2019年9月23日 更新

恐怖の精霊ウェンディゴとは?人肉を食べるウェンディゴ症候群

ウェンディゴ症候群とはどういった症状なのでしょうか。あまり詳しく知らない人が多いかもしれませんが、ウェンディゴ症候群は考えられないようなことを引き起こす症状なのです。このウェンディゴ症候群について詳しく解説していきます。

そもそも人肉を食べるというリスクはないのでしょうか。人が人を食べるという行為自体、ありえない行動ですが、食べることに対する体へのリスクはないのでしょうか。

実は、人肉を食べることでプリオンと呼ばれるリスクが発生します。このプリオンははっきりとは解明されていませんが、プリオンは体の中にあるタンパク質をプリオンに変えてしまうということが分かっています。

こうしたことにより、細胞はスポンジのようになってしまい、やがて死に至ります。タンパク質は脳にも含まれていますので、脳の細胞がスカスカになってしまい、体が機能しなくなるのです。

人肉を食べる風習があった民族「フォレ族」

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フォレ族はかなり昔から人肉を食べる習慣がありました。フォレ族の多くは人肉を食していたとされており、彼らはプリオンに感染していたのです。

フォレ族を調べると、目がうつろであったり、ろれつが回っていないという症状が確認されました。そして自分で体を動かくことができず死に至っていました。

しかしフォレ族は、こうしたプリオンに対する免疫能力も備わっていたとされています。死に至った者のいますが、中には生き残って免疫能力を備えた者だけが遺伝子を残していったのです。

しかしこれはとてもリスクが高いことです。

ウェンディゴが登場する作品

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ウェンディゴは今だ解明されていない精霊です。もちろん、精霊なので今後も解明されるようなことはないのかもしれませんが、ウェンディゴは昔から注目を集めていたものであることは間違いありません。

このウェンディゴが登場する作品も多く作られています。ゲームや映画など、とても興味深い作品がたくさんありますので、その一部をご紹介します。

ゲーム「アンティルドーン 惨劇の山荘」

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ゲーム「アンティルドーン 惨劇の山荘」は、プレイステーション4で発売されたゲームです。ゲーム「アンティルドーン 惨劇の山荘」の特徴は、ホラーの要素をしっかりと盛り込んだゲームということです。

ゲーム「アンティルドーン 惨劇の山荘」には、ウェンディゴが登場します。ウェンディゴ症候群にも似た要素も盛り込まれていますので、このゲームをすればウェンディゴについてさらに理解が深まるかもしれません。

ホラーゲームにはありがちがシーンがたくさん登場しますが、ウェンディゴの要素が含まれていますので、今までにないホラーゲームに仕上がっていると言えるでしょう。

ボードゲーム「ウェンディゴのこわい話」

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ボードゲーム「ウェンディゴのこわい話」は、その名の通りウェンディゴがメインとなっているゲームボードです。ウェンディゴに襲われていくという話であり、このウェンディゴが誰なのかをプレーヤーが特定していくというゲームになっています。

ゲームボードでありながらスリリングな要素がとても大きいので、プレーヤーとして実際に遊んでいる人もそうですが、周りから見ているだけでもドキドキを感じさせてくれる要素があります。一度このボードゲーム「ウェンディゴのこわい話」で遊ぶとハマることは間違いありません。

映画「CHILL -チル-(WENDIGO)」

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映画「CHILL -チル-(WENDIGO)」は、ホラー系の映画としてとても興味深い作品です。この映画にもウェンディゴが登場しますが、もちろんホラー映画なのでウェンディゴは悪役として登場することになります。

ウェンディゴによって精神に異常をきたすようなシーンは、まさに精霊と呼ばれているウェンディゴの存在らしさが表現されていると言っても良いでしょう。この映画「CHILL -チル-(WENDIGO)」を見れば、よりウェンディゴについて理解が深まるかもしれません。

ある意味ではウェンディゴのことをより分かりやすく表現しているホラー映画と言えるでしょう。

人肉を食べるカニバリズム

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人肉を食べるカニバリズムはどのようなことなのでしょうか。実は過去にカニバリズムを行っていたという人物がいるのです。

カニバリズムとはとても特殊な趣向を持っている人物ですが、まずはこのカニバリズムについて詳しくなっておきましょう。カニバリズムは一般の人には考えられないような趣向を持っている人物なのです。

カニバリズムとは?

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カニバリズムとは、人間が人間を食べるということです。実は自然界でもこのカニバリズムは頻繁に起こっています。

カニバリズムは人間に対してのみ使われる言葉ではなく、昆虫などにおいても使われる言葉であり、昆虫同士が共食いをするということは頻繁に起こっているのです。哺乳類においてはカニバリズムはとても珍しい行動であり、分かっいる限りではウサギがカニバリズムを行うことがあるということです。

ウサギは極度なストレスを感じることで、共食いを行うことがあります。これはとても珍しいことであり、ほぼ目にするようなことはないでしょう。

ただしこのウサギの行動は、強いストレスを感じたことによるカニバリズムなのです。空腹を満たすためにカニバリズムを行うような行動ではありません。

そのため、人間が人間を食べるというカニバリズムは、一般的には起こりうることではないのです。

アルバート・フィッシュ

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しかし、過去に人間が人間を食べるというカニバリズムが起こっているのです。そのカニバリズムのとても有名な人物とされているのがアルバート・フィッシュです。

アルバート・フィッシュは、殺人者としてもかなり有名ですが、人肉を食べていたということについてもとても有名な人物です。アルバート・フィッシュは、アメリカ人でさまざまな殺人を犯しましたが、一番多かったのは子供です。

子供は食べる目的で殺していたとされており、約20年ほどで400人を殺したとされています。その中には成人も含まれていましたが、子供が大半を締めていました。

なぜ、人肉を食べなければならなかったのかについては、はっきりとしたことは分かっていませんが、プリオンの被害に合うこともなく、これだけ長期間に渡って人肉を食べ続けていたことは、世界に衝撃が走りました。

佐川一政

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佐川一政は、日本のエッセイストですが、佐川一政もカリバリストなのです。彼は、パリに留学している最中に、一方的に恋心を抱いてしまったオランダ人女性を殺害しました。

そしてなんと、そのオランダ人女性の肉を食べていたのです。このにゆーすも世界が驚いたニュースです。

事件は1981年に起きましたが、今でもこの事件は語り継がれているほどです。そもそも佐川一政は何のために恋心を抱いたオランダ人女性を食べていたのかは分かりませんが、こうした異常な行動を起こしていたという事実は同じ日本人として考えられないような行動です。

実は佐川一政がこの事件を起こす数年前には、ドイツ人女性の家に無断で侵入し、襲おうとした事件が起こっていたのです。いずれにしても、一般的な人が起こすような行動ではない、一般的な人が考える思考ではなかったのかもしれません。

精霊を信じる旅人は注意が必要

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