2020年5月27日 更新

仮性包茎でのコンドームの付け方と注意点!仮性包茎ならではの悩みも

仮性包茎の場合、人によっては包皮が安定せずすぐに皮を被った状態に戻ったり、コンドームが外れたりと悩む人は少なくないようです。今回は、仮性包茎のコンドームについて、基本的な付け方と注意点を紹介します。果たして仮性包茎でもコンドームは必要なのでしょうか。

コンドームなしでのセックスは、膣内に射精しないとしても妊娠のリスクが伴います。射精の前にペニスから出るカウパー液にも精子は混ざっており、これが子宮まで届いて受精してしまうことは十分起こります。

たとえ「安全日」と呼ばれる生理日から計算して妊娠の可能性が低いとされる時期にしても、妊娠しない可能性は0ではありません。生理が来ている女性は妊娠できる身体に成熟している証であり、避妊しない限りは妊娠の可能性があることを覚えておきましょう。

外出しできることに自信があるとしても、思わぬ刺激やコンディションによって射精の前にペニスを抜くことができないというケースは経験豊富な男性にも起こります。

感染症のリスクがある

Thermometer Headache Pain - Free photo on Pixabay (741601)

セックスが原因で細菌感染を起こしてしまう性病は意外と多くあります。また、性病感染を防ぐにはコンドームの着用が有効であり、ピルや避妊リングを用いて避妊している人でも性病感染の点からはコンドームありでのセックスが推奨されています。

仮性包茎は包皮を剝いて洗うことができるものの、下着の中で蒸れて細菌の温床となっていることは少なくありません。その状態でコンドームなしで挿入することによって、気づかないうちに女性に細菌を移すことになります。

身体にとって負担がかかるだけではなく、それが元で病気となったり、不妊の原因となったりするため、コンドームを着けないという選択は非常にリスクが大きいことを自覚しましょう。

仮性包茎以外の包茎もある?

Mushroom Moss-Häublinge Mushrooms - Free photo on Pixabay (741602)

包茎は仮性包茎だけではなく、真性包茎とカントン包茎があります。これらの包茎は、仮性包茎とどのように異なるのでしょうか。また、コンドームはどのように付け、どのようなコンドームを選ぶと良いのでしょうか。

真性包茎とカントン包茎は亀頭が露出できないので恥垢が溜まりやすく、衛生的にも良くありません。そのため根本的に解決するためには手術が必要となる場合が多いです。

真性包茎

Acorns Acorn Leaves Autumn Fall - Free photo on Pixabay (741603)

真性包茎は、どんなに頑張っても亀頭が露出しない包茎です。勃起しても亀頭が見えずに完全に包皮内に隠れており、手で剝こうとすると包皮と亀頭が癒着していて激しい痛みを感じることもあります。

この場合、コンドーム装着は皮の上に被せる形になります。もちろん、露茎に比べて引っかかりがないので外れやすいというデメリットはあります。真性包茎におすすめなのは、きつめのコンドームで薄いタイプです。

きつめなので摩擦に耐えられ、亀頭が包皮に守られていても薄めの場合は刺激を感じられるでしょう。

カントン包茎

Mammal Lion Animal - Free photo on Pixabay (741604)

カントン包茎とは、真性包茎の状態で無理に包皮を剥がそうとした結果、包皮が亀頭の根元を締め付けている状態のことを指します。包皮を元に戻そうにも戻らない状態になっており、ペニスの血行を悪くさせてEDとなる可能性もあります。

カントン包茎の場合、セックス以前に勃起すると更に亀頭が締め付けられることになるので痛みを感じやすいです。また、勃起は平気でも皮を剝いた時にどのくらい締め付けられるかが重要となります。

カントン包茎の多くの場合でセックスが困難であり、治療を勧められる人は非常に多いです。

仮性包茎でもコンドームの装着はスムーズにできる

Gears Metal Rust - Free photo on Pixabay (741605)

今回は仮性包茎のコンドームの装着の仕方について紹介しました。露茎に比べると苦労はするかもしれませんが、練習次第でコツを掴んでスムーズに装着することは可能です。

仮性包茎だからコンドームが着けにくく、気が進まないという場合も、コンドームなしでのセックスは妊娠の可能性や性病の感染の面から好ましくありません。パートナーのことを想うからこそ、正しい選択をしましょう。

ぜひコンドームの付け方をマスターし、自信を持ってセックスに臨みましょう。

3 / 3

関連する記事 こんな記事も人気です♪