2019年9月23日 更新

恐怖の精霊ウェンディゴとは?人肉を食べるウェンディゴ症候群

ウェンディゴ症候群とはどういった症状なのでしょうか。あまり詳しく知らない人が多いかもしれませんが、ウェンディゴ症候群は考えられないようなことを引き起こす症状なのです。このウェンディゴ症候群について詳しく解説していきます。

インディアンに伝わる精霊ウェンディゴとは?

 (648850)

アメリカやカナダのインディアンに伝わる精霊、ウェンディゴをご存知ですか。おそらく、あまり多くの人は知らないと思いますが、このウェンディゴにはさまざまな言い伝えがあるのです。

こうした精霊にまつわることは昔のことで、今ではそうした考え方を持つ人はいないのではと思うかもしれませんが、今でもそのウェンディゴの精霊を信じている人が多いのです。過去に実際にウェンディゴに被害を受けたという人もたくさんいるほどです。

カナダ南部やアメリカ北部に住んでいる人たちは、精霊ウェンディゴを恐れている人もたくさんいるのです。インディアンの中では当たり前の存在になっている精霊、ウェンディゴについて解説していきます。

ウェンディゴとはどんな精霊?

 (648851)

それでは、ウェンディゴについてさらに詳しく解説していきます。精霊ウェンディゴとは、どういった存在なのでしょうか。

そして、なぜここまで多くの人が精霊ウェンディゴの存在を怖がっているのでしょうか。常識では考えられないようなことを、多くの人が信じているのです。

ウェンディゴの特徴

 (648853)

まず、精霊ウェンディゴにはどのような特徴があるのでしょうか。ウェンディゴは森の中に存在していると考えられています。

ウェンディゴは冬に現れるとされています。そのため、ウェンディゴは別名、冬の魔物とも言われているのです。ウェンディゴは、森に入ると人に近寄ってきて、聞き取れないような言葉を耳元でささやくのです。

こうした被害に合った人はとても多いため、今でもこの精霊を信じている人が多いのです。実際に被害に合った人は、このウェンディゴの恐怖を知っています。

また、こうした経験をした人の多くは、長期間の旅を目的としていた人たちです。長期間の旅により、疲れから幻聴を聞いたのか、それとも別の原因があるのかとても興味深い部分でしょう。

ウィンディゴの姿は?

 (648855)

では、精霊ウェンディゴはどのような姿をしているのでしょうか。精霊と聞けば天使のような姿をイメージするかもしれません。

また、冬の魔物と聞けば恐ろしい姿をイメージするでしょう。しかし、実はウェンディゴの姿は確認されていないのです。

ウェンディゴは確かに人に近寄ってきて耳元で言葉をささやくのですが、その姿をはっきりと見たという人は誰一人としていないのです。つまりは、ウェンディゴは想像上のものかもしれないのです。

ただし、被害に合ったという人は確かにいますので、姿を人に見せないのかもしれません。そうした不可思議なことが起こるウェンディゴなので、人伝えになっていき、より謎が深まって行ったのです。

人間に危害を加えることも

 (649068)

精霊ウェンディゴは、基本的には人に危害を加えることはありません。実際に直接被害を受けたという人は今のところありません。

しかし、人間に危害を加えると言えるのは、人間に対して強い恐怖感を植え付けることでしょう。精霊ウェンディゴは、人間の耳元にささやくという、とても特殊な方法でストレスを与えます。

そのため、直接的な被害はなくても、精神的に大きなダメージを受けたという人はたくさんいるのです。こうした精神的な被害であれば、数えきれないほどあります。

恐怖のウェンディゴ症候群

 (649069)

精霊ウェンディゴについてはある程度理解できたでしょう。実は、ウェンディゴと言えば精霊のことを示しているだけではなく、ウェンディゴ症候群も有名なのです。

ウェンディゴ症候群は、とても恐ろしい病気の一つです。大きな特徴としては、なんと人の肉を食べたくなるという特徴があります。

これから詳しく解説していきますので、ぜひ確認してみてください。

ウェンディゴ症候群の症状

 (649070)

ウェンディゴ症候群は具体的に、どういった症状なのでしょうか。とても恐ろしいウェンディゴ症候群になってしまうと、自分の体にどのような変化が起こるのでしょうか。

おそらく、多くの人が驚くであろう、ウェンディゴ症候群の症状についてご説明いたします。

ウェンディゴ症候群の初期症状

 (649071)

ウェンディゴ症候群を発症してしまうと、まず食欲の極端な低下と気分の低下、やる気の低下が起こります。普段の生活の中でもこうした症状はおこりますが、ウェンディゴ症候群の場合には、このような症状が極端に起こることが大きな特徴です。

体のだるさも同時に感じてきますので、明らかに自分の体に大きな変化が起こっていることが分かるでしょう。なかなかここまでの症状になるようなことはありませんが、もし見に覚えのある症状があれば注意しておくようにしましょう。

周りの人が食べ物に見える

 (649072)

そして、体の不調が起こり始めると次に周りの人が食べ物に見えてきます。これはとても怖い症状ですが、本当に人が食べ物のように見えてくるのです。

人が別のものに見えるというわけではなく、人を食べることができるという認識になるのです。ここまで症状が進んでいくとかなり危険な状態ですが、自分で自分を抑えることは可能です。

食べ物に見えるようにはなりますが、まだ食べてはいけないという感情は残っています。ただし、症状が進んでくれば、こうした感情も抑えられなくなります。

基本的には人を食べ物に見えてくるということは考えられません。昆虫同士であれば共食いということはありすが、人間同士でこうした感情が生まれてしまうことはありえないのです。

しかし、ウェンディゴ症候群は考えられないような症状を引き起こしてしまうのです。

通常の食べ物を拒絶するようになる

 (649074)

1 / 4

関連する記事 こんな記事も人気です♪