目次
- お嬢様言葉ってどんな言葉?
- お嬢様言葉
- 山の手の女言葉
- お嬢様言葉の起源
- お嬢様言葉の特徴
- おしとやか
- ゆっくり落ち着いて話す
- はっきりとものを言わない
- 相手を高める
- お嬢様言葉でのあいさつ
- ごきげんよう
- はじめてお目にかかります
- 恐れ入ります
- ありがとう存じます
- お嬢様言葉に使われる語尾一覧と使用例
- ~こと
- ~の
- ~て
- ~なくって?・~なくってよ
- ~ませ
- お嬢様言葉の語彙一覧と使用例
- わたくし
- ~遊ばす
- あら・まあ
- お~・ご~
- くだすった
- ~ちゃま・~さま
- よくってよ
- お嬢様言葉での否定
- もう一度考慮させていただきます
- そういうお考えもございますのね
- お嬢様言葉での肯定
- さようでございます
- おっしゃる通りでございますね
- お嬢様言葉での悪口の表現
- 嫌い→苦手ですの
- 変わっている→個性的でいらっしゃる
- 威張っている→自信がおありですね
- うるさい→いつもお元気そうで
- お嬢様言葉ではNGな言葉
- 省略言葉
- 流行語
- 下品な言葉
- お嬢様言葉でエレガントな女性に!
お嬢様言葉の挨拶はどんなものがあるのかご存知でしょうか?お嬢様言葉の挨拶は「ごきげんよう」「はじめてお目にかかります」「恐れ入ります」「ありがとう存じます」など割と馴染みのあるものです。どの言葉も柔らかい笑顔とゆったりとしたエレガントな態度で挨拶してみましょう。
ごきげんよう
via pixabay.com
「ごきげんよう」とはごきげんいかかがでしょうか?という意味のお嬢様言葉になります。日常的な挨拶として使われていて「おはよう」「こんにちわ」などと同じように扱われます。お嬢様言葉の定番の挨拶にありますので、とても馴染みのある言葉だと思います。
挨拶するときはにこやかに柔らかい動作を交えてお辞儀をし、品よく挨拶しましょう。
挨拶するときはにこやかに柔らかい動作を交えてお辞儀をし、品よく挨拶しましょう。
はじめてお目にかかります
via pixabay.com
「はじめてお目にかかります」(お初にお目にかかります)は初対面の人に対して使用する言葉になります。「はじめまして」の代わりにお嬢様言葉では「はじめてお目にかかります」と使用します。この言葉は会えた相手に対して敬意をあらわしており、相手に対して直接会ったときだけでなく、一方的にこちらが見かけた場合にも使用ができます。
間違った使い方として、「お目にかかりましたか?」という使い方がありますが、こちらは正しくありません。この場合は自分が相手より低く見せる言葉になってしまいますので、自分を下げずに相手を高めるお嬢様言葉の理念に反しています。間違った使い方は品がなく見られてしまいますので、しっかり学習してから使用しましょう。
間違った使い方として、「お目にかかりましたか?」という使い方がありますが、こちらは正しくありません。この場合は自分が相手より低く見せる言葉になってしまいますので、自分を下げずに相手を高めるお嬢様言葉の理念に反しています。間違った使い方は品がなく見られてしまいますので、しっかり学習してから使用しましょう。
恐れ入ります
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「恐れ入ります」は、日常で使ったことのない人でも、仕事や接客などの面でよく聞いたり使ったりする言葉ではないでしょうか?「恐れ入ります」は本来目上の人に対して感謝の気持ちを表す、または申し訳ないという気持ちで使う意味があります。お嬢様言葉の場合は、目上の人だけでなく会話する相手に対して使用するものになります。
使い方としては「恐れ入りますが◯○していだけませんか?」など相手に対してなにかして欲しいときに使用したり、相手からなにか褒められたときにも、その返しとして「恐れ入ります」と使用することもできます。また相手になにか伺う時にも「恐れ入りますが、○○はどこにありますでしょうか?」などと使用したり、日常的にも使い易いお嬢様言葉になります。
使い方としては「恐れ入りますが◯○していだけませんか?」など相手に対してなにかして欲しいときに使用したり、相手からなにか褒められたときにも、その返しとして「恐れ入ります」と使用することもできます。また相手になにか伺う時にも「恐れ入りますが、○○はどこにありますでしょうか?」などと使用したり、日常的にも使い易いお嬢様言葉になります。
ありがとう存じます
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「ありがとう存じます」は「有り難く(存ずる・思う)」が起源です。この世に滅多にないことだと思うということから、相手に対する感謝を表すようになったもので「有り難く」が言い崩れて「ありがとう」になったものといわれています。
「ありがとう存じます」は「ありがとう」と「存じます(思います)」が合わさったもので、通常の人が「ありがとう」というところをお嬢様言葉では「ありがとう存じます」と使用します。例えば「素敵な会にお招きいただいて、ありがとう存じます」など使ってみると案外しっくりくるものです。
「ありがとう存じます」は「ありがとう」と「存じます(思います)」が合わさったもので、通常の人が「ありがとう」というところをお嬢様言葉では「ありがとう存じます」と使用します。例えば「素敵な会にお招きいただいて、ありがとう存じます」など使ってみると案外しっくりくるものです。
お嬢様言葉に使われる語尾一覧と使用例
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お嬢様言葉に使用される語尾の代表的なものは「ことのて」がキーワードになります。「~こと。」「~の。」「~て。」「~なくって?」「~なくってよ。」「~ませ。」が語尾にくるのが代表的なものになります。
お嬢様言葉ではこの語尾が特徴的ではありますが、実際には漫画やテレビで使用されるように語尾を強調して使うことはありません。漫画やテレビではキャラを際立たせるために、わざとらしくお嬢様言葉を使用していますが、語尾を強調してしまうと下品に聞こえてしまうため、実際には語尾を強調するような話し方はしません。
では実際にどんな風に使用されているか使用例をご紹介していきます。
お嬢様言葉ではこの語尾が特徴的ではありますが、実際には漫画やテレビで使用されるように語尾を強調して使うことはありません。漫画やテレビではキャラを際立たせるために、わざとらしくお嬢様言葉を使用していますが、語尾を強調してしまうと下品に聞こえてしまうため、実際には語尾を強調するような話し方はしません。
では実際にどんな風に使用されているか使用例をご紹介していきます。
~こと
via pixabay.com
まずは「〜こと。」の使用例からみていきます。「まあ、お上手ですこと」「お綺麗ですこと」のように「◯○ですね」と通常言われるような語尾は「〜こと」と使用します。また質問する場合にも「お願いできますか?」というところを「お願いできますこと?」と使う場合があります。
~の
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「〜の。」は「〜ですの。」「〜していますの。」などと使用します。語尾に「〜の。」をつけることで丁寧でありエレガントな雰囲気や印象を与えることができます。
~て
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「〜て。」は「〜よろしくて?」のように使用します。こちらも語尾に使用することによって丁寧で品のある印象を与えることができます。こちらは特に親しい相手や間柄での会話の際に使われます。
~なくって?・~なくってよ
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「~なくって?」・「~なくってよ。」は「ご存知なくって?」「知らなくってよ。」などと使用されます。意味としては「ご存知なくって?」は「知らないのですか?」になり、「知らなくってよ。」は「知りません」になります。語尾に「~なくって?」・「~なくってよ。」をつけることによって、より品のある会話になります。
~ませ
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