2019年7月29日 更新

日本のセックス事情とは?年間平均セックス回数や初体験の平均年齢も

日本人は普段から外国人に比べて「控えて」「謙虚」といわれることが多いですが、実はその特性が日本人のセックスレスに繋がることもあるといわれています。自分の相手は自分とのセックスライフに満足しているか、一度日々の生活を振り返って考えていってみましょう。

日本人のセックスについて知りたい

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日本では「セックスレス」という言葉が、男女の関係の悪化や交際の終止符の切り札となってきていることが多くなってきていると言われています。グローバル化が進み外国人との交流が盛んになるにつれて、国際結婚も昔ほど珍しくはなくなっているのではないでしょうか。友人が、同僚が、パートナーが外国人という環境にいると、相手の国の性生活の習慣や実際を目の当たりにして、自分の国との違いに大きな打撃を受ける人も多いと思います。

一般的に「勤勉」「真面目」「謙虚」のイメージが強い日本人ですが、実はそれが日本のセックス事情に影を落としているとも言われています。今回は日本のセックス事情の実態について見ていってみましょう。

日本人はセックスの回数が少ない

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以前の日本男児とは正反対の総称として「草食系男子」という言葉がはやり、ついには「絶食系男子」という言葉までも生み出されてきました。国際比較の調査の中でも、日本は他国に比べてセックスの回数が年々減ってきているというデータが発表されています。では、実際に数字で見ると、日本人のセックスの回数はどれほど差があるのでしょうか。

年間平均回数48回

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コンドームメーカー『Durex(デュレックス)』が「一年に何回ぐらいセックスをしているか数えたことがありますか?」という内容の調査を行ったところ、日本は主要国の中でも最下位の平均48回という結果になりました。1年が12か月なので単純計算をすると平均4回/月の頻度になります。

もちろん、女性には生理の日もあるので定期的にというわけにはいきませんが、1週間に1度の間隔ということになります。これを「多すぎる」と捉えるのか「それだけ?」と捉えるのかも非常に気になるところではあります。

世界最低のセックスの回数

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スキンシップや愛情表現が少ないといわれる日本人は、なんとセックスの回数においては世界でも見ても最低クラスということが発表されています。コンドームメーカー『Durex(デュレックス)』が、セックスの回数において各国をランク付けしたデータが発表されました。このデータによると、最も多いのはギリシャで164回/年、2位はブラジルで145回/年、3位はロシアとポーランドで143回/年という結果になりました。

一方、日本はそれに対して48回/年という結果で、ギリシャで164回/年のほぼ4分の1回です。これは主な国の中でも最下位という結果となっており、日本人が非常にセックスの回数が少ない国民ということが表れています。

日本人のセックス事情

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世界でみてもセックスの回数が著しく少ない日本ですが、日本人のセックス事情はどのようになっているのでしょうか。次は日本人全体を見てのデータと、男女に分けてにデータで見ていきましょう。自身の場合とはどのような違いがあるでしょうか。

1ヶ月の平均回数

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ひとくちに平均をとってみても、その年代やカップルの状態で回数を微妙に変化してきます。20代のセックスの回数は週に一度が多く、その次に多かった回数は月に1〜2回となりました。(毎日という回答はほぼゼロです。)中にはその日知り合ったばかりの人とのセックスでも抵抗はない人達もいたり、反対に淡白なセックスをすることが多いという極端に分かれるのが20代の特徴のようです。

30代の人のセックスの回数の多くは月に2〜3回、その次に多かったのは月1回、次いでセックスは2〜3ヶ月1回と20代よりも少ない回答が以外に多くなりました。一般的に30代の女性の身体は性欲が高まる時期として言われ、セックスの回数が増える時期とかつては言われてきました。それが最近では状況が逆転してきているようです。

40代の人の雑誌でのアンケートの結果では、セックスの回数は月に1回〜2回が多く目立ち、その他の回答はセックスレスという結果になりました。そこまでくると、セックスレスの期間が15年とか10年以上とまでなるようです。中にはセックスの相手が旦那さんではなく不倫相手ということもあり得るようです。

日本の夫婦はセックスの回数が年々減り続けています。若い夫婦でも回数は少ないのが特徴的です。

女性の平均人数

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女性一人当たりの一か月のセックスの回数は、20代が3.9回、30代が2.4回、40代が1.6回、50代が1.2回という結果になりました。全体的に20代がピークとなり、結婚するにつれて一か月の回数が減少していく傾向にあるようです。男女混合でとった統計結果では、20代~40代の男女で「既婚者」と答えた人は平均で1.7回/月、「未婚かつ交際相手あり」と答えた人は4.1回と大きく差がでており、ここでも結婚を機にセックスの回数が減っていることが伺えます。

男性の平均人数

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男性一人当たりの一か月のセックスの回数は、20代が4.4回、30代が3.0回、40代が1.9回、50代が1.6回となり、女性に比べて20代~30代にかけての減少幅は女性ほどではなにしろ、やはり年齢が上がるいつれセックスの回数は減少しているようです。

また、男性に対しては「セックスレスだと思いますか?」という質問をすると、既婚者の人の半数が「セックスレスだと思う」と答えており、さらにそのうちの3分の2以上が「もっとしたい」という回答が得られました。結婚するとセックスレスになりつつも、それは嫌がったり面倒くさがったりといくわけではないようです。

女性の初体験の平均年齢

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女性の初体験の平均年齢は20歳となっており、20~40代では女性の経験年齢の方が男性の初体験の年齢よりも早いという結果になりました。また、都道府県別にみると初体験が最も早いのは沖縄県で19.5歳、最も遅いのは茨城県で21.0歳となりました。相手がどのような人かという質問をすると、女性の初体験相手は全世代を通して「付き合っていた年上の人」が最も多くなっており、やはり相手にリードしてもらって初体験を迎えるという女性が多いようです。

男性の初体験の平均年齢

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男性も初体験の平均年齢は女性と同じ20歳で、相手がどのような人かに着目してみると20~40代の方が「付き合っていた同じ年の人」、50代〜60代は「付き合っていた年下」、さらには50代〜60代男性では「付き合っていない年上」などという回答も出てきました。

平均年齢自体は女性とは違いはありませんが、「今まで経験してきた人数は?」という質問をすると男女間で顕著に違いが現れました。男性は30代、40代、50代と年齢があがるにつれて人数が増えていくのに対し、女性は30歳代を超えると減少傾向にありました。男性の方が「年をとったから…」という引け目なく、いつまでも性欲を持続しやすいようです。

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