2019年3月19日 更新

「まぐわう」の意味と語源は?まぐわうの類語やその他エロ用語の古語も

まぐわうという言葉の意味を知っていますか?若い人はあまり使わないでしょうし、知らないかもしれませんね。実は漢字で書くと、とても深い意味を感じられる日本の古語です。今回は、まぐわうという言葉の意味や類語、語源などを詳しく解説していきます!

エッチをする

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昭和から現代に掛けて、最も使いやすい言葉としては「エッチをする」が一番多いでしょう。セックスや性交などは、わりと生々しさがあるので、口に出して言うのはわりと恥ずかしいのですが、「エッチをする」は何となく言いやすいですよね?

語源は諸説ありますが、HENTAI(変態)のHから来ていると言われています。元は明治時代の女学生が、やはり口に出して言うことが恥ずかしいことから、隠語として使われていたという説があります。

我々一般人に多く広まったのは、80年代からで、言いやすさから現代でも広く使われているのです。しかし、変態が語源だとすると、ちょっと恥ずかしいかもしれません。

男女の仲になる

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「男女の仲になる」になるも、どちらかと言えば、性欲メインで身体を合わせたという意味です。うっかりという枕詞も付きそうな響きです。

知り合いだったり、友達だったりしても、大人になれば何となくそんな雰囲気になる時もありますよね?相手が既婚者であることもありますし、一線を越えてはいけないのに…と思っていても、セックスしてしまうことは世の中にいくらでもあるでしょう。

ただし、そこから恋人になる可能性は低い訳でもなく、心が惹かれ合い自然的に男女の仲になってから、めでたく恋人になったというカップルも多いので、一概にがっかりすることもありません。

ハメる

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「ハメる」は、完全に男性主体の言葉です。当然性欲のみで使うことが多い言葉となりますし、エロ系創作物ではよく使われていますね。

イメージとしては、無理矢理感があるでしょう。どの男性も、支配欲を多かれ少なかれ持っていますし、狩りをしていた習性から、狙っていた女性が自分の手に落ちたとき、男性は本能的に一番興奮するのです。

「ハメる」とは、ペニスを膣に挿入するということですが、女性が嫌がっていようが、望んでいようが、男が主体で襲う場合に、この言葉は使われることが多いです。

ブチ込む

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「ブチ込む」という言葉も、男性主体の言葉です。「ハメる」と同じで、狙っていた女性の膣に、自分のペニスを挿入するという意味です。

「ハメる」より、「ブチ込む」はもっと強めに、無理矢理挿入するということでしょう。こちらもエロ創作物に多く使われている表現ですね。同じような語感では、「ねじ込む」という言葉もあります。

ペニスは男性の象徴なので、どの男性も自分のナニに対して自信を持ちたい生き物です。形や大きさに拘り、出来れば女性に大きいと褒めてもらいたいのです。そのような願望から、エロ創作物では大きいペニスを、女性のアソコに無理矢理挿入するという、イメージを誇張した表現が多いです。

一つになる

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「一つになる」が一番「まぐわう」と意味が近いでしょう。
セックスをしたい、またはセックスしたということを表す時に、恥ずかしかったり、はっきりと口に出せないような場合に、使いやすい言葉でもあります。

しかし、「一つになる」という言葉には、性欲のみの時と違い、そこには愛があって、ロマンティックさを感じる響きがありますよね?元は魂が一緒だったのに、男女に分かれてしまったことから、性交をして一つになりたいと思うのだと、スピリチュアル界ではよく言われます。

性交は気と魂の交換でもありますから、一つになって交わる感覚を味わいたいということに、とても近い表現でしょう。女性は好きな人とセックスする時、一つになりたいという気持ちを感じる人が多いです。

まぐわうが辞書に載っていない理由

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「まぐわう」という言葉は、意外と普通の辞書には載っていないことが多いです。最近はネットでググることも出来ますが、そもそも日本語なのに辞書に載らない理由は何故でしょうか?

エッチな言葉という意味もありますから、確かに小学生用の辞書などに載せる必要はありませんが、そのわりにはよく聞く言葉ですよね?ここでは、何故「まぐわう」が辞書に載っていないのか説明します。

一般的に「まぐわう」は古語

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「まぐわう」は現代でも確かに使われることはありますが、基本的に古語に当たります。
古語(こご)とは、昔に使われていた言葉で、現代では使われていない、廃れた言葉としての意味もあります。ある意味、死語とニュアンス的には同じですね。

このことから、「まぐわう」は一般的な辞書には載らず、古語辞典など専門的な辞書には載っています。この国で「まぐわう」という言葉登場したのは、冒頭でも説明しましたが、日本最古の歴史書「古事記」の国産みの話からです。

古典やエロ創作物で使われることはあっても、セックスやエッチなどの言葉が登場してからは、あまり使われなくなった言葉なので、辞書には載っていないのです。

まぐわうというセリフが出てくるものは

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では現代で「まぐわう」というセリフを使うような、創作物はあるのでしょうか?少なくとも、古事記には登場することは冒頭で説明しました。

目と目を合わせ、男女が気と魂の交換をする、愛あっての「まぐわい」であれば、現代でももっと使っていい言葉のように感じられます。しかし言葉が古めかしいのもあって、現代で使うには読み手もその言葉をもっと知ったり、趣を感じられるような感受性が欲しいところ。

せっかくの素敵な言葉に、現代人の我々ももっと慣れる為にも、ここでは、「まぐわう」というセリフが出てくるものを紹介します。

歴史系の官能小説

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単純に古事記や日本書紀、源氏物語などの古典を読めば、「まぐわう」はいくらでも登場します。
最近では、現代語訳などで分かりやすく解説している、古典本はたくさん出てきていますね。現代語訳になっても、まぐわりは使われていることが多いです。

何故ならセックスやエッチでは、やはりニュアンス的に変わってくるからでしょう。
しかし現代の官能小説やエロ漫画でも、歴史系の内容であれば「まぐわう」「まぐわい」というセリフは使われます。そのようなシチュエーションの物を選んで、読んでみてはいかがでしょうか?

古風な男子が攻めの作品

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古風な男子な上、少しSっ気のある男子が登場するエロ漫画などには、「まぐわう」というセリフも登場しやすいでしょう。村の因習や奇習のある場所が舞台だったりしても、使われやすいセリフです。

しかし最近は、エロ目的の言語として使われている物も多く、「まぐわう」という言葉本来の意味とは、だいぶ掛け離れた作品も多いです。その場合は、古語としての言葉に対して、逆に新鮮さを感じて使っているのでしょう。

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