2019年8月28日 更新

タケリタケは画像が卑猥?タケリタケの形態や毒性についても!

見た目のインパクトがすごいと「タケリタケ」の画像が話題になっています。人間のある部分を彷彿とさせるタケリタケ。これは毒性のあるキノコなの?食用もあるって本当?などタケリタケについて調べてみました。国内にある毒キノコも合わせて紹介します。

秋になるときのこ狩りに出かける人も多いでしょう。しかし残念なことに食用キノコと間違えて、毒キノコを食べてしまったというニュースは毎年耳にします。

毒キノコは最悪、命の危険性すらもたらします。茎を縦に裂けられるキノコは食べられる、ナメクジが食べられるキノコは食用などの見極め方がありますがほとんどが迷信です。

迷信を信じて素人判断してしまうことがとても危険なので、しっかりと知識を持った上できのこ狩りを楽しみましょう。日本国内で見られる特に気をつけたい毒キノコは次のとおりです。

ドクツルタケ

@numanchu37 on Instagram: “#ドクツルタケ #毒キノコ #キノコ #きのこ #自然 #山 #山が好き #山が好きな人と繋がりたい #mashroom #nature #食べれない #かわいい” (582734)

国内で見られる最も毒性の強いキノコが「ドクツルタケ」です。夏から秋にかけて、松林や広葉樹林の地上に生えてきます。茎に刀のツバのようなものがついていて、根元が袋状になっているのが特徴です。

食すると6~12時間以内に激しい嘔吐、下痢、腹痛の症状が現れます。1日この症状が続いた後は、肝臓肥大、内臓出血、腎機能障害を発症し、最悪死に至ります。

シロマツタケモドキなども間違われやすいキノコです。根元が膨らんでいる白いキノコは、毒を持っているものが多いため、控えた方が良いでしょう。

カエンタケ

yamaoyaji   (jintapapa) on Instagram: “触るな、危険! Don't  touch!it's_dangerous!  先日の沢登り。生まれて初めてカエンタケ(火炎茸)に出会い、興奮した。図鑑でしか見たことのない猛毒のキノコ。こんなに赤くてかわいいのに、触るだけで皮膚が爛れるという恐ろしいやつ。  I've  found…” (582736)

見るからに毒々しい見た目をしている「カエンタケ」も、日本国内に生息しているキノコの中でトップクラスの猛毒を持っています。広葉樹林の地上や、ナラの枯れ葉付近に群生します。

食すると30分後くらいから悪寒、発熱、嘔吐、手足のしびれなどの症状が出ます。2日ほどたつと、全身に症状が行き渡り消化器不全や少脳萎縮などの脳神経障害により死に至ることもあります。

口に入れるだけ、触れるだけでも危害を及ぼすキノコなので決して触ってはいけません。

タマゴテングタケ

イイナナ on Instagram: “今日のキノコ、タマゴテングタケです。毒有り、猛毒キノコ御三家だそうです。かわいいのに…#タマゴテングタケ#きのこ#マメきのこ” (582739)

タマゴタケはとても美味しい食用キノコとして重宝されていますが、フォルムが似ている「タマゴテングタケ」は猛毒キノコです。小さい時はタマゴのように丸い傘をしていますが、成長するにつれて広がってきます。

日本に生息していることは少ないですが、世界的にも毒性が強いキノコとして知られています。食べると1日ほどで嘔吐、下痢が始まります。数日後に内臓組織が破壊されて、死に至ってします毒性を持っているキノコです。

ナラやブナなどの広葉樹の地上に生息しています。

キノコ狩りの注意点

Sign Caution Warning - Free vector graphic on Pixabay (582741)

自然を楽しみながら山を歩き自分で見つけたキノコを食べるのは、季節感を味わえるアウトドア趣味のひとつです。誰もが気軽に楽しめるため、秋になると恒例行事のようにきのこ狩りをする人も少なくありません。

しかし油断をすると毒キノコ以外で、身の危険を及ぼしてしまうので注意が必要です。また山には私有地などがあるため、どこでもキノコ狩りができるわけではありません。

マナーやモラルを守りながら、安全対策を万全にしてキノコ狩りを楽しみましょう。

山に入る服装

Hiking Wlaking Hillwalking - Free photo on Pixabay (582743)

どんなに低い山でも、服装は整えていきましょう。肌を傷つけてしまうこともあるので、長袖長ズボンで行くのは鉄則。また足場が悪いところや沢も歩けるように、滑りにくい長靴にするとベストです。

突然の天候変化にも対応できるように、予備の服や雨具を持っていきます。キノコ狩りに夢中になっていると、いつの間にか暗くなっていたり方向が分からなくなったりすることも稀にあります。

懐中電灯や方位磁石を持っていると、いざという時に安心です。

禁止区域に入らない

Fence Meadow Shield - Free image on Pixabay (582747)

キノコ狩りをする際には、禁止区域には絶対に入ってはいけません。キノコ狩りができるのは、国有林です。自然公園に指定されている場所、私有地などに入ってのキノコ狩りは絶対NG。ルールを守ってキノコ狩りをしましょう。

入っては行けない場所には、柵が設けられていたり看板が付けられていたりします。初めて入る場所はそれらがつけられていないか、必ずチェックしてから山に入ります。

それらの看板などは山の入り口に設置されていることが多いです。

ゴミを出さない

Garbage Can Waste Bins - Free photo on Pixabay (582749)

これはキノコ狩りに限らず、アウトドアを楽しむ時の最低限のマナーです。誰も見ていないから、みんながやっているからという軽い気持ちで捨ててはいけません。

特にタバコのポイ捨ては言語道断です。環境汚染に繋がるだけではなく、残り火が原因で山火事に繋がってしまう可能性もあります。

キノコ狩りをする時にはビニール袋を持って、ゴミは必ず持ち帰るようにします。そして食べないキノコは摂らない、森林を傷つけないなどの心がけも大切です。

怪しいキノコには触れない

Mushroom Wild Fungi - Free photo on Pixabay (582752)

口の中に入れなくても、触れるだけで有害のキノコは存在します。カエンタケが例ですが、このキノコは触るだけで肌がかぶれる毒性の強い性質を持っています。

このキノコは食べられるかもしれないから、家に帰ってから調べてみようと安易に持ち帰るのは危険です。その場で調べて、確実に食べられるものだけを摂り持ち帰りましょう。

キノコを数種類持ち帰る時には、種別ごとに小分けして持ち帰ると安心です。混ぜてしまうと、万が一毒キノコが混じっていた時に、見分けがつかなくなってしまいます。

キノコ探しのコツ

Magnifier Glass Magnifying - Free photo on Pixabay (582755)

いきあたりばったりでは、なかなか思うように収穫できないのがキノコ狩りの難しいところであり、醍醐味のひとつです。まずは目的とするキノコが、どのような場所に生えているのかというのを事前に調べておきます。

日陰に生えているのか、日向に生えているのか、マツ林に生えているのか、広葉樹のものに生えているのかで、歩く場所は大きく変わります。そしてその山に慣れるまでは、なるべく歩道沿いを歩くと良いでしょう。

キノコ図鑑は必需品です。写真だけではなく、キノコの特徴もよく読んで”必ず”食べられると確信したものだけを摂ります。

タケリタケはキノコの奇形

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