2019年11月6日 更新

タナトフィリアは異常性癖の一種!オートアサシノフィリアとの違いも

タナトフィリアは異常性癖の一種であり、自身を傷つけることに性的興奮を覚える人のことです。時には傷つけるあまり自殺してしまう人もいる危険な性癖であり、治療の必要もあります。今回はこのタナトフィリアについて、診断方法やオートアサシノフィリアとの違いを紹介します。

ミソフィリアとは汚損愛好症と日本語で訳され、汚れた体や衣服に性的興奮を覚えるというものです。糞尿などで汚れたものにも興奮しますが、基本的には汚れと言われるもの全般に興奮するため、糞尿愛好症とは区別されることが多いです。

糞尿愛好症と大きく異なる点としては、あまりにも目の前の人が糞尿で汚れている場合に萎えてしまう点です。男性に多いですが、女性でも男性の汗の臭いが好きなどの性的固執が見られる場合もあります。

トリコフィリア

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トリコフィリアとは、毛髪や散髪行為に対して性的興奮を覚える人のことを指します。単に髪の毛が好きというレベルではなく、髪の毛にしか性的興奮を覚えない場合や、散髪した髪の毛をわざわざ保管している場合などがこれに当てはまります。

稀に好きになった人の髪の毛をコレクションしている人もいます。トリコフィリアでは髪の毛さえあれば性的興奮があるため、必ずしもセックスに至らなくても満足することも少なくありません。

トリコフィリアの人にとって、日本人のストレートで真っ黒な髪色はとても魅力的に映り、外国人からも人気が高いと言われています。

ヘマトフィリア

Background Blood Stain - Free image on Pixabay (737688)

ヘマトフィリアとは血液嗜好症のことで、とにかく人間の血液に興奮するという異常性癖です。血液に対して異常な執着を見せ、時には血液を見なければ満足できない血液淫虐症になってしまうこともあります。

血液を見るだけでは満足できず、それを吸ったり飲んだりすることが好きな場合は好血症(ヴァンパイアフィリア)に分類されます。

精神疾患によるものであると考えられており、世界にはお互いの血を定期的に飲み合っているカップルもいるほどです。しかしこの行為は血液感染の恐れがあるため、必ずしも安全とは言えません。

オキュロフィリア

Eye Macro Vision - Free photo on Pixabay (737685)

オキュロフィリアとは、目や瞼に性的興奮を覚える人々です。特に眼球自体に興奮するという人は多く、パートナーに眼球を舐めさせてもらえるよう頼む人もいるようです。

眼球舐めはマニアックなプレイの1つですが、舐められる方はマッサージされているように気持ちよさを感じるという人もいます。意外にも快感を得る人は多く、1度すると何度も繰り返してしまうようです。

しかし、舌には雑菌が多く、それが粘膜でできている眼球に触れてしまうので細菌感染し、最悪の場合には失明することもあります。気軽な気持ちで決してマネはしないようにしましょう。

ナソフィリア

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ナソフィリアとは、鼻腔愛好者のことであり、鼻に性的興奮を覚えるようです。どの範囲が好きであるかは人によって異なり、鼻全体が好きな人もいれば、鼻筋や小鼻といったピンポイントが好きな人もいます。

鼻が好きすぎるあまり、女性に対して鼻でフェラをするよう頼む男性もいて、理解されない異常性癖の1つでもあります。パートナーにお願いできないため、風俗などでお金を払って欲を満たす人も多くいます。

女性が男性の鼻に興奮するというパターンもあります。鉤鼻タイプと高鼻タイプがありますが、高鼻タイプが圧倒的に多数派のようです。

オードントフィリア

Blonde Towel Portrait - Free photo on Pixabay (737682)

オードントフィリアとは、歯に対して性的興奮を抱く異常性癖のことを指します。ただ歯並びが好きであるといった歯フェチなだけではなく、性行為や性描写がなくても歯があるだけで興奮してしまう場合や、性的な目的で歯に模したものを持っている場合もあります。

生まれつき持っている本当の歯のみならず、差し歯や抜けた歯、虫歯に対して興奮することもあります。ただ歯に興奮を覚えるという場合には人に迷惑をかけませんが、サディズムが加わり、人の歯を抜くという行為に興奮を覚えるようになると危険です。

異常性癖を持つ原因について

Sad Girl Sadness Broken - Free photo on Pixabay (737672)

これまでに紹介した異常性癖は、まさに異常と感じた人も多いのではないでしょうか。通常であれば他の物に比べたら好きという性的嗜好レベルにとどまるものが、いつのまにかそれに固執し、それなしでは性的興奮を覚えなくなってしまう場合もあります。

反対にそれさえあれば、セックスで挿入をしなくても満足してしまう場合もあります。では、なぜこのような異常性癖が出てしまうのでしょうか。

幼少期の性的虐待

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幼少期に性的虐待されていた場合、何をされていたかの具体的な記憶は抜け落ちてもその時に感じたストレスや恐怖は脳の片隅に記憶されていることが多いです。

強烈な記憶であればあるほど脳は忘れないように記憶に残してしまうので、それがたとえ嫌な記憶であったとしても忘れることができません。

この幼少期のトラウマが異常性癖に繋がることもあります。また、自分が性的虐待をされていて抵抗できなかったからという理由で自分の子供にも性的虐待をしてしまうこともあります。

アニメや映画の影響

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アニメや映画で異常なプレイを目撃したり、常識とはかけ離れたシーンを目撃したりすると、それに興奮したという記憶だけが残って性的快感を覚えた際に影響を与えることもあります。

これを避けるために過激なものにはR指定がされていますが、たまたま見てしまう場合もあるでしょう。これくらいなら大丈夫かと大人が見せたものが子供には脳内で処理できない程強烈であり、数年後に異常性癖として出てしまうこともあります。

身近なものだからこそ子供たちに衝撃を与えやすく、印象にも残りやすいのです。

異常な刺激を受けた記憶が残っている

Light Candle Girl - Free photo on Pixabay (737675)

異常だと分かっていても、その刺激を受けて性的快感を得たという記憶が残っていると、その刺激に固執するようになってしまう場合もあります。異常だと本人が認識しているため、それをあえてやる背徳感などが癖になってしまうようです。

特に性犯罪はバレたら逮捕されるというリスキーな状況の中で行うので、そのスリルがたまらなくなり、何度も繰り返すことがあります。

その行動が異常であればあるほど、脳からは興奮物質のドーパミンが分泌され、他では味わえない高揚感や幸福感に満たされてしまうのです。

大きなストレス

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