2019年8月31日 更新

ガチムチな男はゲイウケ抜群?ガチムチの意味や女性の意見も!

「ガチムチ」と聞くと、おそらく響きだけで何となくイメージはできるでしょう。しかし、ガチムチの意味やその魅力はそれほど広く知られてはいません。ガチムチが持つセックスアピールはゲイの男性のみならず、女性もとりこにします。その肉体に隠された魅力を紐解いてみましょう。

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「ガチムチ」という言葉は分かりやすく面白い響きを持っているからか広く知れ渡り、今では女性やノンケの男性も使う言葉となりました。女性も男性と同じく好みのスタイルがあり、それを表現するために「細マッチョ」、「アスリート系マッチョ」などという言葉を使い、その中に「ガチムチ」も含まれるようになったのです。

また、最近ではゲイ用語の「GMPD」も一般用語化の兆しが見られています。これは「G(がち)、M(むち)、P(ぽちゃ)、D(でぶ)」の略で、ベアプライドやSGと同じく、太めの男性を褒め称え、その体型をコンプレックスにするのではなく「武器」にしよう、という動きから生まれた言葉です。

しかし、「ガチムチ」にせよ、「GMPD」にせよ、元々はゲイ用語で、使い方によっては誤解を招く恐れもあります。気心の知れた友達同士だけに限定するなど気を付けて使いましょう。

ガチムチに対する女性意見

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ゲイ用語から一般に使われるようになり、女性も使うようになった「ガチムチ」ですが、女性はガチムチに対してどのような印象を持っているのでしょうか。

強そうだが怖い

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女性は男性に自分が持っていない部分、つまり「男らしさ」を求めます。筋骨隆々のたくましい体もその一つで、惹かれると同時にどこか怖い気持ちにもなります。その力強い体でねじ伏せられると逃げることができないと感じるからかもしれません。

また、たくましい男性の姿をDVの象徴と感じてしまう女性もいます。特に、男性に痴漢された、暴力を振るわれたなど嫌な経験がある人は、男性の男性らしい部分に恐怖を感じることが多いです。女性にとってガチムチの男性は、力強さを感じると同時にちょっと怖い存在です。

臭そう

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今はやりの細マッチョは清潔そうな感じがしますが、肉のたっぷりついたガチムチはなぜか臭そうなイメージがあります。実際、太っていると汗が臭くなります。

体内の脂肪や活性酸素が多くなると、脂肪酸が酸化されて発生する「ノネナール」という成分が増えます。これは加齢臭の原因ともなっている臭いです。つまり、若くても太っていると加齢臭がしてしまうのです。

また、太っていて疲れやすい体質だと、処理しきれなかったアンモニアが汗に交じって出てくる「疲労臭」や、疲れた時に体にたまる乳酸を皮膚の上にいる細菌が分解してできる臭い物質「ジアセチル」なども加わり、余計に臭いがきつくなります。
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汗臭さを減らすためには、疲れやストレスがたまらないように気を付けること、暴飲暴食を控え、ビタミンやカテキンなどの抗酸化成分を積極的にとること、適度な運動をして普段から良い汗を流すことが大切です。

ガチムチは元々スポーツやトレーニングをしている人が多いのですから、ちょっと気を付けさえすれば不快な臭いを出さずに済みます。しかし、その汗臭さがたまらない!という人もいますから、なんとも悩ましいところです。

ちょっと気持ち悪い

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ガチムチに限らず、ガッチリ筋肉を鍛えている男性を気持ち悪いと感じる女性もいます。「ナルシストっぽくて嫌だ」、「自然に鍛えられた筋肉なら良いけど、作った筋肉はどうも…」という意見が多く見られます。

今、女性に最も人気のある体型が「細マッチョ」であることを考えると、過度に筋肉のついた体は敬遠されてしまうのかもしれません。しかし、ガチムチは「ガッチリ」筋肉に加え「ムチムチ」脂肪も兼ね備えています。鍛え過ぎていない、ややだらしない隙のある体つきを、「愛嬌がある」、「優しそうに見える」と好む女性もいます。

ゲイっぽい

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「坊主、ヒゲ、筋肉」は、ゲイの3種の神器であり、広くモテたいゲイは、この3つを全て兼ね備えています。しかし、それが逆に記号のようになってしまい、女性から見ると「筋肉がある=ゲイっぽい」ととらえられてしまう危険性もあります。

しかし、もちろんガチムチのノンケもいれば、スリムなゲイもいます。ガチムチはゲイと思い込んでしまうと、せっかくの出会いを逃してしまうことにもなりかねません。

また、体型がガチムチでノンケの場合は、ヒゲをそる、髪を伸ばすなどして、ゲイではないことをアピールした方が良いかもしれません。そして男女いずれも、性志向を見た目で判断できないことを知っておきましょう。

暑苦しい

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太っている男性は一般に「暑苦しそう」と言われます。実際夏の暑い日に、「暑い、暑い」とうめきながらタオルで滝のように流れ出る汗を拭く肥満男性は見ているだけでうっとうしいものです。

太った人はやせた人より暑がりです。気温が上がると、体は内部の熱を体外に放出しようとします。しかし、太っている人は脂肪が放出の邪魔をするために、暑さを感じやすいのです。また、筋肉にしろ脂肪にしろ、体の大きい人は基礎代謝が高いため、消費エネルギーが増え、その分体が熱くなってしまうのです。
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さらに、マッチョな男性はストイックに自分を鍛えているイメージがあり、それがスポ根アレルギーの女性からすると暑苦しさを感じさせてしまう要因となるのです。

以上の理由から、脂肪と筋肉を兼ね備えるガチムチを、物理的にも精神的にも「暑苦しい」存在だととらえる女性もいるでしょう。

安心感がある

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マッチョは怖い、というイメージを持つ女性もいますが、そんな女性でもガチムチは安心感を持てる存在かも知れません。ゴリゴリに筋肉の筋が浮かび上がったマッチョとは違い、ガチムチはその上からうっすらと脂肪がついていて、なんだか丸くて可愛い感じがします。たくましくもふんわりした胸に飛び込めば、羽毛布団に包まれているような安心感と気持ちよさを感じられるでしょう。

また、ストイックに自らを鍛え上げたマッチョに対し、ちょっとだらしない体型をしたガチムチは、自分への甘さや油断も感じられます。そんな「隙」があるからこそ、一緒にいるとリラックスできるのです。

お父さんみたい

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子供の頃、お父さんの大きなたくましい手で抱き上げられ、守られているような感じがして嬉しかった、という経験を持つ女性も多いのではないでしょうか。人はいつまでも心の中に子供の部分を持っていて、守られたい、可愛がられたいという欲求を持っています。

ガチムチの肉体はたくましくも適度に脂肪がついており、「お父さん」のようなどっしりした安定感があります。その腕に抱かれると、まるで子供に戻ったような安心感が得られ、素直に甘えることができるのです。

女性にモテたいガチムチの男性は、その肉体にふさわしい大らかな包容力で「お父さんキャラ」になることで、イケメン細マッチョとは違う需要に切り込んでいくと良いでしょう。

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