2019年9月14日 更新

エニアグラムタイプ8の人は少ない?タイプ8の人の特徴と恋愛傾向

あなたの周りに「親分肌で良い人なんだけど、性格きつくて…」という人はいませんか?もしかしたらその人は、エニアグラムタイプ8なのかもしれません。日本人には少ないと言われ、好き嫌いのはっきり分かれるタイプです。この記事で、ぜひ付き合い方のヒントを見つけてください。

目次

良くも悪くも人の注目を集める

 (569034)

もともとタイプ8は、日本人の中では特異な上に希少な存在です。特に男性は強烈な個性と存在感を放ち、他を圧倒しています。平気で上司に盾突き自分の主義主張を押し通していくタイプ8の男性は、事なかれ主義が根付いている日本社会の中では特に目立ってしまいます。

目の前に立ちはだかる障壁を力でねじ伏せ、その力をもって周りに影響を与え自分が支配しようとします。リスクをも恐れず、自分よりも下の立場の人を擁護しながら皆を力強く牽引していく姿は、まさに英雄のようで注目を集めるでしょう。

また、「腹を割って議論し合い相手の本音を知ろう」とするのですが、かなり高圧的な上に喧嘩腰なので、まるで活火山のようだと思われています。周囲の認識は、「すぐに怒る怖い人」です。

エニアグラムタイプ8の仕事で見られる特徴

Consulting Hiring Board - Free photo on Pixabay (598084)

タイプ8の人にとって仕事とは、自立のための手段になります。ですから、働けば働いた分だけの報酬を得ることは、大変重要な意味を持っています。ボランティアのような報酬を伴わない仕事は、そもそもやる気も起きないでしょう。権力や名声を好み、高みを目指して戦います。

また、優秀なリーダーとしてチームを率いることのできる人なのですが、その反面、独裁的な一面が色濃く出てしまって反発を生むことがあります。

ここではそんなタイプ8の人の、仕事に対する傾向を詳しくみていきましょう。

好き嫌いがはっきりと分かれる

 (598235)

簡単に出来てしまう仕事よりも、少しくらいプレッシャーがあって、力を出し切らないとならないような仕事にやりがいを感じます。大きなリスクを伴うことになっても、挑戦しがいのあることに意欲を燃やします。

逆に、常に上からの指示を仰がなければならないような仕事や、マニュアル通りを求められるような作業は苦手です。協調性に乏しく、相手の気持ちや立場を理解するということは不得意です。ですから、気遣ってペースを合わせることや、濁した言葉を汲み取ることなどはできない傾向にあります。そういう気遣いが必要な職場には向いていないと言わざるを得ません。

困難には率先して立ち向かう

 (629713)

どんなにリスクが大きくても怯まない精神力を持ち、その上、短気そうに見えて意外と冷静な判断力も持っています。その為、困難な仕事であればあるほど、その分だけ大きな力を発揮します。困難を乗り越えた時にこそ「生きている!」と実感できるので、先頭に立って挑んでいきます。

バイタリティがあって、ハードワークも体力でこなしてしまいます。また、いざという時の奮起する力は、計り知れないものがあります。まさに言葉通り、根性と度胸でどんな困難をも打破していきます。とくに会社や仲間など、「自分が守る!」と決めた時の闘志は、他のどのタイプよりも熱いものがあります。

部下思い

Meeting Business Brainstorming - Free vector graphic on Pixabay (600646)

タイプ8の人の一番嫌いなことは、困っている身内を見捨てて逃げ出すことや、自分を守るために平気で仲間を売るような行為をすることです。何も言わなそうな人に「とりあえず責任転嫁して難を逃れよう」なんてことは、自他ともに絶対に許せません。

義理人情に厚く部下を大切にしますので、「怖い人」と思われながらも、人望があり慕われることが多いです。自分より弱い立場の人や、自分を頼ってくる人を決して見捨てることはありません。

人からの尊敬を集め、まとめ上げることも非常に得意です。「何がしたいのか」「どうすべきなのか」を常にはっきりと示し、部下から上手に考えを聞き出しやる気を引き出して、チームを成功へと導いていきます。

有言実行

 (598159)

メンツを重んじるタイプですので、自分が口にしたことは必ず成し遂げます。特に自分がやりたいと思った仕事は、どんな困難も乗り越えて最後までやり抜きます。目標が高ければ高いほど闘志を燃やし、周りを巻き込んで仕事をこなしていくでしょう。

もし仮に失敗したとして、タイプ8の人には「次、頑張ればいいや」という感覚はありません。その瞬間は失敗を認めて、次の戦いで巻き返し勝利するために備えるのです。

少々戦いが長期化しても挫けないだけの胆力と粘り強さを持っています。自分が目指すべき目標をはっきりと掲げ、決して諦めません。

他人の下に就きたくない

Man Business Businessman - Free photo on Pixabay (600683)

自分が場を仕切って人や物を動かしていくことに面白さを感じます。仕事の全体像を把握し、自分の裁量で自由に動いて力を駆使したいと思っていますし、実際その方が実力を発揮できます。

ですから、「仕事の全体像が見えない」「やっている仕事の意味や目的が分からない」というような立場には向きません。仕事に魅力もやりがいも感じないでしょう。人の下に就いて、ただ指示されたことだけをこなしているのでは才能の持ち腐れですし、本人もそう自覚しているでしょう。

そもそも人からの指示を待って素直に従うタイプではありません。タイプ8の部下を持った上司の側も、大変な思いをすることが多いでしょう。

エニアグラムタイプ8の恋愛傾向

Sand Heart Wood - Free photo on Pixabay (575691)

タイプ8の人は大抵、いつも何かと戦っているイメージがあります。弱い部分を見せて舐められることを恐れているので、常に気を張っているような状態です。厳しい競争社会の中で最前線で戦おうとする彼らは、恋愛に癒しを求める傾向にあります。

ここではタイプ8の恋愛傾向について、詳しくみていきましょう。

行動力があり積極的にアプローチする

Love A Couple Of Lovers Silhouette - Free image on Pixabay (577581)

タイプ8の人は、直感力に優れています。一目見ただけで、相手がどんな人物なのか見抜いてしまうのです。その為、タイプ8の人は一目惚れすることが多い傾向にあります。ただ、一目惚れというと「一気に燃え上がる熱い恋心」のイメージですが、タイプ8の人の場合はちょっと違います。大事なのは、「自分のお眼鏡に適っているかどうか」になります。

回りくどいことが嫌いですので、ややこしい恋の駆け引きなどは自分もしませんし、受け付けることもしません。好きになればストレートにアプローチします。相手の気持ちを確かめようと即行動を起こし、積極的に情熱的に感情を表現します。

言わなくていいことを伝え喧嘩に発展しやすい

Argument Conflict Controversy - Free photo on Pixabay (579478)

他のタイプの人なら言いにくいことでも、遠回しな言い方などはしません。「ストレートにはっきりと分かりやすく」と言えば聞こえは良いかもしれませんが、やはりタイプ8の人は気配りに欠けていると言わざるを得ません。

わざわざ言わなくても良いことを、真面目に相手に伝えます。当然、相手の怒りを買うのですが、タイプ8の人は絶対に謝りません。自分が「ルールブック」ですし、間違ったことを言っているわけではないので、自分の意見を引っ込めることはありません。

相手が「仕方ない」と諦めて折れてくれれば良いのですが、それもなかなか難しいことです。そうなると収拾がつかなくなって、大喧嘩に発展することも少なくありません。

4 / 6

関連する記事 こんな記事も人気です♪