2019年5月13日 更新

ブルーカラーの含まれる職種とは?ホワイトカラーとの違いと今後の見込み

ブルーカラーとホワイトカラーという言葉がありますが、具体的にどのような職業を指すかと聞かれても、返答に困るものであります。その具体的なブルーカラーの職業についてやホワイトカラーの職業及び、両者の比較、産業ロボットについてなどの情報をお届けいたします。

災害時の出勤

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日本においては、雨や雪が降っても、基本的には出勤するのが当たり前のようになっており、例え台風がこようと出勤を行うのであります。それは、働く者の意識の高さという面が存在しますが、そのような通例が、現在のような危険を受け入れなければならないものを作り出しているのであります。

車での出勤など、雪が積もった際には難しいものであり、特に積雪の経験が少ない地域やチェーンを持たない人にとっては命取りとなるかもしれないものなのであります。それでも出勤する人は多く、また会社も対応しないことが殆どであります。

肉体的にきつい

Firefighters Training Live - Free photo on Pixabay (267915)

ブルーカラーの仕事は主に肉体労働であり、常に身体を酷使することが求められるものであります。ですから、何かしらの障害を負うことはよくあることとなっております。また、その負担が職を退いた後に現れ、老後の生活に影を落とすものとなっています。

そのように肉体を酷使する労働は一般人にとって、敬遠するには十分な要素であり、このようなことこそが、ブルーカラーの職が選ばれないことに繋がっているものであります。この要素は、現代では薄れてきてはいるものの、以前として存在しております。

資格取得が大変

Rice Women Sitting - Free photo on Pixabay (267914)

ブルーカラーの仕事にて、それなりの給金を得るには、資格を取ることが必要となっております。また、作業する上で絶対に取得しないといけない資格も存在しております。

それらは一つの業種においても、複数資格が存在し、それを取る、更新するなどのことが求められることとなります。手に職をつけるということは、このような厄介事も抱えるものとなるのであります。

肉体の酷使や、状況を問わない出勤などに比べれば、小さなことでありますが、それでもブルーカラーのデメリットとしては十分であります。

ブルーカラーとホワイトカラーの賃金の比較

Suit Man Dapper - Free photo on Pixabay (267913)

ブルーカラーとホワイトカラーの賃金比較の前に、ホワイトカラーについてご紹介します。ホワイトカラーとは、主に事務的な処理を行う職業を指すものであり、企業の管理や企画などを担当する者を指した言葉であります。

ブルーカラーは実際の成果を果たす職であり、ホワイトカラーは企業の維持や方針を決める役割を果たすものとなっており、肉体労働ではない、頭脳労働に重きをおいた職であります。

その両者においての賃金の比較をお届けします。

高卒における初任給

Hands Clapping Dust - Free photo on Pixabay (267911)

ブルーカラーとホワイトカラーの職業において、高卒採用時の初任給は、実はブルーカラーの方が多くなっているようであります。この結果は日本経済団体連合会などによる、2018年3月卒「新規学卒者決定初任給調査結果」によって明らかとなったものであります。

決して大きな差はないものの、初期の時点ではブルーカラーの方が高い給料を受け取っていることがわかるものとなっています。このような差の比率は、大卒などでも同じであるようであります。

その後の給料

Painter Paint Cans Brush - Free photo on Pixabay (267910)

初任給においては確かにブルーカラーの方がやや高い給料を取得しておりましたが、実はその後の30代においては逆転し、ホワイトカラーの方が多く給料を得ることができております。

その差額は徐々に増大し、50代には2万以上の差を生み出す結果となっているようであります。これは、初任給の差などに比べれば大きな差であり、長年によって積み重なるものですから、生涯で得られる金額にはとても大きな差があることになります。

年収が高いブルーカラー職

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平均的に言えば、給料面でホワイトカラーに劣るとされるブルーカラーでありますが、ホワイトカラーに負けない金額を得る職業も多く存在しているようであります。

ホワイトカラーのような事務作業に向かないのであれば、そのような職業を目指すといいでしょう。また、ブルーカラーで高級を得ている職業は資格が必要となるものもあり、もし挑むのであれば、それ相応の準備が必要となるでしょう。

では、高収入なブルーカラーの職業をご紹介します。

電力・ガス業者

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電力・ガス会社25社を調べた結果、平均年収が684万円となったようであります。これはブルーカラーの仕事でも破格の収入を獲得できるものであると言えるでしょう。

何故このように高い収入を得ることができるかというと、電力やガスは国には必要な事業でありながら、競争が少ないものであるからであります。従って、安定した収入を得ることが可能であり、平均年収も大きなものとなっているのであります。手に職をつけるのであれば、このような分野がおすすめであります。

遠洋漁業

Woman Person Business - Free photo on Pixabay (267907)

日本近隣においての漁業では、それほど多くの収入を得るのは難しいものとなっていますが、遠洋漁業においては、大きな収入を得ることが可能となっています。平均年収はおおよそ、600万~800万となっているようであります。

また、自営業の漁師においては、年収1000万を獲得することもあり、ブルーカラーとしては破格であります。しかし、取れ高によって、収入の差が大きく、安定させるには難しいものがあります。もし安定を望むのであれば、遠洋漁業が一番であります。

電機関係

Files Paper Office - Free photo on Pixabay (267903)

電機メーカーにおける、平均収入は1000万を超えるものも多く、最高のものでは、2000万に迫るものともなっております。そして、従業員数の多いソニーにおいても、910万程度の平均収入となっているようであります。

実際のところ、電機メーカーなどは売り上げがものを言うものでありますから、ピンからキリはあるものの、電機業界ではブルーカラーでも、大きな収入を獲得できる見込みがあるということであります。このことから、挑む価値は十分にあるでしょう。

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