2019年10月11日 更新

バリタチとは?レズビアン用語やゲイ用語をいくつか紹介!

最近話題になっているLGBT。この世界には、様々なセクシュアリティを持つ人が存在しています。彼らが使っている用語を知ると、その多様な世界と人の心の複雑さに驚かされます。レズビアン用語「バリタチ」を始めとして、様々なセクマイ用語をご紹介しましょう。

エッチの際に膣内を刺激する方法としては、指を使う、いわゆる「手マン」が多いです。しかし、しっかり挿入まで伴うエッチをしたいという場合には、ペニスに代わる大人のおもちゃを使います。両端ともが挿入できる形になっている双頭ディルドを使えば、しっかり結びつきあう快感を得ることができます。

また、タチの場合はペニスバンドを使います。ベルトに疑似ペニスがついたもので、腰に装着すれば男性と同じように、たくましいペニスを備えることができます。指とは違い、両手で抱きしめたり、手を握ったり、胸を愛撫したりしながら挿入できるのもメリットです。

しかし、こういったおもちゃを全てのレズビアンカップルが使っているわけではありません。レズビアンの中にはペニスに嫌悪感や恐怖心を持っている女性もいますし、キスや愛撫だけで充分満たされているカップルもいます。「レズビアンは皆大人のおもちゃを使っている」、「やはりペニスがないと物足りないと思っている」と決めつけてはいけません。

ゲイ用語

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レズビアンの用語やエッチの方法をご紹介しました。それでは次は、ゲイ用語についてご紹介していきましょう。シンプルでスマートなレズビアン用語とは異なり、ゲイ用語には男らしさと、その中にちょっとしたおかしみがあります。自分たちのセクシュアリティを受け入れ、偏見の目も明るく笑い飛ばすようなゲイの人たちの明るさが感じられるものばかりです。

イカニモ

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「イカニモ」はそのまま、「いかにもゲイっぽい見た目のゲイ」を指します。「短髪」、「ヒゲ」、「筋肉」というゲイ三種の神器を揃えたゲイがイカニモと呼ばれることが多いようです。

外見にバリエーションがあるレズビアンと比較すると、ゲイ、特にモテるゲイは大体上記の神器に、整った顔とデカマラを備えています。ある意味分かりやすいのですが、もちろん坊主のヒゲマッチョでも完全ストレート、という男性もいますので、先入観は持たないようにしましょう。

オラネコ

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オラネコの「オラ」は「オラオラ」、つまり強引、強気な態度を示しています。つまり、オラネコというのは普段は強気で強引ですが、いざベッドに入るとかわいいネコちゃんになって、アナルを突かれて哭くゲイを指します。反義語は「ネダチオネエ」で、こちらは女性的なのに、セックスの際には攻めに回るタイプのゲイです。

また、セックスの際に受け入れる側ですが、男らしい強気な態度を崩さず、積極的にタチをリードするゲイのことを言う場合もあります。

薔薇

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ゲイ用語における「薔薇」は、ゲイそのもの、もしくはゲイをテーマにした作品を指します。語源は諸説ありますが、最も有力なのは1971年に創刊されたゲイ雑誌「薔薇族」からきている、というものです。

しかし、薔薇がゲイの象徴という概念はそれより前からあったようで、三島由紀夫の裸体写真集「薔薇」が1963年に刊行されている他、1969年にはゲイバーを舞台とした映画「薔薇の葬列」が上映されています。
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さらに遡って1956年には、フランスの作家ジャン・ジュネの「薔薇の奇跡」が和訳されています。これは同性愛でゃでもあった作者が監獄と少年院で過ごした経験を描いた私小説で、「薔薇」とはジュネ自身と囚人たちのことを指します。

ちなみに、レズビアンを象徴する花は「百合」ですが、こちらは明確にレズという意味ではなく、少女や若い女性が淡い恋のような親密な友情を築いたり、ハグやキスと言ったソフトなスキンシップをしたりする、ほんのり香るような関係性を表すことが多いです。

ノンケ

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ノンケは「non気」、その気がないという意味で、ゲイの気のない、女性が好きな男性のことです。男性に使われる場合が多かったのですが、現在ではレズビアンが男性を恋愛対象とする女性のことを「ノンケ」と呼ぶこともあります。「ストレート」、「ヘテロセクシャル」も同じ意味です。

ゲイがノンケに恋をするのはなかなかハードルが高く、告白できないまま終わった、告白したら避けられるようになり友情も終わってしまった、周りの人にゲイであることをバラされてしまった、という辛い思いをすることもあります。

もしあなたがノンケの男性で、ゲイに告白されたら、多少なりとも動揺するでしょう。しかし、想いを寄せてくれたこと、勇気を出して告白してくれたことに感謝と理解を示し、誠実に対応しましょう。

トコロテン

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トコロテンとは、ペニスへの刺激なしに、アナルセックスだけで射精することをいいます。射精は前立腺を刺激することによって促されます。前立腺は肛門の入り口から5~10センチ入ったおなか側にある器官で、形や大きさや栗の実に似ています。

アナルセックスで前立腺をうまく刺激することによって、ペニスへの刺激がなくても射精することができます。普通の射精とは違い、トコロテンは精液がとろりとこぼれ出します。「突かれて白いものがとろりと出る」様子がトコロテンを連想させるために、このような名前がついたと考えられています。

組合員

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組合員とはずばりゲイを指す言葉です。ゲイのコミュニティ内ではあまり大っぴらに「ゲイ」や「ホモ」と言った言葉を使わず、「こっちの人」、「仲間」と言っていました。この「組合員」という言葉がはやり始めたのは、2000年代の初めと言われています。

ちなみにカナダやアメリカでは、「ドロシーの友達(A friend of Dorothy)」、イタリアでは「同じ教会の人々(della parrocchia)」と言います。

シャワ浣

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ゲイはアナルを使ったセックスをする機会が多いです。その際、きちんと処理をしていないと、ペニスを挿入された際に漏れてしまうことがあります。これを防ぐために、ゲイの受けは、セックス前に浣腸をすることがあります。

シャワ浣はシャワーを使った手軽な浣腸方法です。やり方はトイレで用を足した後、ぬるま湯のシャワーを肛門に密着させ、直腸内にお湯を入れて出す、を繰り返すだけです。他にも一般的な浣腸を使う、シャワートイレを使う、石鹸で直腸内を洗うなどと言った方法があります。

しかし、あまりやり過ぎると必要な常在菌を殺してしまい体に良くありません。そもそも、便意がない時点で、直腸内に便は下りてきていないので浣腸をする必要はありません。ゲイであってもそうでなくても、肛門やその中を洗い過ぎないようにしましょう。

外専

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外専とは、外国人男性を好むゲイのことです。この場合の外国人とは、白色人種のほか、アフリカ系やアジア系など、特に決まりはありません。外国人の見た目が好き、アレが大きくて気持ちいいから、という理由が多いようです。

また、アジア人を含む日本人が好きなゲイを英語で「ライスクイーン」、白色人種の人が好きな有色人種の人を「ポテトクイーン」と言います。そこから派生して、中国人好きを「ヌードルクイーン」、インド人好きを「カレークイーン」と言うこともあります。

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