2020年10月1日 更新

虫の知らせは悪いことの前兆?虫の知らせの種類と実際の体験談

長い間忘れていた人の夢を何の前触れもなく見た翌日に突然その人から連絡が来た。こうした体験を実際にした人もいるかもしれません。何か起こりそうな気がする、胸騒ぎがする、後で考えたら何かが起こる予感だったなど、意識の上では意味が説明できない勘のようなもの、胸騒ぎや予感ことを虫の知らせといいます。いいことが起こる虫の知らせなら大歓迎ですが、体調不良や死の予感だととても怖く感じます。虫の知らせは霊感が感じ取るメッセージのようなものでしょうか、もしくは人間が本来持っているとされる第六感なのでしょうか。不思議な虫の知らせについてお話しします。

Man Gazing Landscape - Free photo on Pixabay (81462)

人からは単なる不可解な行動と笑われてしまうでしょうが、その不可解な行動のおかげで大きな事故や災難が避けられていたのかもしれません。それを確かめる術はありませんが、理由のつかない気持ちや行動で命拾いしているケースも確実にあるのだと思います。

いつもと違う行動に結果的に助けられる

Girl In Bed Breakfast - Free photo on Pixabay (81480)

「いつも同じ時間の電車に乗って通勤していたのですけど、その日、部屋を出る直前に実家の母親から電話がかかってきました。当時、携帯電話は今ほど普及していなく固定電話での通話でした。

しばらく話していましたが特にこれと言った用事があるわけでもなく、私の体調を心配するような内容で、私は電車に乗り遅れてしまうとイライラしたのを覚えています。結局、母の電話を切って急いで駅へ向かいましたが、

いつもの電車には乗り遅れてしまい心の中で母親をののしっていました。その後に来た電車に乗って会社に向かいましたが、その電車が突如緊急停車。
Train Wagon People The - Free photo on Pixabay (81469)

その時、あの地下鉄サリン事件が起こっていたのです。いつもと同じ時間の電車に乗っていて私があの事件に巻き込まれたかは分かりませんが、あの日の母はきっと何か虫の知らせのようなものを感じていたのかもしれません。いまでは感謝しています。」

「火事の夢を見て、その夢の中に死んだ父が現れるのですが、続けて大小の炎が出てくるという不思議な夢でした。なにか虫の知らせかなと思ってたのですが、ある日、急にその夢のことが頭をよぎり会社の同僚にその話をしたのをきっかけに

スピリチュアルな話に花が咲き、結局その晩は部屋には帰らずに飲み明かしてしまいました。実はその夜に私の住んでいたアパートが火災で全焼。いつも通りに帰っていたら間違いなく火事に巻き込まれていたと思います。きっと父が救ってくれたのだと思います。」
Fire Burning Flame - Free photo on Pixabay (81474)

同じ時間、同じルートでの通勤など、人は意外と毎日同じような行動をしています。大きな事故や災害に不幸にも巻き込まれてしまった人たちも、もしその時間その場所にいなければその事故や災害を避けられたはずです。

虫の知らせによって、たまたまいつもとは違う行動となってしまい結果的に難を逃れることのできた人たちと不幸にも巻き込まれた人たちの運命を分けたものはいったい何なんでしょうか。虫の知らせについてもっともっと知りたくなります。

死に関する虫の知らせって?

Monks Pilgrimage Pilgrim - Free photo on Pixabay (81494)

実際に虫の知らせを感じたことのある人を調べていくと、圧倒的に親しい人の突然死、事故死、病状の悪化と死に関係するケースが多いことに気づきます。やはり心の痛みや恐れをともなうショッキングな感情は、

人間が失ってしまった能力を研ぎ澄ますものなのでしょうか。死に関係する虫の知らせについてみていきましょう。

死に際に目の前に現れる

Man Woman Composing - Free photo on Pixabay (81504)

時代劇のドラマなどを見ていると、戦で死んだ家臣が主君の前に霊になって現れ別れを告げるというシーンがよくありますよ。遠方に暮らしているはずの人を突然に街で見かけて気になっていたらその後、その人が死んだという電話が来たなど、

実際に死に際の人が目の前に現れて、不思議に思っていたらその直後にその人が亡くなったという知らせを受けるという事例は実に多いのです。気にしてなかった人を前触れなく見かけるなど不思議なことを体験したら、もしかしたらそれは虫の知らせというものかもしれません。

死が近い人に急に会いたくなる

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ある日突然に何の前触れもなくその人を思い出したり、気になったりする。それも虫の知らせかもしれません。親しい人に急に会いたくなって会いにいった直後に、その人が事故にあったり、病気が悪化したりして

そのまま亡くなってしまったという話はとても多く語られています。虫の知らせとしてその人に会いたくなったときには、まさかその人が死んでしまうなどとは思っていませんから気のせいと無視してしまうこともあるでしょう。

でも、その後にその人が死んだと聞いてからあのときの感情は虫の知らせだったのだと気づいてももう会うことは叶いません。誰かに急に会いたくなったら躊躇せずに連絡を取ってみるといいでしょう。

線香の臭いがする

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かなり不思議な話なのですが、親しい人が亡くなった同じ時に線香の臭いをかいだという報告があります。その場にいる数人で感じる場合と、周りの人は気づかないのに自分一人だけ線香の臭いを感じたというケースがあるようです。

線香の香りと聞くと霊的なメッセージを真っ先に想像しますが、第六感で感じた予感のようなものが脳内で線香の臭いを作り上げそう思わせているのかもしれません。

電話がかかってくる瞬間が分かる

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まだ固定電話しかなかった時代に、なんか今日電話がかかってくる気がすると外出の予定をやめて部屋にいたら、実際に家族が死んだという連絡が来たという体験を語ってくれた人がいました。

また普段は夜寝たら朝まで起きることはない人がその日に限って夜中に目を覚ましてしまい起きていたら親しい人が亡くなったと電話がかかってきたという話もあります。電話がかかってくる瞬間が分かるというのも、語られている虫の知らせの話の中でとても多い事例のひとつです。

何となく嫌な予感がする

People Emotion Dramatic - Free photo on Pixabay (81534)

家族を朝送り出すときになんとなく嫌な予感がしたと思ったら出先で事故にあって帰らぬ人となってしまった、親しい人との別れ際に妙な胸騒ぎを感じたらその後すぐに病気で入院して二度と会えなくなってしまったなど、

死んでしまう人に対して何の根拠もない悪い予感、嫌な胸騒ぎがしたと話す人がとても多くいます。どうしても嫌な予感がして外出するのをやめたら、出かける予定だった場所で事故が起きたなど、虫の知らせを信じて自分自身の危険を回避してるケースもありますので、

人はこれから訪れる死や危険に対してなんらかの予知ができる能力を持っているうのかもしれません。でなければ、霊的な何かが危険や死期が近いことを教えてくれているのかもしれません。
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どちらにしても死に関係した虫の知らせは実際にたくさん報告されていていますので、そういう報告が虫の知らせイコール悪いことが起きるというイメージをさらに強くしているのかもしれません。

ケガや体調不良も虫の知らせ?

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