのかもしれません。

もちろん男性だけでなく女性でも生の方が気持ちいいという理由でゴム無しを受け入れている人もいます。リスクは知りつつも男女ともに気持ち良さが何より優先してしまうのだそうです。

コンドームがなかったから

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ゴム無しでセックスをする理由にコンドームがなかったからというものがあります。恋人とそういう雰囲気になった際、手元になかった場合にゴム無しでセックスをした経験がある人は多いのです。

せっかくそんな雰囲気になったのに場をしらけさせたくない、わざわざ中断して買いに行くなんて無理、などが背景にあります。お互いが盛り上がっている時に中断するのはやはり嫌なもの。

1回くらいならいいか、という安易な考えもあるようですがそれでも妊娠する可能性はあるので注意しておきましょう。

密かに妊娠を狙っている

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女性側の理由で意外と多いのが密かに妊娠を狙っているというもの。彼氏がなかなか結婚してくれないなどの理由で妊娠を狙う女性は案外多いのだそうです。

中には「今日は安全日だから」と促す女性もいるのだとか。子供が出来れば結婚してくれるだろうというのは希望であって、希望通りに行かないこともあります。男性が逃げてしまうことも無いとは言い切れません。

また男性側も妊娠させたいという理由でゴム無しセックスをする人がいます。この場合も女性と同様、相手を繋ぎ止めたいという気持ちが背景にあります。

ずっと妊娠していないので大丈夫

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これまで何度もゴム無しセックスをしているのも関わらず妊娠したことがない、させたことがないという自信から「自分は大丈夫」と思っている場合があります。「俺は外出しが上手いから」なんて自慢している男性もいるよう。

こういう人は避妊をするという概念が低いのでゴム無しのセックスにも抵抗がありません。ですが妊娠する時は過去に経験があろうがなかろうが関係ありません。根拠のない変な自信は危険です。

これまでは大丈夫でも次は妊娠するかもしれないということは覚えておいた方がいいでしょう。軽視していると後で後悔するかもしれません。

コンドームで避妊しても妊娠するケース

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妊娠のリスクを避けるために毎回コンドームを使用しているカップルでも妊娠するケースがあります。「避妊していたのに何で?!」と怒り爆発、なんてこともあるでしょう。

実はコンドームの避妊は100%ではないのです。コンドームを使用していても妊娠したというケースは案外多く、きちんと正しい使い方をしなければ妊娠する可能性はあるということを知っておきましょう。

ではなぜコンドームを使用していたにもかかわらず妊娠してしまったのか。考えられるケースをまとめましたので参考にしてみてください。

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