2020年9月1日 更新

27時間テレビで復活した伝説の「ハケ水車」とは?お色気番組の歴史も

以前、殿様のフェロモンというテレビ番組で「ハケ水車」と呼ばれる装置を利用して、どの女性の装置が動いているのかというクイズがありました。このハケ水車は男性に人気でしたが、お色気番組が無くなっていくのに従って無くなりました。今回はハケ水車について紹介します。

ハケ水車はAV女優が絶頂を迎えないように、フルパワーで回る時間を少なくするなどの工夫がなされていました。しかしパワーを抑えていても絶え間なく回り続けるため、性器への刺激は感じるのに十分な時間が確保されています。

また、フルパワーとローパワーで刺激の強弱をつけることで、身体は更なる刺激を得ようと敏感になる傾向にあります。ハケ水車を止めたくても自分の力では止められないという気持ちが、さらに性的興奮を高めてくれるのでしょう。

人に見られているから

Girls Sexual Sensual - Free photo on Pixabay (743305)

テレビとは言え、スタジオには観客や視聴者、スタッフなど多くの人がいます。また、テレビ越しにそれを視聴している人の姿を想像すれば、通常では考えられない程多くの人に自分が感じている姿を見せていることになります。

そのような環境が羞恥心を刺激し、いつも以上に気持ちいいと感じるようです。人に見られているということで気持ちよさを感じる人は多く、一種の羞恥プレイとなっているのです。

それは場慣れしているAV女優も同じであり、いつもの撮影とは違って目の前に多くの人がいるという状況に興奮していたのかもしれません。

昔にあった懐かしのお色気番組を紹介!

Vw Beetle Auto Volkswagen - Free photo on Pixabay (743306)

殿様のフェロモンのように、世の男性を虜にしたお色気番組は多くあります。今でこそテレビではエッチなコーナーが放送されなくなりましたが、インターネットが今ほど普及していなかった時代にはお色気番組は貴重なエロの発信源だったのです。

ここでは昔に放送されていたお色気番組を紹介します。

オールナイトフジ

Audience Band Celebration - Free photo on Pixabay (743307)

オールナイトフジは1965年から1994年まで3つのシリーズに渡って放送されていました。元々はラジオ「オールナイトニッポン」のテレビ版として放送され始め、女子大生が多く出演していたため、世に女子大生ブームを巻き起こしました。

1985年に深夜番組の内容の過激化が国会で問題視され、深夜番組自粛の通告がなされるまで、オールナイトフジはアダルトビデオの紹介や性風俗店を訪れるコーナーなど、アダルトな内容が盛り込まれていました。

お色気番組の火付け役として数々の伝説を残してきたこの番組ですが、出演者の暴走からの活動自粛など多くの問題も起こしています。

夜はエキサイティング

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「夜はエキサイティング」は、1984年10月6日から1985年3月23日までテレビ東京で、土曜24時から26時の枠で放送されていました。生放送ではなく、VTR収録が行われていました。

司会は鈴木ヒロミツとマリアンの2人で進行され、一時はフジテレビの「オールナイトフジ」を脅かす存在として恐れられていました。性風俗を前面に押し出した番組のため、早い段階で郵政省に目を付けられ、激しい批判を受けた番組でもあります。

結果としてこの放送時間枠としては最も早い時期に放送が打ち切りとなってしまいました。

ギルガメッシュないと

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「ギルガメッシュないと」は、1991年10月5日から1998年3月28日までテレビ東京で放送されました。放送開始当初は普通の情報番組でしたが、スタッフの一新によって裸エプロン姿やボディコン姿の女性出演者が増え、お色気番組として確立しました。

飯島愛がこの番組で発掘されてから、彼女を中心に内容が過激化していきました。しかしその一方でお色気番組がブームとなり、最高視聴率9.4%と深夜番組では異例の記録を打ち立てました。

ブームになるにしたがって未成年者が視聴するケースが増え、社会問題化したことでお色気番組が自粛モードとなりました。

トゥナイト

Girl In A Vest Night Lights City - Free photo on Pixabay (743310)

「トゥナイト」は、1980年10月6日から1994年3月31日まで放送された情報番組です。映画監督の山本晋也による風俗街レポートが行われ、「ほとんどビョーキ」というフレーズが流行語となりました。

その後、1994年4月4日から「トゥナイト2」が放送開始となり、お色気番組自粛の中でもお色気系の企画に挑戦していました。

一方で社会問題も積極的に扱い、真面目な番組としての顔ものぞかせていたことから、批判は他の番組よりも少なかったようです。

志村けんのバカ殿様

King Crown History - Free photo on Pixabay (743312)

志村けんのバカ殿様は、元々1977年放送の「8時だョ!全員集合」や1980年放送の「ドリフ大爆笑」のコントの中で行われていました。放送開始から今でも20年以上不定期で放送が続いています。

放送開始当初は志村けんの全裸ネタや女性の胸の露出がありましたが、お色気番組自粛ムードの中でそのような過激な露出は控え、現在は最低限の露出に抑えられています。

それでも「親が子どもに見せたくない番組」という調査では常に上位にランクインしている番組でもあります。

近年お色気番組がNGになった理由

No Negative Board - Free image on Pixabay (743313)

近年、お色気番組は放送倫理に違反するとしてNGとなっています。今でもエロネタを扱う番組はありますが、昔ほど女性の明らかな露出やエロ企画は放送されなくなりました。

それにはどのような背景が隠されているのでしょうか。

小さい子が夜更かしをするようになったから

Christmas Kids Cookies And Milk - Free photo on Pixabay (743314)

お色気番組は、視聴者の対象を成人に絞っています。そうすることで過激な露出でも放送できていました。しかし、お色気番組がブームとなっていくにつれ、それを見ようとする未成年が増えてしまいました。性教育上、過度な露出や過激な内容は良い影響を与えないと言われています。

また、今では小さい子でも夜更かしをするようになり、放送時間が深夜の時間帯でも観れてしまうようになったことも関係しているようです。年々、子供の就寝時間が遅くなっているというデータもあります。

視聴率が悪いから

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