2019年4月4日 更新

フランスは黒人の割合が多い?差別の歴史とサッカーフランス代表の実情

2018年のサッカーワールドカップで優勝したフランス代表に黒人選手が多かったことが話題を集めました。確かにフランスは移民国家という印象が強いですが、実際に黒人の割合が多いのでしょうか?今回はフランスにおける黒人を含む移民の実態や差別の歴史について解説します。

目次

War Desert Guns - Free photo on Pixabay (145255)

2015年11月、フランスのパリでイスラム国の戦闘員と見られるグループによる大規模なテロ事件が発生しました。実に130名もの死者を出す大惨事となり、世界中に衝撃を与えました。

同じ年の1月にイスラムの風刺画を掲載したフランスの風刺新聞の発行社、シャルリー・エブドがイスラム過激派に襲撃され、12人が亡くなるという事件が起こったばかりです。この2つの事件はフランス社会におけるアラブ/ムスリムへの風当たりをさらに強くしてしまうきっかけとなりました。

フランスだけでなく、世界中でイスラム過激派によるテロが発生しており、西洋社会とイスラム社会の対立の深さを物語っています。

フランスは移民国家!肌の色よりプレーに称賛を!

Soccer Football Players - Free photo on Pixabay (145259)

フランスには根強い差別があり、今後もそう簡単になくなることはないでしょう。しかし、フランスが移民国家であるという事実は変わりません。例え時間がかかっても差別を解消していく必要があります。

スポーツにおいても選手の肌の色を気にする前に、まずプレーを称賛することが大事です。フランスだけでなく、日本を始めとした他の国でもそれは変わりません。差別は簡単にはなくなりませんが、まずはできるところから始めて、差別を根絶できるように努力していきましょう。

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