目次
- 「阿婆擦れ」は女性にだけ使われる?
- 阿婆擦れの意味
- 阿婆擦れは俗語
- 古くは男性にも使用した
- 江戸時代の使われ方と現在の意味は異なる
- 阿婆擦れという言葉の由来
- 「暴れる」の「あば」
- 「あばけ者」の「あば」
- 「阿婆」は中国では老いた女性を意味する
- 阿婆擦れの類義語
- コケット
- ヴァンプ(バンプ)
- 売女
- 蓮葉女
- 阿婆擦れ女の特徴
- 異性に対してアクティブ
- 男女によって態度が変わる
- 品格・品性に欠けた発言・言動
- 他人の意見を聞かない
- 阿婆擦れ女の恋愛傾向
- 恋愛に積極的
- 性行為に対して奔放
- 一人の男性に固執しない
- 男性不信の可能性も
- 友人・知人の恋人でも関係ない
- 本気の相手として見られにくい
- 「阿婆擦れ!」実際に言われた体験談
- 結婚せず遊んでいたら祖父母から…
- 私が浮気したと勘違いした義母から…
- 喧嘩の最中旦那から…
- 数年前職場の上司から…
- 「阿婆擦れ」はモラハラ・セクハラになる可能性も…人への発言は控えるべき
「阿婆擦れ」は女性にだけ使われる?
via pixabay.com
阿婆擦れという言葉を聞くことがありますが、一体どんな意味が込められているのか、そして「阿婆擦れ女」と使うことが多いが、女性にしか使わない言葉なのかなどの疑問を追求していきます。
意味や俗語、阿婆擦れという言葉の歴史についても深掘りしていきます。まずはしっかりと言葉の意味を理解するところから始めるのが大切です。
意味や俗語、阿婆擦れという言葉の歴史についても深掘りしていきます。まずはしっかりと言葉の意味を理解するところから始めるのが大切です。
内弁慶の意味とは?内弁慶な人の特徴や原因と治し方も - POUCHS
一度は耳にしたことがある「内弁慶」という言葉。でも内弁慶とはどんな人かしっかり答えることができますか?そしてあなた自身は内弁慶かどうか、考えたことはありますか?意外と周りにもいる内弁慶について、特徴や原因、治し方まで徹底解説します!
阿婆擦れの意味
via pixabay.com
阿婆擦れの意味は、品行が悪く、厚かましい人という意味があります。主に女性に対して使われる言葉です。あまりいい意味ではないため、この言葉を使う前に本当に大丈夫かどうか確認をしながら使うべきです。
卑しい人という意味も込められていたりと、どちらにしてもいい意味で使われることはありません。女性に対して直接言うよりも、男性が「あの女は阿婆擦れだから好きにならない方がいい」などと使うことが一般的です。
現代においては、とにかくいろいろな男性をとっかえひっかえしていて、真面目に付き合うということがないような女性のことを言うことも多いです。
卑しい人という意味も込められていたりと、どちらにしてもいい意味で使われることはありません。女性に対して直接言うよりも、男性が「あの女は阿婆擦れだから好きにならない方がいい」などと使うことが一般的です。
現代においては、とにかくいろいろな男性をとっかえひっかえしていて、真面目に付き合うということがないような女性のことを言うことも多いです。
阿婆擦れは俗語
via pixabay.com
阿婆擦れは俗語です。あまりいい意味ではないため普段の会話で使われることはまずありません。阿婆擦れという言葉を使用して得られることはほぼ何もないので、使わないことが一番です。
このような言葉があるんだ、という意味を理解するだけで十分です。様々な語源がありますが、何にしてもネガティブな意味が込められています。
このような言葉があるんだ、という意味を理解するだけで十分です。様々な語源がありますが、何にしてもネガティブな意味が込められています。
古くは男性にも使用した
via pixabay.com
阿婆擦れという言葉自体は、男性にも女性にも使われる言葉です。単純に阿婆擦れに女という言葉がついた「阿婆擦れ女」という使い方をされることが多いことから女性に使うものというイメージがついてしまっただけです。
非常識な人、厚かましい人のことを阿婆擦れと言うため、そのような人がいれば「あの人は阿婆擦れですね」などと言うことができますが、それでもやはり使わない方がいい言葉です。
阿婆擦れという言葉が多く使われるようになったのは江戸時代後期で、その頃には当たり前のように男性にも多く使われていました。
非常識な人、厚かましい人のことを阿婆擦れと言うため、そのような人がいれば「あの人は阿婆擦れですね」などと言うことができますが、それでもやはり使わない方がいい言葉です。
阿婆擦れという言葉が多く使われるようになったのは江戸時代後期で、その頃には当たり前のように男性にも多く使われていました。
江戸時代の使われ方と現在の意味は異なる
via pixabay.com
江戸時代後期からよく使われるようになった阿婆擦れという言葉ですが、平安時代でもすでに使われていたという説もあります。言葉遣いなどが悪い人に対して使われていた言葉です。
江戸時代末期の「浮世床」では阿婆擦れは男性を指していました。江戸時代から現代にかけて、女性に対する侮辱の言葉という風に変わっていき、現代では女性に対して使うものという意味として浸透しています。
どちらにしてもネガティブな意味に変わりはありませんが、現代では女性差別だと言われることも多くなってきているので使わないのが一番なのです。
江戸時代末期の「浮世床」では阿婆擦れは男性を指していました。江戸時代から現代にかけて、女性に対する侮辱の言葉という風に変わっていき、現代では女性に対して使うものという意味として浸透しています。
どちらにしてもネガティブな意味に変わりはありませんが、現代では女性差別だと言われることも多くなってきているので使わないのが一番なのです。
阿婆擦れという言葉の由来
via pixabay.com
ネガティブな意味が込められていることはわかったが、一体どのようなことがきっかけで阿婆擦れという言葉が生まれたのか、語源は何なのかを解説します。
様々な説がありますが、一番有力な説は二つの言葉がくっついてできたとされています。
様々な説がありますが、一番有力な説は二つの言葉がくっついてできたとされています。
付和雷同の意味と語源は?使い方の例文と日本人の国民性も - POUCHS
付和雷同という言葉には日本人の気質を表した面があります。ここでは、付和雷同の意味や語源の他にも使い方や例文、類語や対義語まで広く網羅して紹介します。普段の生活シーンでも使えるように、この記事を読み、言葉の知識を深めていって下さい。
「暴れる」の「あば」
via pixabay.com
阿婆擦れの「あば」の中に込められた言葉として「暴れる」の「あば」から来ているとされています。暴れん坊な人や素行が荒い人のことを阿婆擦れと言います。
男性でも女性でも関係なく、暴れん坊な人のことを阿婆擦れと言っていました。素行が悪い人や、品が悪い人など様々な人に使われる言葉ですがとにかくネガティブな意味ばかりです。
男性でも女性でも関係なく、暴れん坊な人のことを阿婆擦れと言っていました。素行が悪い人や、品が悪い人など様々な人に使われる言葉ですがとにかくネガティブな意味ばかりです。
「あばけ者」の「あば」
via pixabay.com
軽率な者という意味がある「あばけ者」のあばから来ているという説もあります。と言うよりも上記で説明した暴れるとあばけ者、この2つの「あば」が合体していると言われています。
どちらにしても良い意味ではありません。阿婆擦れの「擦れ」はまさに世間擦れしているという意味が込められています。浮ついた様子である「淡し」という意味の言葉が変化して阿婆擦れになったという説もあります。
ですが、やはり2つの「あば」が合体してできた言葉とされるのが一般的です。
どちらにしても良い意味ではありません。阿婆擦れの「擦れ」はまさに世間擦れしているという意味が込められています。浮ついた様子である「淡し」という意味の言葉が変化して阿婆擦れになったという説もあります。
ですが、やはり2つの「あば」が合体してできた言葉とされるのが一般的です。
「阿婆」は中国では老いた女性を意味する
via pixabay.com
阿婆擦れの「あば」の語源はわかりましたが、阿婆という漢字自体はどこから来ているかと言うと、阿婆という言葉は中国語で父母と同列か同列以上にある老婆ことを「阿婆」と言うのです。
年老いていること、そして世間擦れしていること、という意味が重なって阿婆という漢字が使われたとされています。老婆という意味の「阿婆」が使われたことにより、より女性に使っていたというような印象になりがちですが違います。
古くからは男性にも使われていたいましたし、とくに女性に向けた言葉ではなかったのです。
年老いていること、そして世間擦れしていること、という意味が重なって阿婆という漢字が使われたとされています。老婆という意味の「阿婆」が使われたことにより、より女性に使っていたというような印象になりがちですが違います。
古くからは男性にも使われていたいましたし、とくに女性に向けた言葉ではなかったのです。
阿婆擦れの類義語
1 / 4