2020年10月1日 更新

虫の知らせは悪いことの前兆?虫の知らせの種類と実際の体験談

長い間忘れていた人の夢を何の前触れもなく見た翌日に突然その人から連絡が来た。こうした体験を実際にした人もいるかもしれません。何か起こりそうな気がする、胸騒ぎがする、後で考えたら何かが起こる予感だったなど、意識の上では意味が説明できない勘のようなもの、胸騒ぎや予感ことを虫の知らせといいます。いいことが起こる虫の知らせなら大歓迎ですが、体調不良や死の予感だととても怖く感じます。虫の知らせは霊感が感じ取るメッセージのようなものでしょうか、もしくは人間が本来持っているとされる第六感なのでしょうか。不思議な虫の知らせについてお話しします。

Stairs Feet Accident - Free photo on Pixabay (81542)

いままでスピリチュアル的だったりマインド的な虫の知らせについて紹介してきましたが、虫の知らせはもっと物理的な、例えば物理的な肉体のケガや体調不良といったカタチで現れることもあるようです。

小さなケガをしたことで外出しなかったおかげで大きな災難から逃れることができたという話や、体調不良で部屋にいたせいで家族の危篤の連絡をいち早く受けられたという話など、虫の知らせが物理的に肉体の故障や不調というカタチで現れたという報告も実際にあるのです。

悪いことが起こる前に虫の知らせとして偏頭痛を感じる人も多いのですが、この偏頭痛の原因の元となるこめかみは第六感を感じ取る場所とも言われています。やはり人間が本来持っていて、弱まっていた能力が危険や不幸を関知したことをきっかけに強く働き始めたと考える方が自然なのかもしれません。

物が壊れたり倒れたりした虫の知らせエピソード

Woman Desperate Sad - Free photo on Pixabay (81597)

虫の知らせはさらに物理的な物を通じて語りかけてくることもあります。昔の人は下駄の鼻緒が切れると不吉なことが起こるから外出を取りやめるなどしていましたが、物が壊れたり倒れたりして悪い知らせを事前にキャッチしたという話は現代でもよく聞こえてきます。

部屋に飾っていた家族の写真を入れたフォトスタンドが何の理由もなく倒れ不思議に思っていたら、家族の一人がその時刻に入院していたと後になって聞いた、親しい人がとても大切にしていたものが突然壊れて妙な胸騒ぎを感じていたら、

同じ頃にその人が旅先で事故にあって亡くなっていたなど、虫の知らせは物理世界にも影響を与えるカタチで届くこともあるようです。

夢が教えてくれた虫の知らせエピソード

Sleeping Child Napping - Free photo on Pixabay (81602)

「予知夢」「夢のお告げ」「正夢」などの言葉があるように、夢を通して未来に起こることを事前にキャッチしたという話は昔から数多く報告されています。ただ、個人的な夢の中での予知であり、その時点ではまだ起きてないことということもあって、

夢による虫の知らせを疑う人も実際には多くいます。しかし、心理学者のユングの夢分析からはじまり、近年の量子力学的なアプローチまで学問的に研究されてきている点を見ても、夢が教えてくれる虫の知らせは確実に存在していると考えていいでしょう。

論理的に証明できないからといってその存在を否定してしまうのは逆に時代遅れな考え方なのです。

霊体験が教えてくれた虫の知らせエピソード

Halloween Horror Scary - Free photo on Pixabay (81609)

虫の知らせが起こる原因は人間の第六感といわれたり、双子が離れたところにても影響し合うようなテレパシー的なものといわれたり、量子力学的な説明がされたりと様々な説がありますが、それらどの説でも説明のできない霊体験による虫の知らせも世の中には存在します。

夜中、金縛りになって目が覚めると死んだ祖母が布団の脇に立ってなにやら心配そうに自分をのぞき込んでいたので不思議に思っていたら、数日後に職場で事故にあってケガをしたとか、社食のある席に座ろうとしたら見知らぬ霊が既に座っているのに気づき別の席を探したら、

その霊が座っていた席の後ろにあった機材が崩れてケガをしないでとか、霊体験が教えてくれる虫の知らせというのも実際にあるようです。夜道を車で帰宅中、いつも通っている近道を行こうと考えた途端、
Car Night Copenhagen - Free photo on Pixabay (81622)

クルマには他に誰も乗っていないのにかかわらず死んだ父親に似た声で「やめとけ」とささやかれ近道を行かなかったおかげで崖崩れに遭わずにすんだという話もそのひとつです。明らかに亡くなっている人からのメッセージ、

つまり霊体験による虫の知らせで事故や災害から逃れられたという証言は確実にあるのです。親族や生前親しかった人はこの世を離れ霊体になっても私達のことを見守り、守ってくれているのかもしれません。

結果的に災難を逃れた虫の知らせエピソード

Firefighters Demonstration - Free photo on Pixabay (81634)

海外の事例みていくと規模の大きな災難から虫の知らせのおかげで助かったという報告がたくさん見つかります。そのいくつかを紹介すると、ショッピングセンターに家族で出かけた時にたまたま犬を連れていたので買い物に時間がかかってしまい駐車場で起きた爆弾の爆発から逃れられた家族の話や、

ある飛行機のエンジニアがたまたま結婚式に呼ばれ欠席した日のテスト飛行で乗員全員が死亡する規模の飛行機事故が起き、結婚式に行っていなかったら確実に死亡者名簿に名を連ねていたと語っている話、頼んでいたベビーシッターが急にキャンセルになり行けなかったライブハウスで100人以上が死亡する火災がおきていたという話などです。

その他にも虫の知らせによって大きな災難が起きた場所にいかないでいたせいで難を逃れた話がたくさん見つかりますので興味のある方は調べてみてください。
Fireman Firefighter Rubble 9 - Free photo on Pixabay (81641)

虫の知らせで災難を逃れたという話の極めつけは、ニューヨークのビルで予定していた会議がなぜか中止となって急遽ヒューストンに移動した女性のところに、突然母親が電話してきてニューヨークの会議がなくなったのなら

なんで連絡をよこさなかったのかとひどく怒られたという話。その日は2001年9月11日。彼女が参加するはずだった会議を行う予定だったビルの名前は貿易センタービルでした。

予定していた会議が急に中止になった理由は主催者が突然出席できなくなったというものでした。この主催者が何らかの虫の知らせを受けて会議の出席を取りやめたのかもしれないと考えてしまう人は少なくないはずです

自分の死も察知できる?お迎え現象とは?

Hospice Care Patient - Free photo on Pixabay (81646)

死の間際に体験すると言われるお迎え現象について学術的な調査が始まっています。終末期医療に関わってきた人たちの間では知られていたお迎え現象。それは自分の死期が迫っていることを知ることのできる虫の知らせのひとつなのでしょうか。

お迎え現象とは?

Floor Old Path - Free photo on Pixabay (81651)

お迎え現象とは死の間際にいる人が突然、他の人には見えない人がやってきたなど、その存在を見たり聞いたりする現象のことをいいます。誰もいないのに誰かと会話をはじめたり、特定の人が会いに来たなどと語りはじめたりすることは身近な人を看取ったことのある人の多くが経験しています。

誰がお迎えにきている?

Woman Old Senior - Free photo on Pixabay (81656)

お迎えにくる人はほとんどが既に亡くなっている親族や友人ですが、中には飼っていたペットだったり故郷の風景などというケースもあるそうです。死の間際にいる人が誰にも見えないその人を実際に見たと語ることでお迎え現象があったことが分かりますが、突然見えない誰かと会話をはじめたりして周りの人たちを驚ろかせるということもあるそうです。

お迎え現象を体験した人の死

Hospice Wrinkled Hand Elderly - Free photo on Pixabay (81650)

お迎え現象を体験した人の死は90%が穏やかなものになるといわれています。死は誰にとっても恐ろしいものですからその間際に例えば死んだ両親が迎えに来てくれるのであれば恐れも半減して安らかな気持ちで死を受け入れていけるのかもしれません。

お迎え現象が起こるのは臨終の2、3日まえから死の直前まで。その間に患者は周囲のことに次第に無関心になっていき別の世界にいるようになってきます。お迎えにきた人にたいして顔をほころばせたりするようです。

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