2020年9月1日 更新

27時間テレビで復活した伝説の「ハケ水車」とは?お色気番組の歴史も

以前、殿様のフェロモンというテレビ番組で「ハケ水車」と呼ばれる装置を利用して、どの女性の装置が動いているのかというクイズがありました。このハケ水車は男性に人気でしたが、お色気番組が無くなっていくのに従って無くなりました。今回はハケ水車について紹介します。

テレビで放送し続けるには、高い視聴率を取らなければなりません。視聴率を取ることで合間に放送されるコマーシャルを見る人が増え、それが大事な収入源となるからです。また、視聴率はリアルタイムで見る人を示した数字です。

録画機能の発達で、わざわざリアルタイムで見なくても予約録画をする人が増え、深夜番組を夜遅くまで起きて視聴する人が大幅に減りました。また、テレビでお色気番組を見なくても、インターネットで更に過激なアダルトビデオなどが簡単に手に入る時代となったのです。

女性を卑下したものがNGとなったから

Fear Woman Stop Violence Against - Free photo on Pixabay (743317)

昔からあるお色気番組は、女性の身体の露出が主なネタでした。しかし男女平等が求められる社会となり、この女性の身体を使った笑いが、女性を卑下しているとして批判が集中するようになったのです。

また、少しでも過激な内容を放送すればすぐに視聴者から批判が殺到し、それを無視しての放送は社会問題へと発展する可能性もあります。こうした制約の中で作られるお色気企画には限度があり、高いクオリティの物を作り出せなくなりました。

ハケ水車が気になった人は試してみてはいかが?

Watermill Wheel Building - Free photo on Pixabay (743318)

今回はハケ水車について、お色気番組の経緯や昨今の風潮を含めて紹介しました。今では特番などでしか企画の復活は見られませんが、インターネット上にはハケ水車の再現方法なども紹介されています。

興味がある人はぜひ試してみてください。

3 / 3

関連する記事 こんな記事も人気です♪