2019年10月11日 更新

バリタチとは?レズビアン用語やゲイ用語をいくつか紹介!

最近話題になっているLGBT。この世界には、様々なセクシュアリティを持つ人が存在しています。彼らが使っている用語を知ると、その多様な世界と人の心の複雑さに驚かされます。レズビアン用語「バリタチ」を始めとして、様々なセクマイ用語をご紹介しましょう。

ゲイの人に多い特徴

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レズビアンと同じく、多くのゲイは自分のセクシャリティを隠して生きています。ゲイの男性はどのような特徴を持っているか、その傾向をご紹介しましょう。

女性の友人が多い

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ゲイの中でも特に女性らしいゲイは、そのあたりにいる女性よりずっと女性らしく、女子力も高いものです。そんなオネエの周りには、その女子力を見習いたいと思う女性が近づいてきます。

おしゃれなカフェでスイーツを食べながら、ファッションやメイクや男性についておしゃべりすれば、一緒に楽しい時間が過ごせることでしょう。

また、カミングアウト(ゲイであると打ち明ける)も、男友達より女友達の方が気楽だと言います。女性にとって、自分に恋愛感情を持ちえない男友達というのはとても貴重な存在です。恋愛相談などもしやすくなるため、同志のような気持ちで付き合えるでしょう。

下ネタに興味が無い

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異性愛者の男性なら、誰でも女性に興味津々です。好みのタイプや胸の大きさ、どういうシチュエーションのエッチが好きかまで、仲間内なら露骨な話もしてしまえます。

しかし、ゲイの場合はもちろん女性に興味がないため、そう言った話題についていきづらいものです。「やっぱり女は巨乳だけどアソコは締まっているのが良いよな」などと話を振られ、本当は硬い胸板と締まった菊穴が好きなのに、作り笑いを浮かべて相槌を打たなければなりません。この居心地の悪さは、普通に女性が好きな男性には分からないでしょう。

ですが、現代は草食系男子も増え、セックスにそれほど貪欲でない男性も増えています。下ネタへの反応が薄いからと言って、ゲイだと決めつけるのは早とちりが過ぎます。下ネタ嫌い=ゲイという決めつけはしてはいけません。

美意識が高い

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美容師やスタイリストと言ったファッション業界にはゲイが多いとも言われています。キレイになることに興味があり、変身したいという気持ちがあるからかもしれません。肌や髪の手入れも怠らず、ファッションもばっちり決めています。また、ストイックに筋トレをし、逞しい肉体をキープするゲイも多いです。

彼らはいつも、「見られていること」を意識し、理想の外見を手に入れるために努力しています。その前向きな姿勢には学ぶことも多いでしょう。

しかし、もちろん美意識の高いノンケ男性もいますから、これだけでゲイかどうかを見分けることはできません。こういった見分け方はあくまで参考程度に留めておきましょう。そして、ゲイがゲイであることを普通に話せる世の中になるように、理解を深めていかなくてはなりません。

セクシャルマイノリティの人との接し方

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セクシャルマイノリティは「少数派」とは言っても結構多いもので、7~13人に一人はセクシャルマイノリティであるという調査結果も出ています。

しかしまだセクシャルマイノリティに対する差別が残っているため、なかなかカミングアウトすることは難しいのです。もしも、知人や友人、職場の人にカミングアウトされた場合、どのように対応すればよいのかをご紹介しましょう。

セクシャルマイノリティについて理解を示すのが大事

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今までご紹介した通り、セクシャルマイノリティと言っても非常にバリエーションが豊富で、全く知らないセクシャリティを持っている人もいます。自分と全く違うセクシャリティなら理解できないこともあるかもしれません。

しかし、カミングアウトされたということは、相手はあなたのことを、「受け入れてくれる、分かってくれる」と思っている証拠です。まずは信頼されていることに感謝し、理解するよう努力しましょう。

知らないのことがあれば、「分からないから教えてくれる?」と聞いてみましょう。大切なのは受け入れようとする姿勢です。きっと喜んで話をしてくれることでしょう。

セクシャリティに関わらず普通に接することが大事

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同性愛者が同性の友達にカミングアウトして一番傷つくのは、「俺はノンケだから狙うなよ!」、「じゃあ、一緒に温泉行ったとき、エッチな目で見てたの?やだ!」などと言われることです。

異性愛者だからと言って、全ての異性を好きになるわけではありません。それと同様に、同性愛者も恋愛の対象となる人とそうでない人がいます。もちろん相手が大切な友達なら、恋や性の対象として見たりはしません。

それなのに同性が好きというだけで、同性の友達から避けられてしまうのは本当に辛いことです。冗談でも上記のようなことを言うのはやめましょう。
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また、意外と多いのが、セクマイの友達がいることをステータスのように捉える女性です。「誰にでも平等に接する、交友関係の広い私」が好きなのでしょう。「ゲイの友達ほしかったんだ~」、と理解している風を装いつつ自分を利用しようとする人は、同性愛者にとって無理解な人よりうっとうしいものです。

同性愛者でもそうでなくても、相手の人間性には何ら変わりはありません。カミングアウトしてくれたことに感謝し、今までと同じように付き合いましょう。

しかし、どうしても同性愛が気持ち悪い、受け入れられないとしても、自分を責める必要はありません。ただ、少しずつでもいいので、段々と理解できるよう努力してみましょう。

同性愛者の世界には様々な隠語が存在する

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レズビアンやゲイを始めとしたセクシャルマイノリティやその用語についてご紹介しました。このように様々な隠語が生まれた背景には、セクシャルマイノリティがそれぞれの狭いコミュニティの中で生きていかざるをえなかったという事実も隠されているように感じられます。

セクシャリティが多様化、複雑化する現代においては、それぞれのセクシャリティを理解し、受け入れようとする姿勢が求められています。

セクシャルマイノリティでもそうでなくても、それぞれがごく当たり前に生きていきたいと願う人間であることに変わりはありません。少しずつでも理解を深め、普通に自分のセクシャリティを話せる世の中に変えていきましょう。

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